高星麻子さんのレビュー一覧

男子寮の王子様 小説

田知花千夏  高星麻子 

ウザいのが嫌な気持ちも分かる

2014年刊。
幼い頃にそれぞれ親に先立たれた為、祖父母の元で育った従兄弟同士の圭と翔太。
全寮制男子校に進学した圭の後を追って、翔太は猛勉強して同じ学校に進学した。
3年ぶりの再会に舞い上がって何かと世話を焼きたがる翔太に、遂に「ウザい」と豹変した圭は本心をさらけ出して…

幼い頃から「圭は俺が守るんだ」と意気込んでいながらも、翔太の一方通行だった訳だ。
手のひらを返されて相手にされ…

0

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

まさに深愛、純愛


愛を貫く姿に感動しました。

とてもよかったのです。もうすでにたくさんのあらすじと感想が書かれていて、書くことがないので感想を少しだけ。

翼王のイシュカ(シス)が天上人と地上人との混血ということと珍しい白い翼のせいで他の天上人から畏れられ蔑まれる中で、翼王という役割を誠実にこなしていったことが認められて、知らないうちに味方が増えていっていたこと、そしてそのことに最後に気が付けて、本当…

3

狐の嫁取り雨 小説

四ノ宮慶  高星麻子 

嬉しき事かな、”狐の嫁入り”雨

2016年刊。
表紙で一目瞭然のケモ耳尻尾人外攻めでっす!!

10歳の頃、稲荷神社のお狐さま像が咥えていた鍵を壊してしまってから雨男となってしまった拓海。
以来、楽しみにしていたイベントや遊びが雨男の拓海のせいで中止続きになってしまうのを同年代の子供達に責められる居たたまれなさから、都心の中学・高校に進学して地元を離れてしまう。
しかし、温泉民宿を営む実家の父親が倒れた事から、大学進学…

1

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

攻めが一途でした

こちらの作品はあらすじで損をしてると思いました。
冒頭を読みながら?ってなったのであらすじを読まないで読むことをお勧めします。

シスの前世の記憶からトリティーの一途な思いや、シスの誤解は何となく読者は気がつくのですが、それでも切なくて途中に何度も泣きました。

悪魔の存在や黒幕の正体など、後半になるにしたがってハラハラどきどきしてとても面白かったです。

全翼王の護衛官のケルなど…

3

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

翼王の楽園

高星先生の挿絵目当てで購入。思っていた以上にお話が好きだったので萌と萌2の中間です。本編270Pほど+あとがき。空飛ぶものが好きな方にはおススメしたい。羽根ものスキー。

天上人の王(翼王)を父とし、地上人の母から産まれたイシュカ。
父王の後をついで翼王となりましたが、2000年の伝統を持つ生贄の儀式を行わないと大臣たちに宣言します。地上人の母の事を思い、地上人に対して生贄を要求したくなかっ…

4

俺のせいにしちゃいなよ 小説

コウダユキハ  高星麻子 

攻めがヤバイ

他は良いんですけど、やはり攻めの話し方、独特のノリに最後まで耐えられませんでした

3

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

純度の高い有翼人ファンタジー

2019年刊。
久々に純度の高いファンタジーを満喫できた。
おまけに高星さんの挿絵と相まってキラキラ感が半端ない。
一冊読み終えるまでに一体どれだけ”たはー(*´Д`)☆ミ”となった事やら…

読む前は前世ものにある、既に現世を生きている当人を目の当たりにして、何故生まれ変わる前の人格に拘るんじゃい!?と引っ掛かりが出るのを懸念していたが、実際は何の違和感もなく読めた。

それもその…

6

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

本当に「翼王の深愛」でした。

面白かった!
水樹さんの過去作を読んで、面白いものを書くだろうと思っていましたが、今作も当たりで嬉しい!

前世の記憶を持った主人公のシスが、とても健気なのに芯のある好感の持てるキャラなのです。
前世の出来事の書き方とかも分かりやすくて、攻めのトリティの気持ちを想像すると堪らなくなります。
シスの、ここで死んじゃうのかー!となってからの現世へ。
そしてトリティとの出会い。

トリテ…

5

翼王の深愛 -楽園でまた君と- 小説

水樹ミア  高星麻子 

またあなたが生まれ変わっても、きっと見つけてみせる

天上界を舞台とした、有翼人の王と生まれ代わりの神子による、壮大な愛の物語になります。
二人の純愛に泣きましたよ!
最後の一行に、涙腺が崩壊しましたよ!!

これ、ストーリーとしてもめちゃくちゃ面白くて、終盤でのどんでん返しに歓喜しちゃう方が多いんじゃないでしょうかね。
いやね、頭から信じきっていたと言うか、疑問にも思わなかったので、まさかこう来たかって感じで。

序盤からエンジン全開…

12

旦那様の通い婚 小説

可南さらさ  高星麻子 

攻めに対して、何度このやろー!と思ったことか。

財閥の跡取りで深窓の令嬢みたいな受けと、その後見人となった攻め。
ところがいきなり「伴侶」となり、初夜も済んでいるという事後報告のような展開に呆気に取られましたが、何よりも攻めの東悟の人格の変わりっぷりにビビりました。

出会ったシーンは好印象だったのに、妻となった受けが体調を崩して1ヶ月近く寝込むことになったのをきっかけに、冷たい言葉を吐き邪険に扱うようになるんです。

不安になった受…

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