total review:300721today:4
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3/4(合計:31件)
あかつき雨垂 萩森じあ
ミネミネ
Kindle Unlimitedで読みましたが、消してしまうには惜しいので購入しました さらっと読めるお話もいいですがたまには読み物としてしっかりした物を読みたい方にお勧めします 紙媒体で欲しかったのですが無かったのが残念です 他に2冊Kindle UnlimitedでファンタジーBLが読めますが、作家さん推しで読む前に購入しました これから読むのが楽しみです 執筆を続けられていくと、凪良…
renachi
ネタバレ
ゲイビ男優と小説家のお話?決定打が無いまま付き合い始めた二人が、関係を深めていくところが中心となっている。オープンとクローズのゲイに対する価値観の違いや家族問題も絡めていて、海外M/M小説のような構成。 風景描写が素晴らしく、人物や色の表現も瑞々しくて良い。視点がぱらぱら入れ替わり、それぞれの目から見た相手の眩しさが伝わってくるのも良かった。丁寧に読みたいと思わされる文章でとても好き。 …
あかつき雨垂 猫巳屋
アデル
他サイトレビューに「 ライトノベルに辟易した人におすすめ 」 「 BL史上初の世界に翻訳されるべき大作 」 、 云々の大言壮語に惹かれ、即読んでみました。 落ち着いて、ゆっくりと。 ………が、高評価を下した方には申し訳ないのですが、作品の良さが全く分かりませんでした。 少なくともその他のライトノベルと大きく差をつけるほどの良さがどこにあるのかが。 地図のリアルさ、エスプリや皮肉の効い…
匠の技
完成度が高く、読んでいる最中も楽しく、そして読み終わった後も楽しい作品でした。 BLでこれだけ完成度の高い作品に出合えたことに、感謝すら覚えたほどです。 本当に素晴らしい。 読んでいると、指輪物語のような一つの映画を見ているような世界観に どっぷりと浸ることができる素晴らしい作品でした。 よく考えられている設定や、背景はきちんと最後に向かってより上げられ 完結へと導かれていきます。…
窓月
『腥血と遠吠え』で独自のファンタジーBLを提示してくれた作者による過去作。現代日本を舞台に描かれる、現役ゲイポルノ男優・ルカと元ゲイポルノ男優でライター業・阿形のラブストーリーです。 海辺のワンシーンを切りとった美しいカラー表紙イラストは萩森じあさんによるもので、挿絵はありません。 本作が初オリジナル作品ということですが、こちらを先に読んだとしても、わたし、作家様に即落ちしたと思います…
映画三本分観たくらいの読後感でした。今まで感じたことのない満足感に浸っています。ベタですがアーサー王や指輪物語の世界観をイメージしながら読んでいました。引き出しが少なくてすみません。 一方的に信頼をおいているレビュアーさん(念のため交流はないです)が本作をちるちるに登録してくださり、とても情熱溢れるレビューまで寄せてくださったので、ぜひ読んでみたくなりました。 ファンタジーももちろん好…
みざき
なんだか時間を忘れて読みふけってしまいました。 非常に面白く、骨太で読み応えのあるファンタジー作品です。 長期に渡って構想を練られていなければ、ここまで読み手を夢中にさせるお話は書けないのではと思います。 それくらい作家さまの熱意やこだわりが随所に感じられる作品でした。 まずは文章について。 他レビュアーさま方も仰っているように、やや硬質さのある文体で綴られています。 個人的には、…
ぴれーね
中世ヨーロッパ風ファンタジーで、神話の世界であり、吸血鬼や人狼と言った人ならざる者達のドラマであり、父と子の物語でもあります。 こちら、物語として文句無しに面白いんですよね。 筋金入りのファンタジー好きでして、BLに目覚める前から山ほど読んできてるのです。 それこそ、ファンタジーで名を馳せてる有名作家さん方にひけをとらない、よく練られた壮大で素晴らしい作品だと思う。 ただ、これは本当に…
もりもりまんじゅうくん
王道ではない。けれど、刺さる人には凄まじく刺さるファンタジー この作品、答えて姐さんの「小説憩い場」の方で絶賛されておりまして…… 「おうおう、そんなに言うなら吟味してやろうじゃないの」という、半ば挑戦的な気持ちで読みはじめたのですが、、、ガツンとやられました。 陳腐な感想しかいえなくて歯痒いのですが、「すごく良かった…」これに尽きます。 ただ、多分攻めと受けの人物像からなんとなーく一…
ここにっぱ
この小説を読んだら、そろそろ unlimited退会しようかなと思っていた気持ちが吹き飛びました。 電子限定なので仕方がないにしても、このままちるちるの中で他の作品に埋もれてしまうのは本当に本当に勿体ない。 読み始めてものの数ページ……いや、数十ページ?読む頃には、身も心もこの世界観のなかに飛び込んでいました。 とにかくその描写力に度肝を抜かれたので、実は一般小説書かれているプロの方が…