月村奎さんのレビュー一覧

ブレッド・ウィナー 小説

月村奎  木下けい子 

パン屋舞台

先生買い。2011年作。受けの性格がなかなか辛かったので(同族嫌悪)ぎりぎり萌です。最後は頑張って良い方向に向いたので、なんとか救われたのですが、途中キツカッター。本編220Pほど+後日談23Pほど+あとがき。

やる気ないながらも、どこかに行ってしまった妻の実家である小汚いパン屋で冷凍生地のクロワッサン等を焼いて、なんとか双子の息子を育てている太一。ある日、この店を買いたいと見に来たのは、高…

3

初恋大パニック 小説

月村奎  秋平しろ 

年下攻めにハマりそう…

今までいくつか年下攻め作品を読んできましたが、ピンとくることはなく…。
今回もあまり深く考えずに読んだのですが、うっかり年下攻めにハマりそうな作品でした。

顔が良く、実家がお金持ちで、才能もある作家なのに自信がない攻めの壮介と、オシャレで敏腕編集者の受けの旭が、お互いの第一印象は最悪なのに、だんだん惹かれていく展開が面白かったです。
お互いに包み隠さず本音で話すシーンは笑える部分もあり、…

1

Chara BIRTHDAY FAIR 2020 D キャラ文庫創刊23周年記念バースデーフェア小冊子 特典

受けが強い三作品でした

パブリックスクールのSS目当てでしたが、他も面白かったです。


「毎日晴天!」

明信に甘えて手抜きの亭主関白が進行していた龍が、2人の関係を知りつつ知らないフリをしている達也に遠回しに言われた事に気が付いて、慌てて心を入れ替える話でした。
やはり明信は不満を溜めていたようで、早めに気が付いて良かったと思いました。強くなった明信が自分の笑顔の威力に気が付いてないのが可笑しかったです。…

1

Chara BIRTHDAY FAIR 2020 D キャラ文庫創刊23周年記念バースデーフェア小冊子 特典

デミアン最高

キャラ文庫さんのバースデーフェアでもらえる小冊子の一つ。これはパブリックスクールのお話が好きだったので萌2にしました。

1.毎日晴天!番外編「明兄ちゃんの夏の思い出」菅野彰先生
  龍ちゃんの生花店に、魚屋の一人息子達也が花を買いに来た時に
  龍ちゃんの亭主関白ぶりを見て、子供の頃に見た明兄ちゃんの能面のような
  笑顔のことを話してあげるというエピソードでした。こわい、明信。

1

ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

文句なしの神評価!

めちゃくちゃ良かった!
ずっと積んでいたのですが、読んでみたら最高に萌えるじゃないですか〜
もっと早く読めば良かったと後悔しました。

受けがね、本当に可愛かった♡
この受け大好き!
温厚で前向き、しかもノリが良くて会話が楽しい。
こういう性格になったのには訳があるのですが、辛い幼少期を感じさせないくらい明るくていい子なんです。
この昂大が片想いしているのが、タレントも顔負けのイケ…

2

恋は甘くない? 小説

月村奎  松尾マアタ 

恋も青春もとっても甘い

みなさん、甘いものは好きですか?
大好き!という方、まあほどほどに好きかなと思った方。
もしかして可愛いものも好きではないですか?
甘さも可愛さもほしい。そんな方にぜひおすすめしたい作品です。

NOと言える日本人×NOと言えない日本人の組み合わせ。
月村先生のラブコメディ作の上手さが光る作品でした。
ちょっとした表現にもユーモアがあふれていて、なんだかクスっと笑えちゃうんですよ。

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ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

評価に納得!読んで損なし!!

表紙買いしました。

これは余談ですが、従来のbl小説の表紙って、ピンク色でほぼ裸の小柄な美少年とガッチリ体型のイケメンが絡み合ってる...ような感じでしたが最近は本作のように色彩や構図がオシャレでblっぽくない表紙の作品も増えてきました。内容も以前はアラブ・花嫁・社長×庶民が3強のイメージでしたが、最近発売の小説は多様性があり面白いです。とはいえ私も当時は花嫁系タイトルのbl小説を読み漁って…

3

ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

面白かったです!そして挿絵の修正が・・・!

大好きな月村奎先生の作品で、なぜか買い逃がしていたのですが(そうだ、ペーパー付きがすぐに売り切れてしまって、以来じーっと待っていたのでした)、ようやく入手。
読めてうれしいです。

あらすじは、同じ美容室で働く攻めと受け。
スーパーイケメンですが、常に塩対応のツンツン攻めと明るく、温厚で誰にでも親切で、芯が強く、天使の笑顔の受けがひょんなことで二人きりで働くことになります。

攻めの遠…

9

遠回りする恋心 小説

月村奎  真生るいす 

当て馬が魅力的すぎる。

主人公の錬(受)は、自分と同じテニスサークルに所属する喬介(攻)に恋をしている大学生。
親友として傍にいたけど、自分の気持ちを抑えるのにも限界がやってきてーー…という物語でした。

錬という人間の根幹にあるのは、ゲイであることに対する嫌悪感や罪悪感。
決してゲイバレしたくないという気持ちから、錬は本来の自分を押し隠し、がさつで横柄なキャラを演じています。

また、強い嫌悪感や罪悪感は、…

1

ボナペティ! 小説

月村奎  木下けい子 

試し読みで既に涙...

人生の終わりに食べ物の施しに救われる話というのはいくらでも泣けるのです。
このお話自体も登場人物たちの言動もシンプルながらおいしい料理のように優しく、幸せな気分になりました。

もとから主人公の葉くんは感性が良く素直で、不幸に生きてきた疲弊や自虐的な思考が、食べ物で変わる体型と同時に、出会った人々によって考え方や哲学のようなものが豊かになるのがポジティブで良いです。
それでも惹かれた瑠可に…

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