崎谷はるひさんのレビュー一覧

不謹慎で甘い残像 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

やっぱりラブラブ夫婦

今までこの不機嫌シリーズは全部読んできたのですが、今作はここでは少々不評?のようで心配でしたが、私はとっても萌えました・・・!

今回はさつきがお兄さん力を発揮していましたね。
いつもは謙ちゃんに甘やかされることが多いさつきですが、今回は謙ちゃんが甘えているシーンが多かったですね。うっへへ←
お兄ちゃんさつきもかっこよくて好きなんですが、甘えたさんなさつきも好きなので個人的にはもっと甘えた…

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不条理で甘い囁き 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

相も変わらずラブラブな2人

前作、不機嫌で甘い爪痕が気に入り、本作も買って読んでみましたが…なんとまた恥ずかしい…。

前作よりも更にラブラブ度がアップしています。
それも些細な痴話喧嘩のおかげでしょうか(^^)

最初は2人共頑固なもので、こちらもハラハラしてしまうような状況でしたが、仲直りしてくれてよかったです、ほんとに。
謙ちゃんの身には大変な事態が起こりましたね…
でもあの後のさつきの必死なご奉仕で許せ…

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せつなの夜に触れる花 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

西麻布編は「夜シリーズ」

「海」縛りタイトルで続いていた、ブルーサウンドシリーズ、西麻布の「アークティックブルー」に舞台を移し、今度は「夜」縛りタイトルでいくそうです。

で、今回のお当番は、過去が謎のちょっと年上のバーテンダー江上と、小学校教師大貫京のお話。

私、この江上に、過去の作品内での記憶が、さっぱり、まったくありません。
一応、お店の中でも過去が謎の人ということなので、お店のメンバーとして存在はしてい…

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不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

ちょ(笑)

崎谷はるひさんの小説を手に取ったのは初めてでしたが、二日で読み終えてしまいました。過去最短記録ですw
ここでの評判がよく、表紙の絵も綺麗だったのでほとんど衝動買いだったのですが、買ってよかったです^^

私的に、かなりさつきがツボでした。
強気で男らしいのに、案外照れ屋で可愛らしい一面も持ち合わせているという設定がかなり萌え←
謙ちゃんにベタボレのくせに、見栄を張ってるあたりもかわいいで…

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やさしい傷跡 小説

崎谷はるひ  石原理 

さみしい人同士が幸せになるお話

車のエンストで途方に暮れていた童話作家の宙彦は貧血を起して倒れそうになった所を中古車ディーラーで働く年下の青年、志朗に助けられる。
それがきっかけで宙彦の元を訪れ世話を焼くようになる志朗。
ずっと人との関わりから遠ざかってきた宙彦はまっすぐな年下の青年に惹かれ始めるが……

初期の崎谷さん。
今よりもややモノローグっぽい感じが強いかもしれません。

中古車ディーラーの若造×絵本作家。…

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花がふってくる 小説

崎谷はるひ  今市子 

淡色の印象

イラストの今市子さんの印象も相まって、作品全体に色彩が薄いイメージでした。
ただこれは内容が薄いという意味ではなく、普段の崎谷作品が極彩色で彩られた華やかで濃厚なイメージであれば
この「花がふってくる」には 穏やかなのに底辺をはうような執着を表面上には感じさせないイメージというか。
色が薄いと言っても水墨画のような白と黒だけの世界ではなく明度の低いカラーの作品というか。


Hのページ数は少なかっ…

1

ぼくらが微熱になる理由~バタフライ・キス~ コミック

崎谷はるひ  冬乃郁也 

釣り合わない、でも憎めない…

「バタフライ」シリーズのコミック・第1作目です。
小説・コミック・同人誌・小冊子とまぁ…いろいろ展開するシリーズですが、
とりわけ…ズバ抜けた可愛さとおマヌケさを誇るのが、この作品です(笑)
攻様・ナイトこと一路ってのが、超美形モデルでホスト☆
なのに…なんだか大型犬体質(←いつも心の尻尾を振ってます!)
気になる相手へのアプローチのセリフは、「おれとともだちになって」
そして受様・久…

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静かにことばは揺れている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

こっちの方が好き

「心臓が~」のスピンアウトですが、私としてはこっちの方がおもしろかった。

前作の受けの弘みたいな、後ろ向きなトラウマ引きずりタイプの受けって、崎谷作品にはよく出てくるけど、実は、この手の受けはあんまり好きじゃない。
後ろ向きにグズグズグズグズ言っていても、ある日過去を振り切って前向きに生きるようになってくれれば良いんだけれど、そこまでの悶着が、長々とズルズルズルズルされると、読んでいて結構…

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しじまの夜に浮かぶ月 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

あまりに不器用で不憫な主人公に泣いた

ドラマCD全3作を随分前に聴いたきり原作シリーズを読むのをすっかり忘れていました。1作目から順に読んできましたがこのシリーズは全体的に満足度が高く(濡れ場がくどいのが難点だけど)、個人的には2、4、中でもこの5作目が一番楽しめた気がします。

元々不器用なキャラクターは好みなんですが、自分で自分を追い詰める所謂破滅型のこの主人公。傍から見たらただ嫌なだけのヤツが、内実孤独と諦念に浸り、周囲を傷…

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はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

切ない・・・でも楽しい。

慈英&臣シリーズはCDから先に入ったので、小説を読んでてもミキシンとピロシの声で脳内再生されるのが嬉しい・・(この作品も是非CD化して欲しいけど)

今回のテーマはBLではテンプレの「記憶喪失」
でもこのテーマが大好きなので、本当においしかったです。
記憶を失った慈英が、臣さんに冷たいくせに、実はめっちゃ気になっている・・もだえるくらい楽しかったです。

そして今まではどこか不安定だっ…

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