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吾瀬わぎもこ
emimimi
ネタバレ
こちらのお話は70年代の学生運動時代あたりが舞台なので少し独特な雰囲気のあるお話でした。 理学部助教授の鵜飼はゼミ室を訪れていた文学部院生の土岐と出会い恋に落ちます。 この時代は今より同性愛に理解のない時代なので色々大変そうですが、鵜飼は昔愛する人を学生運動の動乱に巻き込まれて亡くしています。それ以来かなり自分を抑えて生きてきたような彼の前に現れた土岐。 鵜飼は色気があるせいなのか男のストー…
ぱみら
修一郎のがっしりした顔つきと身体の描写、そして天方さんの育ちの良さがにじみ出る立ち居振る舞い。どちらも眼福でした。 わぎもこ先生は時代背景などきっちり調べて描かれる方なんですね。舞台は1979年頃の九州大学。九大ではないけど旧帝大に同じ頃通っていたので、鵜飼さんのカバン姿を見て、「あの頃の助教授の先生って大抵ああいうカバンかけてたよね」と笑ってしまいました。 そしてあとがきにある「伏…
不破ふわみ
全体を通して流れる昭和の空気が何とも言えず美しくロマン溢れていて、すっかり入り込んで夢中になって読ませて頂きました。 鵜飼先生のように、目が合うと好きになられて困るという人、実際にいますよね。 鵜飼先生も、きっととても魅力的な瞳なのでしょうね…。 私は、鵜飼先生のように、自分の好きな分野に没頭して夢中になっている人や、自分の好きなことを嬉々として語ってくれる人が大好きなので、鵜飼先生が…
risa0226
舞台は1979年、45年前の設定なんですね。 それよりさらに10年前の物語も描かれているので、昭和の物語!といった空気が全編に渡って流れています。学生運動といった言葉も何度も出てきて、今とは違った時代背景が伺えます。 10年前の夏に出会った学生と少年が10年の時を経て再会する、といった物語なのですが、タイトルがとても素敵。全体を通して時代を感じる、時代ものBL?という感じでしょうか。 …
ひろぺん
『アフターグロウ』『真夏のユリイカ』と神作品を世に出した大好きなわぎもこ先生の初コミック作品という事で迷わず購入しました!! え?!初コミックデビュー作?!? 嘘でしょ?!作画もストーリーもですが、魅力溢れる登場人物、肉体美! お互いの心理描写だったり、オセッセのアングルだったり、全てが熟練の漫画家様レベルですよ?!きっと同人界隈では有名なお方だったのかしら、、無知ですみません。 本当にデ…
みんみんまま
BL読むんですけどエロシーンはどちらかといえば苦手です アフターグロウはそんな気持ちを大転換させた作品です エロシーン満載なんですけど2人の気持ち、背景に理屈ではない何かに取り憑かれたように毎日一回は読んでいます 吾瀬先生の作品は全部読みましたが今1番好きなのはアフターグロウ どっぷりハマっています
aaaiiiai
2024年発売の高評価のこちら、今電書でセールじゃないの!という事で、積み本が365冊以上あるのに気になって購入、即読みしました。 もう、最っ高でしたっ!!!!!! トラウマ持ちの医師の聖高とヤクザの天授。 身体を陥落させられてから心も堕とされてしまう。 さて、どっちがどっちに堕ちたんでしょう?ってくらいお互いにズブズブにハマってる2人。 お医者さんのお仕事部分、ヤクザ稼業の部分…
こずまる
舞台は1979年。鵜飼さんはほんと不思議な色気がある人!これは魅了されてしまう誰だって。天方さんも素敵な人だったよね。土岐くんの若さとまっすぐさが眩しかった。さすがわぎもこ先生、大迫力のラブシーンですっっっっごかった……!描き下ろしも!!!
Lily2022
昭和、学生運動の最中から高度経済成長期を舞台にした作品。 10年ほど前に出会っていた少年(後の攻め・哲学を志す学生の土岐)と、大学助教授で数学をこよなく愛する“魔性”の青年(人を惑わせる目を持つ鵜飼)を主軸に展開するストーリー。 昭和という時代背景、バリバリの博多弁という事もあり、若い世代の方は読み進めにくいかもしれません。 でも、スマホもメールもない、SNSやス◯バ的なカフェやタワマン…
ぱるりろん
いろいろな要素が噛み合っていない印象を受けました。 たとえば、再会。以前子供だった頃に交流を持っていた土岐が大学生になって鵜飼の前に現れる。 自分がこの向日葵より大きくなったら会いに行くので待っていて、という科白もありますが、お話の芯がこれだけであれば、可愛い初恋の再会話として読めたと思うのですが、問題は、このとき鵜飼には好きな人がいたということ。土岐にとっては鵜飼が全てだったかも知れないけれ…