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13/211(合計:2106件)
暮
雀影
40代の小説家と編集者の、既に恋人同士になっている二人のお話。 今日は、たまたま、作家と編集者のお話の本を2冊続けて読んじゃったんだが、こういう地味なお話の方が断然好み! お互いに40代で、それぞれのお仕事をちゃんとこなしつつ、今の二人の関係を大事にしていて、この先もそんな関係がずっと続いていきそうな感じ。 岡村が中井を甘やかしながら甘えている感じも、中井のそっけなさそうにしながらも甘え…
野田のんだ
元ヤクザが、BLが何かを知らないままBLマンガでプロデビューすることになって…っていうラブコメディ。 「とりあえずやってみましょう」的な、超速でエロにぶち込む展開について、手っ取り早くエロくて、メインキャラのエロ可愛い姿がすぐ見られるのは、お得でいいよねって、ここをポジティブに乗り越えられると、その後の展開もすごく楽しめる。 絵やお話作りはお上手で、脇キャラもいい。 初回の掴みとしては「とり…
akabeko
完結編です。 終わってみると、結構あっけなくまとまっちゃった感が、、、 怒涛の展開というか、ストーリー展開としては過不足なく、組の抗争的な話もちゃんと片付くし、四人の関係も、ちゃんと、愛には愛で向き合って、報い合う結末で、グイグイ読んじゃったので、あっけなく感じたのかもしれないけど、何度か読み返してみると、もっとじわじわと効いてくると思う。 とにかく、みんなが落ち着くところに落ち着いて良かっ…
湯煎温子
道端で落ちていた男の子を拾ったら、その子が家に置いてもらう代わりに体を云々、、っていう設定自体は、BLのお約束的な、ありがちな設定なので、その大前提さえ受け入れちゃえば、猫田君はかわいいし、速水さんは真面目でちゃんとしてて素敵だし、結末も、ちゃんと終わりよければ総て良しという事で、良かったんじゃないかな。 私としては、猫田君のポジティブにはちょっと乗り切れない感じがしちゃったけど、速水さんにオマ…
はやりやまい
これね、ずっと読みたくて積んでいたんだけど、なんか予想外だった。 カバーイラストの印象から、神田店長の事、もっと枯れた感じのおじ様だと思い込んでいたので、まず最初に登場した時のキラリン美形に、これって誰?ってなって、これが神田さん?若いし綺麗すぎなのにびっくり。 神田正杜30歳ならこの位若くても当然ではある。 と、最初の衝撃を過ぎてしまえば、あとのストーリーの流れは自然で納得できるもので、喫…
座裏屋蘭丸
ネタバレ
とにもかくにも、巻頭のカラーページがとても美しいです。 もう、これだけでも、紙の本を買ったかいがあるというもの。 内容の方は、お互いの誤解も解けて、人質交換も無事すんでと、かなりあっさりうまくいきすぎな感じもしますが、ここで終わりじゃないみたいなので、この先がどう展開するのか楽しみにして待つことにします。 描き下ろし分はラブラブハッピーな感じでしたが、個人的には、結末はバッドエンドがいいなぁ…
hitomi
なんだか、青春を取り戻す系のお話の本を立て続けに読んでる気がする。 まあ、単に自分の好みがそうなので、そんな系統の本ばっかり買っているからなんだが。 とりあえず、受け攻め、自分の第一印象とは逆だったんだっていうのがあって、でも、話の展開としては、この二人はこの攻め受けなのねっていうのは理解した。 ただ、理解したのと、自分の好みに合致するのとは別なので、っていう。 同時収録作品も、男前な受け…
つきづきよし
紹介文や帯で諸々ガッツリネタばらししているので大丈夫だと思うが、まんま、思い残す事ばっかりだった青春をやり直して救済を得るお話でした。 高校生だけど、中身は諸々経験済みの大人、でも、色々記憶は曖昧でっていう、すごく都合のいい設定を、主人公自身が「わからんもんはわからん」って言い切っちゃってくれるので、読んでいる方も、辻褄が合おうが合うまいが、主人公と一緒になってこの先どうなっていくんだってろうっ…
早寝電灯
あらすじの紹介文では 「人を操ることができる声を持つ辰実は、旅先のある海辺で一人の青年・一士と出会う」 って、ちょっとSFファンタジーっぽく紹介されていますが、それらしい要素があると言えばあるような、 でも、最終的にはもっと普遍的な、「言葉の力」が重要なテーマになっているお話でした。 日垣視点で進行した後、君島視点で再度語られるストーリー構成も好みです。 展開的には、割合早い段階で先は読…
雪路凹子
この、感嘆しかない耽美で細密な絵で描かれる忘れられない夏休み。 カバーイラストのみを見れば、どんなキラキラした切ないお話が詰まっているのかと思いますが、帯の「セミ×宇宙人 ここが擬人化の極致!?」の文言に漂う不穏な空気。 そして裏表紙の超絶美形とばっちり目が合い、あら素敵と思いつつあらすじの小さな文字を読んでいくと、そこにはなんだか意味不明なセリフがちりばめられていて・・・。 この、隅か…