初恋大パニック

hatsukoi dai panic

初恋大パニック
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神33
  • 萌×244
  • 萌18
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
17
得点
399
評価数
102
平均
4 / 5
神率
32.4%
著者
月村奎 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
秋平しろ 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
ISBN
9784813013075

あらすじ

「……いけ好かねえ」 
人気の新人作家・藤原壮介と初打ち合わせの日、
敏腕編集と評判の小宮山旭は壮介の著者近影を見ながら、思わずそう呟いた。
しかも、それを壮介に聞かれていた…… 
最悪な初対面を果たしたふたりの関係は、当然ながらうまくいくはずがなかった。
……いくはずがなかったのに!? 
月村奎先生の原作で、秋平しろ先生のマンガ『初恋ファンタジスタ』も特別収録。 

表題作初恋大パニック

藤原壮介,デビュー作がヒットした新人作家,23歳
小宮山旭,攻の担当になった敏腕編集者,30歳

その他の収録作品

  • 初恋ファンタジスタ
  • あとがき

レビュー投稿数17

挿絵を含め最高!

3冊目の月村先生の作品でした。
あとがきによると月村作品は「包容力攻め×健気受け」が多めとの事で、私が読んだ2作品も確かにそうだったかもですが、本作の攻め受けはちょっと違う感じでした。
でもですね本作の2人、とってもとっても良かったです。

出会った時は最悪の印象だった2人だけど、実はその時からお互いに特別な何かをか感じでいて後々に気づく…っていう設定も好きでしたし、秋平しろ先生の描かれた2人のビジュも素敵で萌えました。
百戦錬磨の手練れを偽る受けと、童貞にしか思われない割と経験のある攻めのCPのドタバタした初体験も面白く、笑ってしまいました。

サクッと読める作品ですが、しっかりと人物背景も萌えも摂取できて大満足でした。
小説初心者さんにもオススメしたい一冊です。

2

年下攻めにハマりそう…

今までいくつか年下攻め作品を読んできましたが、ピンとくることはなく…。
今回もあまり深く考えずに読んだのですが、うっかり年下攻めにハマりそうな作品でした。

顔が良く、実家がお金持ちで、才能もある作家なのに自信がない攻めの壮介と、オシャレで敏腕編集者の受けの旭が、お互いの第一印象は最悪なのに、だんだん惹かれていく展開が面白かったです。
お互いに包み隠さず本音で話すシーンは笑える部分もあり、読んでいて気持ちが良かったです。
壮介も旭のアドバイスがあり、作家としていい作品をつくり、恋人としても磨きがかかって…。
最後の場面を読んで、年下攻めはいいなぁとしみじみ思いました。

1

鼓動がつんのめるみたいに躓く

月村先生の過去作品探索中。これは2016年作。小説家さんが絡むお話は大好物で、「王道なお話なのに面白い」という月村先生好き好き発作出たので萌2にしました。年下ワンコがお好きな方にも良いのではと思う本編230P+秋平先生のコミック2P+あとがき。何回読んでも声上げて笑っちゃう(笑)

政界元重鎮の孫でクールイケメンなルックスの超大物新人を担当することになった、編集者の旭(あさひ)。自身が小説家の夢を断念した過去があるため、小説に対するクールな視点が持ち味だったのですが、初投稿作で15万部のヒットとなった壮介のデビュー作は本当にのめり込んでしまったお話。さてどんな奴だと思っていたら・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
鈴木(受けが担当していた漫画家、人類皆友達タイプ)、編集長の安村(この人好き♡あったか狸おやじ)ぐらいかな。鈴木くんがスピンオフになっているみたいなので後で読んでみよう♡

***以下好きだったところ

とても恵まれた環境に生まれたくせに、それが原因となってコミュ障ひきこもりになった攻め。彼がだんだん心を開いて、受けにトキめいていく様子がとっても良かったです。レビュータイトルはその彼の心中をつづった一文。素敵だわ、この鼓動がつんのめるって言い回し・・うっとり。

育った環境?年下だから?か、甘えるのもすぐに上手になって、ああだこうだと受けを口説き落とそうと頑張るところも「ああ可愛い・・・」。案外押しが強くって、ナイスでした!イケメンわんこに押し倒されるのって夢なんですよね(笑)

受けも、取り繕った大人な様子だったのが一転してブチ切れるところが面白かったです。そうめっちゃ王道だと思うんです。年上受けが大人なフリして年下攻めを諭すというか導こうとするんだけど、翻弄されちゃうってパターンで。今まで何作か読んでいるはずなのに、楽しい。小説家ネタだからかな?やっぱり月村先生マジック?月村先生のお話進めるペースが合うのかな?

月村先生バイアスかかっているかもしれませんが、面白かったです。スピンオフも読んでみよう。年下わんこ攻めや小説家ネタがお好きな方でしたらおススメです!

1

黒大型犬の飼い主

月村先生のお話を読み進めてきて、こちらはすごく新鮮でした。攻様が、中身が厨二な引きこもり少年なまま、社会に放り出されたコで、受の旭も最初っから壮介くんにキレてる。とてもこの二人でラブストーリーになるとは思えない感じ。しかも前情報無しで読んだので途中まで受攻逆だと思ってました。それくらい、旭さんがいじらしくはないのが面白かったです。
というか本当に、序盤あたりは旭が壮介くんに対しての感じ悪さが止められないのが滲み出ちゃってるんですよね。
交互に視点が変わるので、旭さんより壮介くんの気持ちに沿ってしまって、ツラかった。ぶつかり合う場面では、イヤイヤ、旭さんの方が傷つけてるだろ謝り方も誠意も足らないだろって思っちゃう程だったのですが、
壮介くんはそこで社会人としての自分はそんなこと言われたってしょうがない、と、悔しさのなかにも旭の言葉を受け止めようとしてるのが、成長の片鱗で。そこから猛然と変わっていきます。

だんだんいいオトコになっていく攻様というお話でした。

このお話以上に、後の『初恋アミューズメント』の方でより分かってきますが、壮介は大型犬タイプの攻様で、それも新鮮でした。
鷹揚な育ちの良さも見せつつ、旭に対してだけ獰猛だったり飛びついたり。耳を下げて「だめ?」て待ってる様子が目に浮かびます。これはやられる。
作家として基盤を作ったあとも、「ちゃんとした社会人」コンプレックスな壮介がこの後の『初恋アミューズメント』で名刺やスーツに異様に憧れる様子がわかって可愛すぎてジタバタします。萌えすぎて面白すぎてあちらの作中結構大事な場面だったのに壮介くんが愛しくて笑ってしまいました。この二作は両方読まないと面白さが半減というか、もったいないですね。
旭さんがあちらでのほうがずっと敏腕編集してていい人なんですよね〜!今作は旭さんを丸裸にする壮介くんの力てことでしょうか。

お仕事ものとして、作家さんの気持ち、編集さんへの気持ちなど、これを書く作家さんのこともやっぱり思い浮かべながら読むところもありました。
表紙の黒魔術師な壮介くんがサッパリ爽やかなハスキー系ワンコに変わる挿絵もとっても素敵でした。

1

スピン元

スピンオフを先に読んでいます。
というのはわたしが、メガネのツンデレ系受けが好きではなく、こちらの作品はあらすじや表紙などでそこにドンピシャキャラ設定だったからでして。
ただあまりにスピンオフが好みだったので、手を出してみました。
や、これ、なんで読まないでいたんだろう。
すごく面白かったです。

受けの旭は30歳の、担当した作家は必ず売れるという有能編集者。
そして攻めはその旭が新しく担当することになった、期待の新人作家 壮介。

受け攻め交互の三人称(月村作品は受け視点三人称が多いから珍しい)のためにお互いのことを良く思っていないことはこちらにもわかっていましたが、それでも本音の暴露シーンはひじょうに面白く、そこで引き込まれました。
旭が普段と違う「俺」という一人称が飛び出してしまうところも、すごく良い!(他作品では誤字と迷ったけど今回はすごく自然)
そういう笑っちゃう箇所もあるので、ご自宅での読書をお勧めします。
スピンオフの攻め、漫画家の鈴木がお気に入りのため彼が嫌味なく良い存在に書かれていて大変満足でした。

2

可愛らしくて楽しいラブコメディ

コミュ障な攻に振り回される歳上受の、可愛らしいコメディでした。 恐らくその分攻も振り回されていた気が…笑


期待の新人作家(コミュ障で厨二病こじらせてる)藤原×有能な編集者(コンプレックス持ち)小宮山
出会いは最悪。2人ともお互いのコンプレックスを無意識に刺激し合って、思わず本音で喧嘩してしまう。けれど、それでかえって打ち解けて印象最悪だった相手を意識し始めて…?

コミュ障な歳下の藤原さんの一挙一動に振り回されまくるしっかり者な小宮山さんが楽しくて可愛かった!藤原さんも、小宮山さんの為に!と頑張るワンコな感じなので、歳上の小宮山さんが色々擽られてほだされちゃう過程が楽しかったです。


スピンオフが出たので、再読しましたが、初見と同じく楽しくて癒されました。
何も考えずに楽しみたい、癒されたいときに、オススメです。

0

楽しいラブコメディ

さらりと読める楽しいラブコメディ。違う方向にこじらせまくった2人が勘違いを重ねつつも、どうしようもなく惹かれあっていく様子にニヤニヤさせられました。

周りから「出来る男」と思われているので、プライベートも充実した百戦錬磨の男を演じている編集者の小宮山さんが、歳下で「童貞のはず」の藤原さんに翻弄されて、取り繕えなくなっていく様子のかわいいこと。2人とも色々めんどくさい性格なのですが、基本的に素直な性質なので終始明るい気分で読めました。
引っ掻き回し役の漫画家先生もツッコミどころはありますが、憎めないキャラ。

表紙イラスト、デザイン、挿絵……程よくポップでかわいく素敵でした。この表紙、ほんと好きです。

明るく楽しい一冊でした。

電子書籍版で読みましたが、他にも書いている方がいらっしゃるように、カバー折り返し部分まで収録されていたり、奥付にもロゴを使用していたり、紙版に近づける努力が好感度高かったです。今後、特にこういったエンタメ系作品では電子書籍の需要はますます高まると思いますので、電子書籍にもきちんと力を入れてくださるのは嬉しいです。…あとはやはり紙版と同時発刊が当然…なんてことになると嬉しいですね。

4

お、変化球投げましたね

電子書籍で読了。挿絵&おまけマンガあり。カバー折り返し(初めの方には著者さまと絵師さまの近況が、終わりの方には「月村奎の本」というものが書いてあるあの部分です)まで収録されております。
タイトルが書いてある初めのページにSHY NOVELSのロゴが入っているんですが、SHYとNOVELSの間にハートが2つ重なったイラストを入れるために「文字」ではなく「画像」でロゴを入れているんですよ。そこだけ「画像を貼りました」風に地色が違っているのも、紙の本をほぼ忠実に再現しようとした努力が見えます。「もう本棚がヤバイので電子で読みたい派」の私としては、太陽図書さんにとても好感を持ちました(もう少し早く出してくださったなら100点満点です)。

さて、お話ですが今回は「しっとりした月村節」ではなく「ポップな月村さん」の方です。
「能力があるのにコンプレックスを抱えている登場人物が頑張る話」という点では、ご本人があとがきで書いているように「金太郎飴」なのだと思います。
でも、それが読みたいのです、私は。
そして、頑張ったものには幸せが来るよね、と思いたいのです。

今回は二人ともコンプレックス野郎でした。
おまけに、一人はそれ故偽装していますし、一人はそれ故真逆に誤解されています。その辺のひねりがいつもとちょっと違った雰囲気を醸し出しているのかなー、と。
ラブが最高潮に達した時、この偽装と誤解が剥がれてホントの彼らがむき出しになるわけなのですが、もうそれが可愛いのなんの!

小説家×編集者なので、月村さんの仕事に対する姿勢も垣間見える様な気がしました。
B(ボーイズ)の部分も、L(ラブ)の部分も、ずーっとこの分野で書き続けてきた月村さんの誠実さも、三つ巴で堪能させていただきました。

7

肉じゃがを頼んだら、グラタンが出された感じ

 あれれ?いつもの月村先生の作品と全然違うっ。期待していたものじゃないっという感じでしたが、これはこれでおもしろかったです。マイナスから始まる恋って、何だかいいですね。二人とも最初の頃の印象と、読み終わった後の印象が変わってまたページをめくりたくなりました。会話のやり取りは楽しく、くすりと笑えるシーンもありました。両方の心理描写を読めることで、お互いのことも理解できました。
 もうちょっと切ないシーンや、心が揺さぶられるシーンが欲しかったです。

2

楽しめた一冊

月村先生の作品は作者買いしています。

今作は割とライトな印象の作品でしたが、それでも月村先生ならではの表現や言葉の使い方が素敵で、楽しく読む事ができました。
今回は受け様と攻め様視点が交互に登場しています。そして今回は受け様攻め様共にネガティブキャラです。でも、深刻さや重さはないです。どちらかというとコメディ路線な印象です。
それに、ネガティブキャラとはいえ、攻め様は基本ハイスペックで、ちょいちょい包容力みたいのも垣間見せてくれていますし、受け様もやり手編集者ということで、そこそこしっかりしている部分もあり・・・で、割と安定感を感じるカップルでした。

攻め様も受け様も見た目や行動とのギャップが・・・というのもこの作品の楽しみどころかなと思います。(百戦錬磨のテクニシャンに見える受け様が実は清い体なのだけれども、それをこじらせていて・・・というパターンも月村先生ならではのパターンで、個人的にはとても好きな設定でした。)

5

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