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小綱実波 一夜人見
ちろこ
ネタバレ
『背中を預けるには』では、グラヴィスとレオリーノの物語の脇役であったたくさんの男たちも、この番外編集ではそれぞれが主人公のポジション。本編では語り尽くせていなかった、別の角度からアプローチする『背中を預けるには』の世界を思いっきり堪能しました( ´∀`) 『背中を預けるには』本編もなかなかに緻密な描写でしたが、なるほど。本編の3巻のボリュームで、全てを分かった気でいたのは私の完全なる思い違い…
いちご狂
ヨセフが主人公のお話です。 冒頭だけ現在(ページで言うと172ページあたりのお話)なんだけど、その後一気に昔に戻って背中を預けるにはで読んだ時系列をヨセフ視点で進んでいく感じです。 こんな最初の方のお話から追っていくと思っていなくてビックリしました。 でも、この厚みだし納得です。 驚いたのが、ディルクがヨセフをそういう意味で好きだったのが想像していた段階よりかなり早かったこと。 レオ…
人物紹介に載っている脇キャラ全員分の個別ストーリーが載っていてびっくりしました! ▼ブルングウルト協奏曲 ヨセフの傷、レオリーノを守っての名誉の負傷というのは分かっていましたが、まさか8歳にして長兄オリアーノより戦えて俊敏で大人2人殺していたとは思っていなくて。想像を超える強さ...! 甥っ子に会いに行くお話は、グラヴィスのレオリーノ過保護甘やかしっぷりに拍車がかかっている様子が伺えた。…
小綱実波 円陣闇丸
融彬
数多ある、いにしえの神々の神話に連なる物語です。 ファンタジーと一括りにしては勿体ないと思うのです。神の思考は時に残酷であり無慈悲でもある。 神々の意思に翻弄されながらも、懸命に生きる主人公にエールを送りたいのです。
恐ろしい読み応えだった…… 読む手が止まらないとはこのこと。最終巻としての期待度を裏切らない超絶怒涛のクライマックスは、言葉よりも涙で紡ぐ圧巻の読後感でした。 最終巻なのだから、全てがハピエンで終わるのが当然みたいなところもありますが、この作品はその当然のことにすら甘えきっていません。読者が期待しうるレベルを100も200も超えてくるストーリー展開がもはや神。ただのハピエンじゃないんです。…
んっっとにもう…… この作品のヤバさは1巻を読んだときに思い知っていたはずなのに、読み始めたら止まらんのですから恐ろしい中毒性にまたしてもドボンでした。 読み始めたらある程度のことは覚悟しなきゃならんのがこの作品の副作用です。何をするにも話が気になって何も手につかない。やることはいっぱいあるのに、用事をこなす合間に読み耽ってしまって、人としてダメになりそうでした(笑) 1巻は導入…
なにこの面白さ……ヤバいなんてもんじゃない。 今日予定があったんです。急ぎじゃないけど、家の片付けやっつけたら、出かけてあれしようこれしようと頭の中には今日の計画がしっかりありました。 ちょっとだけ冒頭読んだら、さて今日の予定に取り掛かるか。なんて思っていたところまでは良かった。 読み始めたら最後。と……止まんねぇぇぇーーー!!((((;゚Д゚))))))) なにこれナニコレ、何こ…
hikasa
素晴らしい!大大大好きな作品です!! 何度も読みたくなって、何度も涙し、元気をもらい、 心に潤いをいただいてます。 この年末もまた、この世界に浸かっております。 まだこの作品に出会えていない皆さま、 ぜひ、読んでみてください!! フンデルト、最高。
めーこ
上下巻通して、壮大な物語を大団円で締めくくってくださり感謝の気持ちでいっぱいです。 ファンタジーが苦手な私ですが続きが気になって気になって・・・ 前作、「背中を預けるには」シリーズに負けぬとも劣らない素晴らしい作品だと思います。 上巻発売から時間が空いたこともあり、思い出せるかなーでも遅読の私が上巻を改めて読み直すのは面倒・・・ 更に下巻では、上巻以上に神々の登場が多いこともありストー…
うっぴー
とても素晴らしい物語でした。素晴らしいという言葉が薄っぺらく聞こえてしまうほど、濃密で壮大なストーリーでした。 藍とニキアス、そして悠斗、カイロス、シメオン、セルジオス、ユーニス……その他たくさんの登場人物によって編まれ、生まれて、誕生した物語を知れてよかった。出会えてよかったと心の底から思います。 『愛する人と生きること』とはどんなものなのか、その覚悟と、覚悟の先にある唯一無二の幸福…