金ひかるさんのレビュー一覧

おまえは、愛を食う獣。 小説

神奈木智  金ひかる 

前巻CPの後日談として読みました(この巻のCPは好みじゃないので)。

私は、確かにこのシリーズが神奈木さんでは唯一好きなんですが、あくまでもメインCPの室生×菜央が好きなんですよ。これは、前巻(室生×菜央)とは別CP・室生が仕える次期組長・響(攻)と、室生の友人でもあるモグリの医者・優哉(受)がメインになります。

私は優哉(受)も別に好きではないんですが、とにかく響(攻)がダメでした。まったく受け付けません。
まあ、もともとヤクザものは好みではない上、年下…

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やさしく殺して、僕の心を。 小説

神奈木智  金ひかる 

『ジゴロ』に違和感あって困った。

これは、私が神奈木さんで唯一好きな作品、というかシリーズです。

私は、とにかく菜央(受)のキャラクターが好きなんです。言ってしまえばそれだけなんですよね。もともとヤクザものはあまり好みではないですし。
だから、シリーズはCPを変えながら続きますが(最後・4作目でこちらのCPに戻ります)、私はこの室生(攻)×菜央がいちばん好きです。

作中、室生が菜央を指して『三流ジゴロ』を連発するん…

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あやうい嘘 小説

きたざわ尋子  金ひかる 

脇CPが大好きだ。

『きわどい賭』の続編。きたざわさんでは結構好きなシリーズの2作目です。メインCPも悪くないんですが、私は脇の布施(攻)×穂村(受)CPが大好きだから、こちらのCPをメインにした『やさしいとげ』の入ったこの巻がいちばん好きなんですよ。

メインの2人は、相変わらず双葉(受)にメロメロの朝比奈(攻)がおかしい。でも、なんと言っても今回は、もう1組。前巻でヘンに存在感があった、朝比奈の部下の布施と…

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きわどい賭 小説

きたざわ尋子  金ひかる 

きたざわさんらし過ぎる設定・キャラクターのシリーズ1作目。

きたざわさんでは、結構好きなシリーズの1作目です。もういかにもきたざわさんらしい、ちょっと悪い大人と健気な少年の年の差もの。

ちょっと特殊な架空の職業(資格)が出てきたりしますが、そこはあまり気にしなくても大丈夫です。そういう設定なのね~と心の片隅に留めておく程度でOK。

朝比奈(攻)がちょっと胡散臭いんですね。怪しいという意味ではなく。いえ、怪しいと言えば怪しいんですけどね。う~…

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ないしょのステディ 小説

鹿住槇  金ひかる 

制服のタイ交換。

もうとにかく(あくまでも私の持っていたイメージの)パレット文庫らしい作品でした。実際には、パレットでもかなりスゴイのもあるのは知ってるんですけどね・・・

なんと言っても『恋人同士で制服のネクタイ交換』ですよ!なんてピュア~。いわば『卒業式に第2ボタンください』みたいな甘酸っぱさを感じます。←いえ、私自身も周りも、リアルではそんなの聞いたこともないんですが。少女漫画の世界ですか?そうですか・・…

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いいから黙って愛されな 小説

菱沢九月  金ひかる 

さらに甘~い続編。

『好きって100回言ってみな』の続編です。菱沢さんでは断トツに好きなシリーズなんですよ。私は前作の方がより好みですが、こちらも悪くないです。
前作も、スイーツだけじゃなくて甘かったんですが、さらに糖分大増量って感じでした。でもこの2人(三嶺×小鳩)には、それが合ってますし、小鳩はもっと甘やかされてもいいと思うんですよ。

今回、脇で三嶺(攻)の甥・未春が出てきます。まあ、2人の仲を引っかき回…

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素直じゃないにもほどがある 小説

成宮ゆり  金ひかる 

じれったいっ!

成宮さんは好きな作家さんなのですが、イラストがあまりイメージと
違ってしまったので、読んでなかったのですが、やっと手をつけました。

幼馴染、再会ものです。

この設定だけでいうと、多くあるものなのですが、
楽しく読むことができました。
大人な2人なのですが、じれったく恋に悩む姿が
かわいく見えてしまいます(笑)

花屋を営む雅は、幼馴染で、学生時代に
自分のことを「好きでい…

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ロマンチック・ウルフ 小説

たけうちりうと  金ひかる 

日本人キャラが良かった

主役カップルはイギリス人二人で、この二人の恋がいまいち面白くなかったです。
冒頭で二人はすでに出来上がってて、愛を確認しあって話は終わる。
メインとなるのは、美術品を元あった場所に返すという逆泥棒なお話。作中では「リセット」と呼ばれてます。
わくわくどきどきの冒険譚があるのかと思いきや、こちらもまた消化不良でした。
緊張感がないしどうでもいい説明が続くし。

ただ、唯一の日本人キャラである羽田宙が…

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そのわけを 小説

榊花月  金ひかる 

物足りない

ストーリーラインもキャラも好きなんですが、全体的にエピソードの掘り下げやら説得力やらに欠けてしまっている印象がありました。
表面をあぶっただけで、まったく煮込んでない感じ。
榊花月さんの「俺様攻めと優柔不断な受け」の組み合わせがいつも大好きだから、最初はかなり期待したんですけどねぇ…。
なんだろな、俺様攻めの過去の苦悩や、受けに愛情を感じはじめた理由がまったく伝わってこなかったのが一番の難点かな。…

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素直じゃないにもほどがある 小説

成宮ゆり  金ひかる 

ポイントは一人言

面白かったです。
幼馴染みの再会ものとしてはわりと王道、さらに大きな行き違いはなくあっさりくっついた感じのお話でしたが、随所に成宮ゆりさんらしいセンスが光ってて、終始楽しくワクワクしながら読むことができました。
主人公の受けのキャラが本当に好きです。
若干天然アホ成分が入ってて、男前でさくっとした性格。
とくに一人言を言うクセがあるという設定がめちゃくちゃ面白かったです。
ぐるぐる考えてはおかしか…

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