金ひかるさんのレビュー一覧

POLLINATION(新装版) 小説

木原音瀬  金ひかる 

大好きなシリーズになった

裸ん坊シリーズ最終巻「POLLINATION」=植物受粉
最初は何ぞやと思ったけど読み終えてちょっと理解できた気がします。

非常に繊細で難しいテーマだったと思います。あの人間とも思えない愚かな谷脇が自閉症の少年と出会ってどう変わるのか、どう自閉症が描かれるのかドキドキちょっと不安を抱えながら読みました。

松本を失ってから改善されるだろうと思われていた谷脇の行為はほぼ改善されることはな…

11

FLOWER(新装版) 小説

木原音瀬  金ひかる 

木原作品の中で最も愚かな人間登場

私が今まで読んできた作品の中で史上最悪に愚かな男・谷脇が登場します。前作「WEED」でも最悪っぷりを発揮していましたがこの「FLOWER」でも全快です。

谷脇は自分が楽しむためだったら他人の気持ちや想いを平気で弄ぶことが出来る男。今作で谷脇の餌食になった人物は成績優秀で将来を期待される優しい医師・松本である。
酔った事を狙って松本を強姦します。松本は酔いのため覚えていませんが、その後宮脇の…

5

WEED(新装版) 小説

木原音瀬  金ひかる 

最後はあまあまw

木原作品は好きで、気になった作品をこれまでちょこちょこ集めてきました。最終的には手に入れることが出来たら全部集めようと思っていたんです。で、木原作品に出合った当初「裸ん坊シリーズ」には手を出せないなと避けてたんですよ。当時の私はブラックすぎる展開や痛い系が苦手だったので『男を道で拾って3P強姦』とか無理!と思ってました。

しかし、今ではたくさんの作品に触れてきて、いろんなシチュエーションに対…

4

手をのばせばそこに 小説

早瀬亮  金ひかる 

強面くまさんの純愛

幼い時に母親に捨てられ、半分心を閉ざしたような無口な子供になり、
親がいない為に、苛められ、友人も出来ずにいた受け様は、全てに屈折した感情を抱え
母親が自分を私生児で産み、挙句自分を捨てたのは、同じく母を私生児で産んだ祖母が
全て悪いなんて八つ当たり気味になって祖母を傷つけ、更に誰とも話をしないで
独りきりで暮らす為にはお金が必要だと、学生の時から身体を売ってお金を貯める事を
生きがいに…

2

月も星もない 小説

久我有加  金ひかる 

パイロットランプ

漫才シリーズです。
『なんでやねん!』の2巻を読んで こっちにも手を出した。
確実に嵌められている。作者の高笑いが聞こえそうだ。
だって気になるじゃないか!!
『なんでやねん!』の土屋と相川がどうなっているのか?
いいおっさんになってましたよ。売れっ子だった。
リンクしているので単品で読むと誰だ??と思う人が出てきます。
初めて読む人は そこに気をつけて!!

『パイロットランプ…

0

ソネット 小説

ひのもとうみ  金ひかる 

詩人の考える事は、私にはよう分からん。

初読みの作家さんだったのだが、私とはリズムが合わないのかなんとも読みにくく
途中で何回か止めようかとも思った。何が読みにくいんだろう?
少々意地になって読了。

詩人を目指す芸大の文芸科3年の仁科は、留学帰りの広尾と共同で研究をすることになる。
最初は強引な広尾に戸惑って反発するが、詩に対して深い知識と愛情を持っている彼に
人付き合いが苦手な仁科は、少しずつ惹かれていく。

なんと…

2

ナルシストの憂鬱 小説

西江彩夏  金ひかる 

期待以上!

最高でした。面白いし萌えたし、受け攻めどっちのキャラも良かった!ナルシスト攻めっていう設定に惹かれて購入したのですが、期待以上の面白さで大満足。
あと、著者の西江さんはこれがデビュー作だとか。デビュー作でこの完成度は十分評価出来ます。

作中で藤中が山田のことを「モンスター」と称していますが、まさにその言葉がぴったりな男です。単なる自分大好きなナルシストよりよっぽど性質が悪いです。
藤中と…

3

是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

更に「是」を愛せます

BLに嵌り早3カ月が過ぎ、例に漏れず「是」にダダ嵌りし買い漁った私が、唯一買おうか迷った本作。
「私は志水さんの描く≪是≫だから好きなんだ!」
と思っていたので当初は遠ざけていたのですが、徐々に色んな作家さんの漫画を読むようになり、こちらの作品が如何に『豪華』なのかと言う事をゲスト表記で知り、ソッコーお買い求めに至りました(笑)

さて、前置きが長くなりましたが。

私にとって、こちら…

6

Fuckin' your closet!! 小説

砂原糖子  金ひかる 

見落としておりました…(+_+)

砂原先生の商業本は全て読破していると思っていましたが、コレ読んでませんでした。

書かれたのは10年前とのことですが、あまり今と作風変わってませんね。
先生の作品は、物凄く胸に響く ― という訳ではないのですが(スイマセン)、何故か心が暖かくなるのです。
この独特のゆる~い感じかクセになります。
さてこの作品ですが、砂原コメディバージョンになります。
ですがコメディ一辺倒ではなく、攻にトラウマを持…

1

蠱蟲の虜 小説

六青みつみ  金ひかる 

好き!

久々にガツンとくる読後でしたね(〃^・^〃)フフフフ
2段組でボリューミーなのに加えて8割がた陵辱されとるというな(笑
笑ってる場合じゃないのだが、可愛くてエロで酷くてウマwでした。
単純にもっとラブなのがいいよ!って人にはあわないのかも知れませんが
このくらいの陵辱とエロスはあってもいいとおもう。
というか、ただ犯されているだけでなく、神経的にも苦しめられ
ほんとうはしたくない、けれ…

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