崎谷はるひさんのレビュー一覧

ヒマワリのコトバ ― チュウイ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

伊勢が一番頑張った!

崎谷作品はドラマCDでは「手を伸ばせばはるかな海」や「ねじれたEDGE」「ハピネス」など多く触れてきたのですが、今回初めて小説を手に取りました。

以前からこの作品に目をつけてたのですが、なかなかなくて…やっとのことで見つけ出しやっとこさ読めた感じですw

さてさて、お話はとにかくシリアスで、受の昭生はとにかく特殊な家庭環境の中育ってきたことが影響してみごとに性格ねじれてます。でも確かに、…

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ミルククラウンのためいき 小説

崎谷はるひ  高久尚子 

まっ白受

大人なサックスシンガー高遠[攻]と、子供の頃にアイドルで今は家族不和から伯父宅で生活し、若い伯父が経営するジャズバーでバイトをしてる高校生の希[受]とのカップルシリーズ第一弾。
続編もありますが、これ単独でも読めるので先ずは一冊読んでみてから気に入ったら続けてっていう読み方も出来ますですよ。
このカップル好きなので評価は最初から甘めです。

希はトラウマ持ちなんだけど、精神的には歪んでいる…

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耳をすませばかすかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

笙維が好きすぎる

笙維がめちゃくちゃ好きなタイプの受けキャラでした。自分が美人なことを自覚していて尚且つその魅せ方もわかってる。それで十歳も年下の男を惑わせちゃうんですな。萌えました。

笙維は基本サバサバしているんだけど、ちょっぴり卑屈なところもある。でもそれは嫌な卑屈さじゃなくて、人生経験の豊富さ故の卑屈さというか。
「そのうち面倒になるんだよ俺みたいなのは」とか「俺のことなんかほっとけ」って、私の嫌いなタイプ…

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チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

崎谷作品で一、二を争います

崎谷作品の中で一、二を争うくらい好きな作品です。今まで攻めだったのに本物の雄(笑)の前に子猫ちゃんになってしまった主人公。

とにかく風見さん!崎谷作品の攻めキャラでは一番好きです。本当に宇宙人です。それがブレないのがいいですね。
終盤の「黙って俺に惚れられてろ」にきゅんとなりました。

でもやっぱり手放しで神評価は出来ませんでした。細かいことなのかもしれないけど、変なところでひらがな使うの本当に…

2

ヒマワリのコトバ ― チュウイ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

深い。すごい面白かったです。

崎谷さんはとにかく文章が読みやすい、かなり文才のある小説家さんだと思います(BLという枠に限らず)。とくにBLにおける最重要ポイントであるえろす描写が素晴らしく、萌え~て感じで大好きなんですが、作品が萌え感を基本に特化していて、それほど心理描写で惹きつけられる深みはないかなというところで自分の中で最高においしいB級グルメって感じだったんですが。。。

でもこの作品は以上のような他作品とは一線を…

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ひとひらの祈り 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

新妻基くんv

「鈍色の空、ひかりさす青」の同人短編と書き下ろしが1本が入った作品でした。
本編で、悲惨な過去を持つ基にやっと幸せが訪れてよかったな~という、崎谷作品の中でも好きな上位に入る作品だったので、同人再録とはいえこの続編は愉しみなものでした。

もう何も言うことはありますまい。
基は確実に幸せになりました。
恋人の那智をはじめ、彼の親友の大人たち、そして友達になったマサルと、彼等に見守られて、…

2

静かにことばは揺れている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

なんだかなあ・・・。

あらすじは他の方が書いているので割愛。

ストーリー云々より受けの乙耶にまったく萌えなかったために純粋に楽しめませんでした。

まず、崎谷作品に時々いるトラウマ持ちだけど健気で優しい純粋無垢な人間、というタイプが嫌いです。そんなのいるわけない。人間味がまるでない。

私は気が強くて男前な受けが好物なのですが、健気受けも決して嫌いではありません。むしろ好きな部類です。ただしそれは「芯が強いタイプ」の…

4

ひとひらの祈り 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

番外編は甘エロ三昧と背中の経緯

前作の鈍色の空、ひかりさす青の番外編のような内容です。
前作を読んでいなくても、何とか読めるとは思いますが、
本編を読んでからこちらを読むと楽しさ理解度倍増です!
前作は痛いなんてもんじゃなかったし、ラブラブな雰囲気も
あまり無かったので、今作は無口な二人なりの甘ぁ~い様子も堪能出来ます。
けものの肌に我はふれ ~は、初めて肌を重ねてから1か月が経過してます。
さぞや、ラブかと思えば基…

3

爪先にあまく満ちている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

爪先まで甘く

崎谷先生、シリーズものとかスピンアウトもの多いのですが、前作でのコドモが成長してって言うのはちょっと目新しい。

健気なイイ子だった寛くんは、そのまま天然な王子様に成長あそばして、その名のごとく、心の寛い王子様だったがゆえに、、、、
「大学の人気者の寛に敵意を向ける來可。寛は次第に來可に惹かれるが、、」
來可が、どうして寛に敵意を向けるのか、それは高校時代にあった出来事のせいなのだが、いく…

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爪先にあまく満ちている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

祝☆100冊目!!

綾川寛×岡崎來可の大学生ものです。←実は再会もの。
「静かにことばは揺れている」のスピンオフです。前作の攻めの綾川寛二の息子の15年後の話です。

正直な話、びっくりしました(笑)前作で「雷電戦隊ライジンガー!」とか言ってた子が15年後、立派な(?)清潔な品行方正なヤリチンのバイになってました((´∀`*))

前作の「静かにことばは揺れている」も前々作の「心臓がふかく爆ぜている」も、受…

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