露久ふみさんのレビュー一覧

こまどりは、夜の帳 下 コミック

露久ふみ 

因習村として、やはりモヤった箇所が多い

↑これに尽きます。これ以外はすごく良かった。

兄同士のお祭りでのキスがすごく自然で、その後のセッも彼らの心情がすうっと理解できました。
男性が女性のように簡単に泣く描写があまり好きではないのですが、本作は全くの無問題でした。
でも紀人の目がずっとそこまで熱を持っているように見えなくて、どうしても慶臣からの矢印の方が大きく見えてしまう。
やっぱり自分は弟同士CPの方が萌えるなぁと。
こ…

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こまどりは、夜の帳 上 コミック

露久ふみ 

オカルト好きとしてはモヤる(でも他が良かった)

初読み作家さん。
「似てない双子がタッグを組んで因習村を調査する」
もうこれだけで面白そう!と思い読破。
もともとずっと気にはなってたんですが、ひとつ前のレビューに背中を押されました(感謝です)。
漫画の制作技術そのものがすごく高い作家さんですね。
セリフ回しが説明っぽくないのに、「あぁ、そういうことか」と納得できるのすごい。
伏線回収も見事で、作画も美麗なのでスラッスラ読めます。

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后宮のオメガ 雪花の章 コミック

露久ふみ 

泣いた(ネタバレ注意)

母国はもちろん父からも疎まれ嫁いできた思っていたイリヤの心が救われて良かった...
二人の子どものこれからも気になります

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后宮のオメガ 雪花の章 コミック

露久ふみ 

2人のイチャコラを愛でつつ、イリヤの忘れ去りたい生い立ちを辿るお話

上下巻で一旦完結しているためこの『雪花の章』を読まなければストーリーが理解できないという事ではなかったです。イリヤがΩとして誕生しロメリダールで存在しないものとして扱われ、愛されていなかったと思っていたが果たしてそうだったか?後は、上下巻ではイリヤとハーリドが身も心も本当の意味で結ばれたのは下巻のラストだったので、その後の2人の甘いイチャコラが愛でられるところでしょうか。イリヤしか経験がないはずな…

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后宮のオメガ 下 コミック

露久ふみ 

お幸せに…

オメガバースではありながら、それだけには留まらない深みがありますね。とても新鮮です。設定やプロット、世界観のすべてが、冒険ファンタジーとして見応えのある要素に溢れているんです。

ハーリドは本当に一人前の男になられましたね~イリヤとの身長差や体格差も、胸が躍るポイントです。

二人が8年前に過ごした時間は短く、ようやく互いを理解し始めたばかりで引き裂かれてしまったというのに、再会でもこれほ…

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后宮のオメガ 上 コミック

露久ふみ 

華奢で美しい話

もともとオメガバースものはあまり読まない方なんですが、この作品の絵柄の美しさには一目ぼれしてしまいました!表紙だけでも本当に美しいです。

私は亜熱帯出身なので、漫画の中に地元でよく見かける植物(バウヒニア、ハイビスカス、モンステラなど)がたくさん登場し、とても親近感が湧きました〜

そしてこれらの草花も先生たちによって超綺麗に描かれています!一コマ一コマ、どのページも華麗で目の保養になり…

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こまどりは今際の目醒め 上 コミック

露久ふみ 

No Title

続きを待っていました!
個人的には、主人公カップルよりも慎二の方が気になる!!
三輪のお見舞いに来てるシーンが、好きです。
頼むから、慎二!幸せになってね。

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后宮のオメガ 雪花の章 コミック

露久ふみ 

冷たい言葉の先に待つ温かな結末


上下巻の続きなので、まずはそちらを読んでからがおすすめです。

裸体から始まる続編は、イリヤの故郷での物語が描かれます。
Ωを迫害する父からの冷たい言葉には胸が痛みましたが、少しずつ変わっていく親子の関係には温かさを感じました。

エンディングでは子どもたちが登場し、未来への希望を象徴するような穏やかな光景に胸がじんとします。
ダルジュの子どもまで出てくるサプライズもあり、幸せな余…

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こまどりは、夜の帳 下 コミック

露久ふみ 

余白が良い

2人の思いが溢れて結ばれる場面がもう本当に美しい。
モノローグは慶臣のだけれど、きっと紀人にとっても初めて遭遇する巨大感情だったことでしょう。
いつも余裕綽々な男の余裕無い顔最高でした。

一転、一時しんどい展開となりますが、絶望と諦めに呑まれそうになった時に紀人のことを思い出して生きる意思を見せる慶臣か尊かったです。

結局、呪いとは何だったのか、義臣に課された役割に意味はあったのか…

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こまどりは、夜の帳 上 コミック

露久ふみ 

何度も読み返してます

橘兄弟のキャラクターとストーリー展開の巧さ。
おかげで初見はあまりにもサラリと読んでしまったのですが、再読の度に気付きがあって何度も読み返してます。

一貫して描写される嘘をつく時の慶臣の仕草に、幼少期から積み重なった諦念が感じられて哀しいです。
そんな、助けを求めるのを怖れるがゆえの裏腹な言動を一切見逃さず、そして臆せずに踏み込んでいく紀人。少しずつでも弱いところを晒せるようになる慶臣に…

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