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神田猫
雀影
付き合っているが、初エッチはまだのカップルのイチャイチャ話。 同僚サラリーマンが、なぜ恋人として付き合うようになったのかとかの紆余曲折はすっ飛ばして、全編を通じて、攻めが、ひたすら「俺の恋人、ツンデレで可愛いだろー。どうだ、いいだろう!」って惚気まくっている。 そして、初エチまでのワクワクや、実際のベッドインまでの駆け引き(受けの方には駆け引きしている意識はなくて大真面目、それがまた攻めを萌の…
夏目くも(くも)
可愛いよ、江戸の若だんな。 それぞれ趣の違う若だんな3組のお話を収録。 でも、どの若だんなも可愛らしい。 華奢ななで肩に、ぞろっとした長着と黒紋付の羽織。 困り眉につり気味の糸目。 丁髷にほつれた後れ毛。 着衣のままの交合も色っぽい。 言葉遣いの、なよっとしたところも、江戸の若だんなだなぁって思う。 こんな風に、雰囲気たっぷりで可愛い絵の時代物コミックは、とっても珍しくて貴重。 …
坂崎春
表題作は、主人公の仁志田が、なんとなく苦手と感じていた同僚の槙野がゲイだということを偶然知り、なんだか槙野を意識するようになって・・・。 まあ、早い話、仁志田も無自覚ゲイだったんじゃね?って話で、 槙野の方も、学生時代にたまたま男友達に片思いしてただけで、特に実体験はないまま、自分はゲイなんだと思って生きてきたような、そんな年の割に恋愛経験値の低い二人が、めでたく、お付き合いを始めるまでを描い…
倉橋トモ
ネタバレ
同級生の再会物。 ずっと友達として近くにいたかった。 好きだと知られたら、そばにいられなくなると思っていた。 だから、気持ちを隠していたけれど・・・。 この基本設定自体は好物。 一方はいわゆるノンケで、そしてもう一方がゲイを自覚したうえでずっと相手に恋してる。 で、ノンケの方が徐々に自分の中にある相手への恋愛感情に目覚めていくお話は基本的に好き。 だがしかし、この、受けちゃん…
千葉リョウコ
この作品、読み始めた時の第一印象で、なんとなく佐久間の方が攻めだと思ってたんですが、 え、お前、受けだったの! ほだされて年上受けにしちゃ、展開早いなぁと思ったら、、 ですよねぇ、 まあ、男同士、基本ノンケだったら、受けるよりは攻める方がハードル低いか。 ってな感じで、セックスの回数を重ねるうちに、どんどんかわいくなる佐久間を愛でる今作品。 設定が刑事ものでトラウマ報復譚にしては、なん…
雲田はるこ
随分と久々のBL短編集。 短編がコミックスのまとまるのも久しぶりだし、まとまるとなってから実際に本が出るまでもちょっと待たされたけど、待っただけのかいがあった充実感。 表題作のばらと吸血鬼のお話の結末の切なさや、「モンテカルロの雨」の売れなくなった中年俳優と新進俳優の恋のお話のロマンティックさ。 「ヨシキとタクミ」の昭和ヤンキー感ただよう微笑ましさに、blogをキーワードにした「Be her…
はらだ
最終巻は、手放しで幸せそうに笑っている二人のカバーイラストが印象的。 よくぞここまで…と、とっても感慨深い。 母親のことも、須田のことも、広げた風呂敷をしっかり畳んであるので、実にうっかり読後感がさわやかでした。 あまりにも大団円過ぎるので、「ああ、よかった」って感涙にむせんじゃったけど、でも、結構悲惨なお話だったし、個人的な好みとしてはもやることも無きにしも非ずで、萌と萎がかなりギリギリな…
待緒イサミ
十二支の動物それぞれの、性格や特色を生かして作られたお話。 人気のあるシリーズのようで気になっていたので、取りあえず1冊と思って購入してみたら第3巻だったという、、、あれ? お話自体は主人公に、月替わりで十二支の動物(神使)たちが憑いて、主人公カップルの関係性が深まっていく展開なので、いきなり第3巻を読んでもストーリーの大筋は理解できるけど、やっぱりこの十二支達の形態が、人間体か動物体か、普段…
市川けい
高校生ならではの「ままならなさ」が、たっぷりと味わえるシリーズ3巻目。 高校3年、付き合って1年。 このまま地元に残るのか、東京へ出るのか、進路のことは考えなくちゃならないし。 二人でイチャイチャしたくても、家には家族がいるし、他の場所ではできることに限界があるし。 この、ままならないことを、二人して、すれ違ったり、話し合ったりしながら、少しづつクリアしていくストーリーって好き。 二…
京山あつき
ああっ! これよ! こんなお話しが好きなの! こうやって、ゆっくり、ゆっくりと、恋とは、恋愛とは何かを探っていくようなお話。 「一緒にいたい」からの、その先へ進むための手掛かりを探して、ずっと探し続けて、ようやく見つけだす。 見つけてみれば単純な言葉だけど、その言葉一つで回路がきれいにつながって、次々と扉が開いていく。 更に、いざセックスとなってからも、すこしづつ慣らして(開発して)行…