崎谷はるひさんのレビュー一覧

手を伸ばせばはるかな海 小説

崎谷はるひ  おおや和美 

いかにもな設定の、もどかしいラブストーリー

『ブルーサウンドシリーズ』第二弾。

実は第5弾の『しじまの夜に浮かぶ月』と番外小編集『波光より、はるか』を
借りて読んで、他のカップルの話も読んでみたくなり
第一弾、第四弾、と手に入った順に読んでいる。

まぁ!こんなに美形だらけでみんなホモで、と……
BLの王道ここにあり、という感じ。
第一弾〜五弾まで全部違うカップルなんですが、
最初の店長の藤木の10年愛話以外は、残念なが…

3

あでやかな愁情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

臣は

この長いシリーズも、この本で一応、第2部の完結。

のどかなはずの山の駐在所を舞台に、まあ次から次へと事件を引き込んでの濃密な1年で、
臣も慈英も、随分と変わった。
慈英は、一度記憶を失って臣との関係を築き直したり、本格的に世界進出することになったり。
臣も変わった。
記憶を失った慈英と向き合い、そしてこの本では、自分の生い立ちと向き合い、
ようやく、慈英だけは、どうしても手放したく…

2

戀愛-koiai- 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

焦りを感じさせたら…

何かの続きものだったらどうしようかな?って
少しドキドキして購入致しましたw
結構スピンオフとか多い崎谷さんなので…。

文庫が薄めで、あっさりテイストなのかもと予想しながら
『戀愛』を読んだら
「ちょっ!!もうしちゃってるんですけど!!展開早すぎ!」
なんて思ってしまいました。
本当に強引で、奥田、どうなのソレ!!とツッコミつつ
エロはやっぱりいやらしいのでニヤけましたがw

3

あでやかな愁情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

感動的な2部完結でした

随分長いことこのシリーズを読んでいるような気がするのですが、
既に1作目から足掛け12年だったのだと感慨深い作品です。
慈英×臣シリーズは、既に恋人同士としては完璧に成立しているカップルなのに、
その後の二人を延々と追い続けるシリーズは一歩間違えばマンネリ化して
面白みに欠けることがシリーズ化には多いのですが、この作品はその中でも稀有です。

マンネリ化の安心みたいなものとは無縁で毎回…

5

あでやかな愁情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

やっと出た!

若干もう発売されないのかも…と思ってました(笑)
このシリーズは大好きなので、手に入れられただけでちょっと満足しました。

第二部完結編というこの作品。
臣の過去の回想と今を行き来しながら物語が進んでいきます。
なので、蓮川先生の挿絵が!!
幼児臣とか、20歳臣とか、描かれているのですが可愛い過ぎます。
特にカラー扉の中学生臣がいたいけ過ぎてヤバいです。
我慢できずに先に挿絵だけパ…

3

あでやかな愁情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

第二部完結!

12年続いているというこのシリーズ、第二部が完結しました。

今作一冊の評価、というより、この第二部の三冊を考えて、評価は「神」。
正直、この一冊だけだったら、少し気になる所もあったのですが(それは後程)、どうしても評価を下げる気になれませんでした。
これがシリーズ愛(臣と慈英カップル大好き)というものなんでしょうか。

思えば慈英の記憶喪失で幕を開けた第二部、よく三冊でここまでまとめ…

3

エブリデイ・マジック -あまいみず- 小説

崎谷はるひ  鰍ヨウ 

あまいだけじゃない!

 大学生の赤野井三矢は、サークル仲間から好意を持ってると思わされぶりな態度をとられ、実際に三矢が泊まりの旅行に来るかどうかという、悪質な賭けの対象にされてしまう。
 そのため、図らずも自分が男性に恋する性質であることを自覚してしまう。
 そんな時にふと入ったカフェ『エブリデイ・マジック』で店員である・上狛零士に話を聞いてもらううちに泣き出してしまう。
 そんな上狛から、唐突に「男が本当に大丈…

5

不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

お兄ちゃんは面白い人(笑)

前作では悪役というかずれているというか堅物な未直のお兄ちゃんと、ネガティブで過去に兄さんとのトラウマをかかえている真幸とのお話。

直隆さん前作ではなんでそんな考えになるの~と思ってたんですが今作では良い意味で面白い人になってました(笑)
堅物も恋をしたら変わるんだ~2人にはぜひ幸せになってほしいです。

そんな二人の話は続編も出ています。
そしてドラマCDも出ています。2枚組でちょっ…

2

INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

番外編短編集。

本編は2巻までで、こちらの3巻は同人誌再録&書き下ろしの番外編集です。

できあがったCPの後日談ですね。

だんだんと時間が経って行き、ラストの書き下ろしはなんと20年後の40歳前後の2人を描いています。

単に年齢から受けるイメージよりもず~っと若いですが、やっぱり本編の20歳そこそこの頃とはまったく違いました。
それこそ、2人で重ねた年月の重みが感じられたんです。

ただ…

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

すれ違い。

汐野(受)が杉本(攻)のもとを飛び出した1巻ラストから引き続きの展開です。

汐野の行方が分からないまま、バンドのCDレコーディングが進み・・・

相変わらずヘタレ全開の杉本。個人的にヘタレ攻大好きなので構わないんですが、それにしても・・・

でも、考えてみればまだ2人とも若いんだよね。20歳過ぎたばっかりって感じ。
何となく、もっと上の感覚で読んでたんですが、ふと気づくと『そうか…

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