『背中を預けるには』 待望の番外編集が登場!

背中を預けるには 番外編集 運命の男達

senaka wo azukeruniwa

背中を預けるには 番外編集 運命の男達
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神53
  • 萌×27
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない8

27

レビュー数
6
得点
294
評価数
69
平均
4.4 / 5
神率
76.8%
著者
小綱実波 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
一夜人見 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
Ruby collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784041118696

あらすじ

溺愛する末っ子・レオリーノと王弟・グラヴィスの婚礼の日。晴れやかな式典の裏でカシュー家の男達は何故か悲嘆に暮れ…?「ブルングウルト協奏曲」。イオニアを想い続ける副将軍・ルーカス、血の宿命を背負う王太子・カイルなど、12人の男達の過去と未来を描く「運命の男達」。グラヴィスの侍従・テオドールは、敬愛する主君から愛する人を奪った後悔で心を閉ざしていたが、罪の重さに耐えきれず一度だけ関係を持った宰相・マルツェルに翻弄され…?「宰相と侍従」。他、全27編を収録した待望の番外編集!

表題作背中を預けるには 番外編集 運命の男達

グラヴィス・アードルフ・ファノーレン,38歳,摂政大公,王国軍将軍
レオリーノ・ウィオラ・マイアン・ファノーレン,19歳,摂政大公配殿下

同時収録作品宰相と侍従

マルツェル,王国宰相
テオドール,グラヴィスの侍従

その他の収録作品

  • ブルングウルト協奏曲
  • 運命の男達
  • ベルグント夜想曲
  • あとがき
  • 登場人物紹介
  • character01~18

レビュー投稿数6

『背中を預けるには』ワールドがより深まるのです!

『背中を預けるには』待望の番外編集になります。

私は本編が死ぬほど好きな為、発売をめちゃくちゃ楽しみにしてたんですよね。
楽しみにしてたんですけど、その期待を大きく上回る素晴らしいものでして!

や、500ページ超えとそのボリュームもさる事ながら、4万字もの書き下ろしや、これまた一夜先生による描き下ろしのイラストが6枚収録。
更に更に、一目で分かりやすいズラズラっと並んだ登場人物紹介だったり、主人公達が暮らすアガレア大陸図だったり、一人につき丸々1ページを使った詳細なキャラクタープロフィール何と18名分だったり!

これね、番外編自体も、笑いありホロリありジーンと感動あり、もちろんイチャ甘ありと素晴らしいんですよ。
本編が結構重いものだった為、ひたすらほのぼのだったり完全にギャグ寄りでゲラゲラ笑えたりと、楽しくて幸せな雰囲気満載なのが、それこそ幸せでして。

また、小説だけじゃなくて、こういうお遊び(オマケ?)的コンテンツが収録されてるのが、何とも心憎くて。
特にキャラクタープロフィールなんて、嬉しくて仕方ないんだけど!
えーと、基本オタクなので、好きなキャラの身長だの裏設定だの知らない情報が手に入ると大喜びしちゃうのです。
「背中を預けるには」ファンの皆なら、私のこの気持ちが分かってくれるでしょー!と。
思わず「うひゃひゃ」となっちゃうでしょ!!と。

それと今回、レオリーノのとある秘密が明かされるんですよね。
これね、私は結構驚いたんですけど。
何気なく自然にサラッと書かれていてと、その扱いにも驚いたんですけど。
えーと、何だろう・・・。
作品を深く読み込んでいて、勘の鋭い姐さんならピンときてるんじゃないでしょうか。
私は全然気付いてなかったけど。
「だからか!?」と驚愕したけど。
う~ん。
小綱先生ですが、世界観とか設定とかキャラクターとか、すごく細かくしっかり掘り下げて作られてる印象なんですよね。
今回のこの「秘密」もまさにそれでして、「なるほどねぇ」と感心しきりと言いますか。
ちなみに、作者さんもおっしゃられてるのでネタバレは無しで。
皆さんもぜひ、実際に読んで驚いて!

あと内容的には、Web公開作品だったり(現在は非公開です)、SNSでの公開作品だったりに改稿。
更に書き下ろしを加えての全27編収録になります。
私は既読のものが結構多いんですけど、上手い具合に改稿されてて、また新鮮な気持ちで読めたりしました。

他、嬉しいのが、本編では日陰の身(?)だったそれぞれの脇キャラに、スポットライトが当てられてる所だと思うんですけど。
てかコンセプトがですね、物語を共に伴走してくれた彼等の生き様を知る事で、より世界観が楽しめるとの事で、実は主役二人じゃなく彼等がメインなんですけど。
それこそ、カシュー家の面々だったり、レオリーノの周囲を彩ってくれたそれぞれいい男=「運命の男達」だったり。
ついでに、こっちも気になるマルツェル×テオドールの恋愛事情だったり。

えーと、カシュー家の面々に関してはですね、末っ子であるレオリーノを溺愛してる彼等が、二人の結婚式の裏側で悲喜こもごものエピソードを繰り広げると言う、完全にギャグになってます。プラス、時々感動。
お父さんもお兄ちゃんも、面白すぎるわ~と。

これね、メインは彼等ですけど、グラヴィスとレオリーノも、それぞれの番外編にちゃんと登場してくれるんですよ。
そこで砂を吐きそうなイチャ甘っぷりを繰り広げてくれたり、幸せそのものの姿を見せてくれたり。
グラヴィス、良かったねぇと。
愛する人と陽の光の下で、笑いあいながら共に過ごせるようになって。
私もすごく嬉しいよー!と。

あとですね、私はイオニアが大好きでして。
彼の事がじっくり書かれてたのも最高でしたよ。
まだ若かりしイオニアに、ルーカスがあ~ん(?)で肉を食べさせるシーンなんて、挿し絵まで付いててホント神でしてたよ。
高等学校時代の、ヴィーとイオニアの切ない恋模様には、ちょい泣けたけど。
この後、二人を襲う運命を知ってるだけにね、どうにも感傷的になっちゃう。

ちなみに、意外だったのが、マルツェルとテオドールの恋愛模様。
私の中でマルツェルですが、作品中で一番の常識人と言うか苦労人なんですよね。
周囲が規格外ばかりなだけに。
それが、こいつもやっぱり規格外だな!?と。
テオドールは安定のツンデレですけど。
そう、今回のエロ担当はこの二人ですかね。
や、レオリーノ達も甘々エッチをしてくれてはいるんですけど、少な目なんですよね。
で、こっちのカップルはかなり濃厚なのを繰り広げてくれてるんですよ。
テオドール、ムッツリだったか!と、思わず吹いちゃったりして。

と、そんな感じでとにかく最高な番外編集でした。
「背中を~」ファンの皆さんに全力でオススメしたいです。

最後になっちゃったんですけど、こちらの作品が海外の違法サイトで無断転載が繰り返されてて、作者さんがとても心を痛めておられるんですよね。
無断転載を無くすには、ムーンさんの方での公開をやめるしかないみたいで。
でもそうすると、感想なんかが全て消えてしまうと。

ムーンさんの方が読めなくなるのは悲しいですし、何より和気あいあいとしたあの雰囲気が楽しいんですよ。
や、私は興奮のままにトチ狂った感想やコメントを送っちゃったりしてるんですけど、同じようなトチ狂った感想を送ってる方は結構おられて、私達チームだよね!みたいな。
ただ、例え公開が取り下げられようと、あの感動や楽しかった気持ちは、心の中にちゃんと残り続けるので大丈夫です。
どんな形だろうと、作者さんの決断を全面的に支持します。
とりあえず、無断転載許すまじ!!

20

過去3冊より分厚い番外編

1 B6判 ページ数:480
2 B6判 ページ数:496
3 B6判 ページ数:496
番外編  B6判/512頁

著者twの画像でも確認。過去3冊より分厚い番外編。著者の本気のやる気がこもってる。 (重い鈍器級なので、私は紙版で全シリーズ揃えてない。)
X活動報告でチェックしていたので、本日すぐ電子版を購入。

>Web掲載の番外編や、
年末年始の限定無料ダウンロード小冊子、
及びSNS限定公開のショートストーリーや感想御礼の小冊子から抜粋し、
ひとつの物語として書き下ろし5本を加えた全27編からなる物語です。<

・・と有ったけど、この本の収録作品は、私は読んだことが無いものが多かった(読んだけど忘れちゃったのかもしれない)ので、楽しめた。
楽しみにしていた本命は、『この恋の涯てには』だけど、これは未だ電子版が出ていないみたい。

▶収録作品は下記。 表紙は、婚礼式の衣装。
地図
人物紹介(男衆ばっかり、リーノのママの絵が無かった)
ブルングウルト協奏曲 ← これが一番面白い。
運命の男たち
ベルグント夜想曲
宰相と従事 ← 著者の推し
あとがき  
書き下ろし   (イオリーノが見たかった春祭りの夜)

アップされるかもしれないSSは保管庫をチェック、フォロワー限定。
https://privatter.net/u/kotsumina

リーノの周りには、優しい人ばかりで意地悪じゃない。面白かった。
未公開書き下ろしもあるので、ファンの皆さん、是非読んでみて。

8

出版して頂いてありがとうございます

完結してから「背中を預けるには」ロスだったので、とても嬉しく思います。

本編ではクスッとなるシーンはたまにありましたが、全編を通してシリアスでした。
でも、こちらの番外編集はどちらかと言うとコミカルな場面が多くて、何度も声をあげて笑ってしまいました。
本編を全部読んだ読者にとって、ご褒美的な内容だったと思います。


簡単に感想を書きたいと思います。

まず「ブルングウルド協奏曲」ですが、レオリーノの事となるとおかしくなるカシュー家の男達のまず面白いこと…、それを観察してるグラヴィスの様子も良かったです。


そして「運命の男達」ですが、一人ひとりに焦点が当たっててとても読み応えがありました。特にディルクの章が良かったです。レオニーノの瞳に気が付いた父親の様子とディルクとのやり取りに、思わず泣いてしまいました。
私はヨセフとルーカスよりは実は意外な面を持っていたディルク推しなので、この三人の番外編が出版されないかと願ってます。

閨事に熱心なレオリーノに苦悩するフンデルトのお話もとても面白くて、やはりフンデルトが大好きだと思いました。www


それから「ベルグント夜想曲」ですが、イオニアってとても魅力的だった事が書いてあって驚きました。そして祝祭日の誰も居なくなった夜の広場での、イオニアと幼きグラヴィスのやり取りがとても切なかったです。


最後にとても驚いたのが「宰相と侍従」でした。小綱先生のツイートを見てても書籍でしか読んでなかったので、何のことか分からなかったんです。なので二人がそういう関係だったのも、マルツェルがあんな性格だったのにも驚愕しました。私的には申し訳ないですが、あまり萌えられませんでした。

7

出会えてよかった物語

BLにはまったのは最近のわたしですが、長年ファンタジー小説読みをしてきた中でも「背中を預けるには」は本当に面白い作品でした。本編ももう何度も読み返していますし、この番外編集も本編の余韻に浸れるすてきなお話ばかりです。電子で買って怒涛の勢いで明け方までかかって読んだしまったので、年末年始にまたゆっくり読み返そうと思っています。

ウェブでも公開されていた短編集もよいですが、なんたって書き下ろしがすごい。宰相が悪すぎて好きすぎて、侍従が不憫すぎて好きすぎて、王宮の壁になりたい気持ちでいっぱいです…!

3

ご褒美本

どうしようかなと思ったけれど、購入。3巻のあのどろどろな終わりから一転、レオリーノの天然炸裂、周りの溺愛炸裂で、めちゃハッピーな気分でしたが、ちょっと長かったので、萌寄りの萌2にしました。WEBや小冊子等で書かれていたものを改稿したもの、20編ぐらいかな。これ単独読みは無理ですので是非1巻からどうぞ。

以下、コメント

1.ブルングウルド協奏曲
 アウグスト、オリアーノ、ヨーハン、ガウス、マイア(実は一番怖いのでは)
 というリーノの両親+3兄の親バカ兄バカ爆笑狂騒曲。
 各々の視点での小編が複数入ってます。ガチで楽しい。
 リーノに対して狂っているこの家族が最高に好き。あっさり戦争するとか
 いうんだもん、面白過ぎる。
 そして本編では今一つよく分かんなかった狂犬?狂剣ヨセフの大活躍が
 記載されていました。この人凄いわ。ルーカスとどうにかならないのかしら。

2.運命の男達
 (1)本編で大活躍、エッボの幼い頃からのお話。さすがにこれは胸熱。
 イオニアに対する思い、リーノの思いがめちゃ染みました。

 (2)王太子カイルの、自分の出自を知ったころからの絶望のお話。
 カイル救ってやって欲しかった・・・

 (3)アウグスト視点で、リーノがヴィーやフンデルト、テオドール等と
 弾丸里帰りするお話。アウグスト、渋い。だてに歳をとってない。

 その他、サーシャの嫁サラさんのお話、フンデルトまたもやリーノの閨話頑張る編、
 ヨセフと一緒に護衛しているキリオスのお話、
 ユリアンのお話(こいつも可哀想だった)、
 ヨセフのツヴァイリンクでの鬼神のごとき戦いのお話(すげー!)、
 ディルクのお話(実家にリーノ連れていく&自分の身の振り方の話)、
 ルーカス視点でのヨセフ関係のお話(やっぱ続きが気になるんですけど)。

3.ベルグント夜想曲
 イオニア、マルツェル、ルーカス、ヴィーの若い頃のお話とディルクが
 学校卒業した時のお話。ディルクが心に秘めた思いが分かって良かったなあ。

4.宰相と侍従
 なんとマルツェルとテオドールのねったりすったもんだ話でした。
 堅物侍従が腹黒宰相に太刀打ちできるわけもなく、陥落してました。

やっぱ一番好きだったのはブルングウルド協奏曲にあった親ばか兄ばかエピソードかな。仲の良い家族の馬鹿話って最高に面白かったです!フンデルトも大好き♡

5

本編をより楽しく

本作は小綱先生の
「背中を預けるには」シリーズ番外編集で
WEB、SNS、無料小冊子等の再録と書き下ろしを
纏められた1冊になります。

本編3冊も"鈍器"扱いされるほどに厚かったですが
こちらもものすごく厚くてまずびっくり (ӦvӦ。)

日頃の読書タイムが通勤中なのですが
一緒に連れて歩ける本ではなく(笑)
夜な夜なかかって読みました。

巻頭の「ブルングウルト協奏曲」は
末っ子の結婚に衝撃を受ける受様の家族達のお話です。

受様の結婚式の日になっても
往生際の悪い辺境伯の嘆きから始まるのですが
当日になってもまだ"諦めない"というか
"諦めたくない"男達4人にイライラする夫人が
かなり面白かったです。

「運命の男達」は脇役12人に視点を当てたお話、
「ベルグント夜想曲」は受様が里帰りするお話、
「宰相と侍従」はそのまま2人のお話です。

本編は沢山の人々が主役2人に絡まり
設定や世界がかなり練られたお話でしたが

本編ではなかなか焦点が当てられない
個々の彼らを主役として思いが語られる事で
また新たな深みを感じさせてくれた
とても楽しい1冊でした♪

それぞれのあの時、この時を知り
本編をもう1度おさらいしたくなりました。

2

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