月村奎さんのレビュー一覧

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

遠回りしたからこそ愛は深まるんだなぁ

幼馴染みから恋へと発展した二人の王道ラブです。

颯は、本当に男前ですね。
芸能界で成功して美人で可愛い女優さんや、モデルさん、アイドルなんか(あるいは同性からも)から誘われることが多々あっただろうに、ずっと一途に諒矢だけを思い続けていたんだー。しかも、こんだけイケメンで慣れてる感じなのに、
「こういうこと全般、今日が初めてだけど」
で、キュン!でした。全般だから、DTってことですよね!…

3

「初恋大パニック」出版社共通ペーパー 初恋リターンエース 特典

まさにリターンエース♪

本品は『初恋大パニック』の
フェア書店限定配布の特典ペーパーになります。

本編後、
藤原の小説新刊記念サイン会のお話になります。

藤原の2冊目の小説の刊行記念にと
サイン会が開催されます。

元ニートで人見知りな藤原にとって
サイン会はかなりのプレッシャーだったようで
終了後は疲労の色が色濃く滲みます。

そんな藤原の相変わらずのヘタレぶりが
小宮山にはかわいく思…

4

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

脱ぎすぎ

カバーイラストと帯やあらすじを読んだ印象とは、かなり趣の違う作品。
ほぼ、エロないし、
女性視点でNLのエピソードがガッツリ挟まっているし、
お話自体はきらいじゃないけど、なんか、微妙なところがあるなぁと思いながら読み終えて、後書きを読んで納得。
この作者名で、この初出年で、この旧版のイラスト。
うん、昔の作品だったら、こんなテイストの本、全然アリだなって。
さもありなんと、すごく腑に…

4

初恋大パニック 小説

月村奎  秋平しろ 

作家×編集者

文芸部編集者の旭(受け)は、大型新人作家の壮介(攻め)の担当になった。壮介は素晴らしい才能の持ち主なのに、妙に卑屈で扱いにくく、コミュニケーションが取りづらい。そんな中、ついにアクシデントが発生して…。


大型新人作家×有能編集者、23歳×30歳の年下攻め歳の差ものです。
コミカルなのかシリアスなのか、テンションが統一されていなくて読みづらかったです。あと受け攻めの視点入れ替わり方式で、…

4

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

健気受けが好きな人はぜひ!

健気な受けちゃんを攻め様と愛でたい気分になり、ずっと気になっていた人気作に手を出してみました。健気受けが好きな人は絶対に好きなんじゃないかなぁと思います!

テイストはすみれびよりと似ていると思います。簡単に言うと、超爽やかで暖かく守ってくれる系イケメン攻め様が自分に自信のない受けに猛烈アピールして手に入れる話です。 本文は全て受け目線です。受けの篤史は、過去のトラウマから自分のゲイとい…

4

初恋大パニック 小説

月村奎  秋平しろ 

上っ面じゃない貴方が好き

印象が悪いもの同士の恋愛って
惹かれあっていく過程がとても好きなので
読ませていただきました!

自分の担当する作家の性格を見抜き、
うまい具合に持ち上げたり
女性作家には恋愛としての好意を持たれないよう
一線を引ける敏腕編集者の小宮山旭。
小宮山が担当すればヒット作が出ると言われるほどですが
担当を任されることになったのは
初投稿作が文学賞の大賞受賞、両親共に著名人、
恵ま…

7

初恋大パニック 小説

月村奎  秋平しろ 

キャラブレが気になりました。

この作品のコンセプトは、童貞の大型新人作家と見せかけて実は童貞ではない攻と、百戦錬磨のテクニシャンと見せかけて実は童貞処女の受、というのを理解しても、ちょっと萌えられなかったです。すみません。

なんだかんだで童貞同士の話かと、ワクワクしながらページをめくってたら、結構序盤で壮介が14歳ですでに経験済であることが明かされ「あ、なーんだ」となりました。
一方の小宮山も、人当たりが良く器用なフリ…

7

初恋大パニック 小説

月村奎  秋平しろ 

誤解が誤解を呼ぶ勘違いラブコメ

月村さんの作品と言えば男前攻め×ウジウジ受けというようなイメージでしたが、本書はそうした月村さんの持ち味を残しつつ新しいカップリングに挑戦された、大変意欲的な一冊だと思います。

敏腕編集者の旭(受け・30歳)は、文学賞の大賞をとった新人作家・壮介(攻め・23歳)の担当に。
お互い第一印象は最悪。
しかし相手のことを知れば知るほど惹かれ合っていき…というような話。

攻め受け両視点あり…

15

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

苦しんだ分だけ幸せになれる。きっと

コミック「いつも王子様が♡」とのコラボ作。
「いつも〜」の漫画家、朝比奈のマンション1Fにあるデリ&料理教室を切り盛りしている篤史、が主人公です。
ゲイの篤史は、最近常連になった一人の男性に惹かれ始めていた……
この男性、会社員の宮村は篤史の3才年下で、明るくておおらかで、周りを明るくさせるようなタイプ。
ゲイであることに罪悪感を抱き、誰とも恋愛などしない、と頑なな心を抱いている篤…

5

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

黒王子にさらわれて

ヘタレを通り越して、ウジウジ〜ウジウジ〜な受けと、意地悪で俺様な攻めのCP。
これは「再会愛」のくくりでいいのかな。
中学時代に「告り逃げ」した初恋の先輩佐原と、仕事場兼自宅のハウスクリーニングで再会したエロ漫画家の朝比奈。
この部屋の住人がヒナだと知っていた佐原は、チクチクとイジり倒して来る。ネガティブなヒナはいちいち赤くなったり青くなったり。
どっちかというとヒナの気持ちの方が分かるの…

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