砂原糖子さんのレビュー一覧

204号室の恋 小説

砂原糖子  藤井咲耶 

面白いです

キューンとしました。
偶然のダブルブッキングで同居することになった、29歳の柚上(受)と20歳の片野坂(攻)の恋です。
柚上は萌える年上受けの見本みたいな感じの性格です。ノンケで、ツンデレで、プライドが高くて、さみしがり屋で、心配性で。
片野坂もガンガン攻めるタイプじゃない。
お互いに気を使い、相手を伺ってしまうから、ジワリジワリしか進みません。そこが焦れったくてキューン。
部屋にある信楽焼のタヌ…

2

野ばらの恋 小説

砂原糖子  小鳩めばる 

いいお話だった

主人公の椛代に、「萌え」ではなくて、人間臭いリアルな魅力を感じた。
地位もあり、お金もあり、容姿にも恵まれてる椛代は、自分に自信がある。恋愛も好きなようにしてきた。いるいるこういうタイプって言いたくなるようなタイプ。友達にするには楽チンなタイプ。
そんな椛代が恋したのは、接触嫌悪症の三園。三園は老人ホームの園長だ。
ケガをした三園を無理やりおぶって、「馬に乗ってると思えばいい。なんならヒヒンと鳴こ…

2

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

嘘から始まった恋

真面目で不器用すぎるゲイと、遊びなれたノンケ男の恋。
自分の脚本のネタの為にゲイの振りをして、
恋愛初心者で初心な多田を騙し、
付き合っていく新山は結構、酷い男だと思います。
最低な男なのですが。困ったことになんとなく、魅力があるんですよ。

そんな新山に、どんどん惹かれて行く多田。
いままでゲイであるという事に後ろめたさを感じ、
恋愛をしないように自分をセーブしてきた多田は、

2

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

恋人の心を知りたい?

仕事も恋も順調な男・余村は突然人の声が聞こえるようになり、それまで築き上げた信頼も愛も全て失ってしまいます。でも働かないと食っていけないし、電気店で働く事に。
そこで出会った同僚の長谷部という無口な男の心の声を聞いてしまうのですが。
「離したくない」「好きな人の手だ」
長谷部が余村を好きになったのも、頭痛で苦しむ長谷部の心を読んだからという……関わらないようにしようと想うけれど、率直で純粋な…

12

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

ホストと侮るなかれ

苦手だと思っていたホスト物。いやー、面白かった。

小さい頃から顔にコンプレックスがある白坂が、事故をきっかけに整形し、別の人物として生きていこうと上京。ホストクラブで働き始めるわけですが・・・そこには中学の同級生黒石が。

偶然が重なりすぎている気もしなくは無いですが、歌舞伎町に集ると考えれば、そう広いところでもないですから幼馴染と遭遇するのはアリかもしれませんね。
また、ホストクラブ…

8

虹色スコール 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

不器用な恋

地味だけどリアルでよかった。さっくり読めました。
主人公の心情変化が少し分かりづらかったかな。

0

ミスター・ロマンチストの恋 小説

砂原糖子  桜城やや 

ミスター・ロマンチストの恋

ノベルズに同人誌+書き下ろし収録した文庫版。
挿し絵した方も変わってるみたいです。
生徒会長・成績優秀・テニス部部長…身長も高くて筋肉もちゃんとついてる男(でも中身は少女マンガに憧れる乙女)が、年下に片思いしちゃう純情な恋愛話。笑
小さくて華奢じゃない、むしろ正反対な男である自分にコンプレックスを感じている受け!!
アレがでかくて凹むってすごくない?笑
いやーしかし、主人公のネガティブぶ…

2

恋するナルシスト 小説

砂原糖子  影木栄貴 

純愛ナルシストの続編

前作で晴れて恋人同士となった瀬名と守島。
しかしラブラブで幸せいっぱいな日々を送るには、
二人とも意地っ張りで素直じゃなさすぎました(特に瀬名が)。

「抱かれたい男NO.1」でありながらも童貞だった瀬名は、
深窓の令嬢なみに性的なことに関しては、無知でピュアです。
ナルシストで美意識もプライドも高いので、
守島となかなか二度目のHが出来ません!
あられもない格好でするセックスに、…

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純愛ナルシスト 小説

砂原糖子  影木栄貴 

超人気タレントの真実の姿

「抱かれたい男.NO.1」の超美形・俺様な人気タレント瀬名(25歳)。
実は彼は初Hをしたくて悶々と悩んでいる、童貞という設定。
自分のイメージを守るためなら何でもする!な瀬名の頑張りっぷりは、
たまに空回り。どこか抜けていて、とぼけた魅力のある瀬名が可愛いです。

そんな瀬名に新しいマネージャー・守島がつくのですが。
守島は瀬名が童貞であるという弱みを握り、
瀬名に対してはやや意地…

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恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

不器用というか天然というか

かなりじれったくも丁寧に「恋をするということ」について書いてあった気がします。
それは奥手な多和田だけじゃなくて、遊び人の新山にも言える事…ってのがよかったですね。

ホテルマンの多和田は、幼い頃から自分の男しか愛せない性癖を自覚しながら、どうせ叶わぬことと諦め、29歳になる現在でも恋愛経験ゼロ。
そんなある日、親友の石野(高校時代の片思いの相手)から、ゲイの知り合いを紹介すると言われた。…

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