砂原糖子さんのレビュー一覧

言ノ葉日和 小説

砂原糖子 

2人のその後が読める!

ドラマCD化もし、多くの人が涙したであろう『言ノ葉ノ花』の続編(番外編?)として砂原さんが書き下ろされ、同人誌という形で発表された作品です。

『言ノ葉ノ花』本編は余村の視点で描かれていますが、こちらは長谷部の視点で描かれている分、本編で書ききれなかったであろう寡黙な長谷部の揺れ動く心情が良く現れていて良かったです。

あとがきで砂原さんが「いつも振り回されてばかりだった長谷部を幸せにしよう!」と…

4

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  樹要 

さすが砂原糖子さん

高校生と高校生の『イノセンス~幼馴染み~』と、その八年後の続編『イノセンス~再会~』が入ってます。

とくに前半の『幼馴染み』が素晴らしくて、泣かされました。
主人公は少し知的障害のある睦。勉強はできないけど、心はピュアです。
相手役は小さいころからの幼馴染みの来栖。文武両道でイケメンの完璧すぎる幼馴染みです。
仲良しだった二人が、離ればなれになることが決まってる高校卒業を目の前にして、互いの恋愛…

3

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

期待しすぎたせいか……

 レビューを読んで、泣くぞ、泣くぞと構えすぎたせいか、ほろりとはしましたが号泣まではいきませんでした。(なぜか泣けるものだと思いこんで読んでた!)

 でも、よかった~。

 大人には、なろうと思ってなれるもんじゃなく、見かけは大人でも中身まで大人とは限らず。子供のような日和佐が可愛かったです。

 話が切ない割に……いろいろツッコミどころ満載のエロ! 包●ネタは、えらく力が込められて…

2

野ばらの恋 小説

砂原糖子  小鳩めばる 

萌えとは離れてますが

 ほんわかしました。

 老人ホームもBLの舞台になるとは! 

 受けや攻めに共感するよりも、二人の成長を見守るような感じで読んでいたので、萌えは少なかったかも。でも、いいお話です。
 ずっと、温室で二人で愛を語りあったり、幸せでいるのかな、と思いました。

1

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

生々しいセクシャルなコンプレックスが書かれているBL

「センチメンタル・セクスアリス」の番外編。
正直、「センチメンタル~」は自分の中であまりしっくりこなかったため、日和佐の存在を忘れかけていました…。春巳がでてきて、やっと「!?」となりました。
…あらすじか帯にでもいいから一言書いてもらいたかったなあ…

「センチメンタル~」もしっくりこなかったからでしょうか、
とってもさらっと読み終わってしまいました…。
ちょっと切なくもあり、終盤に…

5

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

切なくて でも 優しい

「センチメンタル・セクスアリス」でとても気になるキャラだった日和佐の恋バナ。
軽薄そうなタラシなのだが飄々として憎めず、本編ではアテ馬でありながら主人公達の恋を取り持ってやっていたりしたカメラマンの彼。
さぞかし面白いエピソードの持ち主かと思いきや、予想に反して泣かされてしまった(苦笑)

「恋」はある意味、“執着”なのだろう。
だから、失うことが何よりも怖い。好きになればなった分だけ、…

2

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

本編越えた番外編

もどかしい、もどかしいけど“子供の”恋ってこんなぐるぐる感があると思います。
二人の気持ちは同じ方向を向いているようなのに、どうにかまとまるまであまりに長いので、萌評価止まりにしようかなと思ったのですが、
その分ずっとキュンキュンできたし、結局最後は泣かせていただいたし、
何よりあの春巳君のお話(センチメンタル・セクスアリス)の裏にこんなものが隠れていたのねという、名誉挽回作になっていたと思…

5

斜向かいのヘブン 小説

砂原糖子  依田沙江美 

表紙がカワイイ

地味な上司が吸血鬼!
羽村は頑なで、不器用で、こんなギャップに、年下の久條が参っちゃうのも無理はない。
人との接触をずっと避けてきた羽村
久條に好きだと言われ、いざ、つきあい始めても、接し方がわからない
この、天然のお花ちゃんを、依田さんの挿絵でだから、エロく無いことこの上ない
でも、かわいいからゆるしちゃおう


これ声付けるとしたら、羽多野×杉山or立花 かなぁ

2

虹色スコール 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

気持に鈍感

予想に反してかなり面白かった作品でした。今ではお気に入りの小説です!!


修平にべったりだった律也が大学生になってから、修平から距離を置くようになってしまったのはわからなくはないが、ちょっと修平がかわいそうでした。それでも修平は距離を置かれても律也に接する姿は健気だったなぁ。
律也が千鈴の想いに気付いているのに、修平の想いを知らない律也に対して、修平が「おまえってさ、俺のことはなに1つ気…

3

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

おもしろかった~!!

年の差もの好きとしては大変キュンキュンしました。
攻のほうに。
大人という壁をはって逃げる年上の攻というのに弱いので、本作はツボを押されまくりでした。

ラストのほうで千夏史が座っている日和佐さんの頭を抱いて立つ挿絵がぐっときました。
「おまえもう子供じゃないんだな」
とぽつりと呟く姿も良かったです。

あとお母さんと千夏史が今まで想いを伝えれなかったことを、語り合うところは涙が止…

3
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