イーライ・イーストンさんのレビュー一覧

すてきな命の救いかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

犬シリーズ第4巻

犬好きの皆さんのためのシリーズ、最新巻です。今回は髭面・タトゥーでいかついワイルド男×褐色でチョコレート色の髪の純情ボーイ(犬の姿の時は焦茶のラブラドール)というカップルです。犬の保護シェルターを運営しているラヴは保護した後に失踪したラブラドールのサミーが人間に変身したという事実を知り、サミーを追いかけて犬と人の両方の姿になれるクイック達の住む町、マッドクリークへたどり着きます。

人間の世界…

8

星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

面白い!とてもタイムリーなお話

シリーズ三作目はまたも面白さが増していた。あっという間に一気読み、本当にすごい。

今作の視点主は街に戻ってきたクイックで、最初から秘密を知っている。このジェイソンの偏屈な人柄にはとっつきにくさを感じるが、危機的状況の中で感染症と闘う姿にぐいぐい引き込まれていった。
後にパートナーとなるマイロの純真なキャラも良い。

街に来たばかりのジェイソンは、研究者である自分のことしか見えていない。…

1

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

笑いと萌えと感動と幸せがたっぷり

シリーズ一作目も良かったが、二作目のこちらはさらに面白さが増していた。くすくす笑えるシーンがたくさんあって萌えられて、山場は手に汗握る盛り上がり、最後はほろりと泣かせてくれて大満足。幸せな余韻に浸れる一冊だった。

大事な人との死別後にクイックとなったローマンと、DEAから派遣されてきた捜査官マットのお話。前作でカップルになった二人の出番もあって、楽しく読めた。

前作同様、序盤からぐいぐ…

3

月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

あのシーンは萌えの連続

びっくりするほど面白かった!これはシリーズ全部追いたい。
設定は犬に変身できるらしい、ということだけ分かっていれば問題なく読める。人と心を通わせ愛し愛されるとその能力?に目覚めるらしい、ということも頭に入れておくと切なさも楽しめるかも。序盤から物語に引き込まれ、あっという間に読了。

街と群れを守る保安官のランスと訳アリっぽい移住者ティムのお話。出会いから誤解が絡まりティムのコミュ障っぷりも…

3

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

泣ける・・・!!

悲しい過去を持つクイックのローマンと、自分を抑えて人生を送ってきた人間のマットが出会い、どんどん惹かれあい結ばれるまでのストーリーです。
クイックになってまだ数年のローマンは、人としてかなりの変わり者。元々犬であるため純粋すぎる故のおかしな言動に、マットは最初は戸惑いますが、ローマンの魅力には抗えずどうしても惹かれていく。二人が仕事を通じてお互いを信頼していく過程が読んでいて心地よかったです。

4

月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

キュートなお話

まず表紙がイイ!犬好きにはたまりません。タイトルの入れ方も可愛いです。

登場人物たちがクイックという特殊な体質のために、元々の犬種の特徴が顕著に表れているのが犬好きには楽しかったです。実際にこんな人たちばかりの街に暮らしてたら、かなりのストレスでしょうが・・・特にランスの母親は強烈すぎて、ちょっと引きました。純粋にランスとティムの仲をとりもってあげよういうのは分かるけど。わんこの思考だからし…

1

星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

口では「ノー」心は

大好きな月吠えシリーズ3作目です。買い逃していましたが、新書館のセールで購入しました。60周年おめでとうございます。モノクローム・ロマンス文庫ははずれがない!

シリーズを読み返さず挑みましたが、逆に良かったかも…と思うほどランスとティムが辛い!序盤早々、ティム・ビューフォートと名乗った彼にニッコリとしてしまったのも束の間、悲劇が彼らを襲います。

ジェイソンは心ない人のようで、マイロを引…

1

月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

犬は裏切らない。

クイックと呼ばれる人間に変身できる力を持った犬たちが住む町が舞台。
人間が犬になれるのではなく、犬が人間にもなれるというところがポイントであり、ここがすごく良かった。

というのも人間のランスは堅物で真面目な保安官。
町と群れの仲間達を守るという責任感に満ちていて、仕事が恋人タイプなんですね。

マリファナの匂いをぷんぷんさせた新参者ティムの正体や目的を探るために、犬の姿でティムに近づ…

3

ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

長く続いてほしいシリーズだ

「月への吠えかた~」「星に願いを~」と順番逆にしてしまいましたが、ようやく読めました。
人生豊かそうな作者の力でしょうね、似たキャラはおらず魅力的で個性豊かな登場人物たちがどのお話も楽しませてくれます。

純朴なローマンがガッシリとした軍人さんのような見た目に反しとてもチャーミングでギャップにやられました。
人間としての性知識はまだまだ未熟で…ランスに教えを乞いながらも(こっちまで赤面した…

3

星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

シリーズが進む毎に面白くなります。

シリーズ最新作です。
ようやく読み終わりました。

このご時世に凄いタイミングの題材だったと思います。
マッドクリークのようにコロナ禍も解決してくれればと思いながら読了しました。

確固とした世界観なのでシリーズが進む度にクイック達の絆と、ちょっと愚かで愛すべき登場人物達が大好きになります。

今回はクイックだけが重症化する未知のウィルスに、人間の番達が恐怖し何とか救おうとする姿に…

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