崎谷はるひさんのレビュー一覧

チョコレート密度 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

鳥ちゃんの声で聴きたい。

ドSの造形作家・風見×大学生・城山

「ハチミツ浸透圧」のスピンオフ作品。
個人的にはこっちの方が好みでしたv

城山は能天気というかあえてゆるい感じの学生をして何事にも本気にならない。
どこかで本気になるのを恐れてるような部分も感じられて。
なのに、気付いたらハマってたのは風見なんていうそれこそ一般的ではない男で。
優しく扱ってくれるわけでもないし乱暴に抱かれることの方が多いのに…

4

純愛ポートレイト 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

等身大の主人公

美大生の亮祐の無節操ぶりも、年上会社員の小井の考え方も、ひょっとしたら物語の為の特別でなくて、本当にある設定だなと感じさせられました。
だからか、当人たちがとても好きなキャラクターというわけではありませんが、身近に感じられましたよ。
その分、面倒見のよすぎる同級生の日奈子や、陰湿な上司亀山が特殊だなと思わされる設定でした。

確かに小井はちょっと鈍かもしれませんが、やはり元がノーマルな人で…

2

純真にもほどがある! 小説

崎谷はるひ  山田ユギ 

ヘタレわんこ責め?

崎谷はるひさん&山田ユギさん
と、いうことで、1も2もなく、速攻買いました。

でも、今回のこの作品。ヘタレだけれども、
大型わんこ攻め&素直になれない受けということで、
大好物なシチュエーションなはずなんですが、
茅野のはっきりしないヘタレ具合に終始じりじりいらいらさせられました(泣)
酔った勢いで、付き合い20年の親友幼なじみ瀬戸とやっちゃった茅野の
「なんでおまえなのよ!?」…

0

大人は愛を語れない 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

のらくらダメオヤジ風居酒屋店長×舞台役者志望大学生

直海、忍耐の人…

両親から反対をされても、アパートを追い出されても、仕送りを止められても、なお、役者志望として大学に通いつつがんばる直海。
宮本への恋心を自覚して、思いをぶつけても、のらりくらりとかわされ、さけられ、海外に逃げられても、なお、一途に思い続ける直海。

…根性あるなぁ。
途中、中垣に甘えるなと一喝されるものの、
いやいや、すごいと思いますよ、直海。

それよりも、…

1

いつでも鼓動を感じてる 小説

崎谷はるひ  梶原にき 

う~ん…深い。

「いつでも瞳の中にいる」の続編。今回は元就×佳弥っていうより、元就と昔関係があった綾乃(姉)と晴紀(弟)の方が気になりました。き…近親相姦…?

3年になった佳弥は、元就の探偵事務所に立ち寄る日々を過ごしていましたが、事務所には晴紀という居候が。この晴紀は一度だけ元就と寝た過去がある人物で、最近誰かに狙われて身の危険を感じたため探偵の元就に依頼をしてきたようです。

そうとは知らない佳弥は…

1

いつでも瞳の中にいる 小説

崎谷はるひ  梶原にき 

梨沙ママ強し(笑)

ショ、ショタコン…?と読んでる途中は思ってました。だって年の差12歳。元就(攻)は佳弥が小学生の時からあまりよろしくない感情を抱いていたというので年季が入ってます…。

元刑事で私立探偵・窪塚元就×高校2年生・里中佳弥のお話でした。
佳弥は小さな頃から元就のことが大好きで、兄のように慕っていました。しかし成長するにつれ、元就に対し別の感情を持つようになった自分に罪悪感と戸惑いを感じ以前のよう…

1

その指さえも 小説

崎谷はるひ  櫻井しゅしゅしゅ 

プラチナ文庫創刊記念作品

プラチナ文庫からは唯一の崎谷作品。ルチル文庫の「大人は愛を語れない」の宮本×直海も出てきています。

居酒屋の代理店長・中垣遼太郎×遊び人の大学生・水江律のお話でした。
律は綺麗で可愛くて、男にも女にもモテる甘え上手な大学生。そのためモラルは少々緩く面食いで、顔と声が好みだったらオッケーという尻軽のバイセクシャル。 セフレも多数おります。

しかしそんな律が初めて本気の恋をしました。お相…

0

大人は愛を語れない 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

10年の努力

「絵になる大人になれなくても」のシリーズ(?)のようですが、私はこの二人は「その指さえも」でよんだのが最初でした。

居酒屋店長・宮本×役者志望(後に人気役者)・直海。直海はやわらかな顔立ちをしていますが、内面はかなり気性の激しい性格。
「その指さえも」の律の友人で「絵になる大人になれなくても」の井原とは同じ劇団員です。

宮本は…なんだか最後まで掴めない男でした。一時もじっとしてないよ…

2

絵になる大人になれなくても 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

執着の末に手に入れたもの

崎谷作品によく見る執着攻め。今回も見事な薄暗い執着を見せていただきました。セックス描写も執着じみていて凄かったです。

坂上真弓(受)は、高校時代に井原峻之(攻)という親友がいた。しかし井原は卒業と同時に真弓の前から姿を消した。親友だと思っていたのに何故?そして8年ぶりに井原と再会。真弓の会社にバイトとして入ってきたのが井原だった。驚き戸惑う真弓に井原は…?

…というストーリー。この作品…

4

キスができない、恋をしたい 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

軽く読める(・ω・)

「恋愛証明書」のスピンオフというかシリーズものかな?
読みやすかったですけど、特に事件とか修羅場とかはないです。しかも甘甘ってわけでもないので、ちょと物足りないかもしれません。

ライブハウスで働く脩(受)はSEの憲之に会うまでいい加減で男を見る目がなく、敬語も使えない甘ったれのアホっ子でした。
そんな脩を毎回厳しい言葉で叱っていたのが憲之でした。二人の間には色っぽいことなど何もありません…

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