雀影さんのレビュー一覧

春風のエトランゼ(1) コミック

紀伊カンナ 

もっと大きなサイズで読みたいかも

動きのきれいな素敵なカバーイラスト。
この本、前の「海辺のエトランゼ」を読んでいた前提で買ったんだけど、全く前の話を覚えていなかったというか、思い出せずに、???のまま読み進めたのだが、もしかしたら「海辺~」自体、読んでいなかったのかしら。
カバーイラストには記憶あるんだけどなぁ。
というわけで、続き物らしいこの本を、ここからいきなり読んだ感想としては、実央と駿の関係性が理解できなかった、と…

4

俺と上司の恋の話 コミック

ナナメグリ 

これは、恋の話だ

実はこの本、多分、最初に出た頃に既に読んでそのまま手放していた。
その後、続巻はスルーしていたのだけれど、先日のBLニュースを読んで興味を持ったので、改めて3冊まとめて読み直してみた。
このシリーズ1巻目は、まあ、ありがちって言えばありがちな、上司と部下の年下攻めの普通のサラリーマン物と、その関連作で古谷社長の若かりし頃の話と、全く関連のない学園物の短編の詰め合わせで、確かに、この本だけなら、…

4

俺と彼氏の恋の果て コミック

ナナメグリ 

ラストのこれは

ラストの笑顔は、
これは、涙腺に来るだろ。

ちゃんとメシ食って、
笑っていてくれたら
それでもういい。

ただ一緒にいて、隣で一緒に笑っていたい。
ここまでたどり着く作品って、なかなか、ありそうでない。
同じ会社の上司と部下で始まった、ちょっと地味めな、ありがちなサラリーマンものが、こんな風に、こういう結末にたどり着くとは。
これは、是非、シリーズ全3冊を通して読んで欲しいで…

6

壊して、恋して コミック

ヤマヲミ 

BLファンタジーの極み

離婚専門弁護士さんと、ゆるふわ天然陶芸の先生の、壊して、また作る、恋の物語。
主人公の、陶芸教室の先生・椎名。
この椎名が、芸術家だから不思議ちゃん設定のゆるふわで天然で魔性ってわけじゃないのね。
もう、まんま、ナチュラルボーンなんちゃら的な、愛されるために生まれてきました的な、最初から女と結婚したのが間違っていました系の、根っからの受けなのね。
だらしない目元、プニっとした唇、無自覚に投…

1

パパ's アサシン。〜ダニエルは飛んでゆく。〜 コミック

SHOOWA 

3年半

前の巻が出てからだいたい3年半。
いきなり続きで始まっても、前のお話覚えてない、、、
自分で書いた前巻のレビュー見てみると、前巻はまだ序章で、続く感満載のままブチ終わったので、評価棚上げ保留箱入りさせた記憶がよみがえった。
が、果たして発掘できるだろうか、いや、すぐには無理かも。
という事で、この巻だけの感想。

パパの過去ストーリーがおもしろい。
ダニエルと龍之介の逃亡エピソードも…

2

なんとかなる日々 コミック

北野仁 

無修正には意味がある

これ、なんだか似たような表紙の本と混同して既読未レビューのままだった。
「ラブ・イズ・ブラインド」で、この作者さんの作風って、エロのためのエロとは方向が違うんじゃないかと感じて、確か、もっとこう、日常系のちょっと切ない感じの本を読んだ事あったはずと思って発掘。
そうそう、これこれ、この雰囲気。
「内気な童貞大学生×ワケあり女装男子
ちょっと不思議でほのぼの、でも切ない同居ストーリー。」

3

やたもも コミック

はらだ 

すもも

既読未レビューだったのをドラマCDが出たので再発掘。
ドラマCDとは収録順っていうか構成が違うのね。
確かに、冒頭がいきなりこれだと、二人の関係がわからないかも。
最初、ドン引きなモモの行動だけど、読んでいるうちにそうして生きてきたモモが、素直でかわいいって思えてくるのが不思議。
特にドラマCD聞いたあとで、下野さんの声でモモが脳内再生されると、年齢不詳感が増して、単なる幼いアホじゃない、…

1

よるとあさの歌 コミック

はらだ 

いおりさん

あー、
なんか、すごかった。

ある意味、朝一が人として一番わかりやすいキャラだったな。
自分に素直で単純なんだけど、単純すぎて柔軟性がない。
自分がヨルに惹かれているのを認められなくて、そんな風にジタバタしちゃうのも、まあしょうがないよねって、よくわかる。
それに対してヨルは、ただただ朝一が好きで、朝一が好きすぎて何をされてもただ好きって、あまりにも揺るぎがなさ過ぎて逆に、ほんとにそ…

3

So Sweet So Tight コミック

山佐木うに 

吟醸酒、飲みたい

電子で買ってみたよ。
でも、やっぱり紙の本の方が良かったかもって、、。
ちゃんとカバー下のおまけマンガも収録されていたし、エロの修正にしても作品の元の描き方が目立つ修正は不要の方向の描き方だし、紙の本とは、内容的には全く変わりないんだと思う。
でも、この、さらっときれいな絵や、王道で読みやすいお話は、PCの画面で読んじゃうと、さらっとしすぎて印象に残らないっぽいような気も無きにあらずで、、、…

4

神様といっしょ。 コミック

アキハルノビタ 

神様は

山奥の一軒家に住む神様は幼い河童の姿で、人間の嫁(男)百果と暮らしている。
その山に人間の男・九十九が迷い込んだ事から、神様と百果の関係が変わっていく。
河童の姿の水神様や、泉に捧げられた人身御供といった、時代不明なファンタジー世界と、現代に生きる職業愛人の二つの世界が混じり合った時、百果の時間は、今を生きる人間の時間を取り戻した?
百果と神様、百果と九十九。
細かいツッコミ所はままあるけ…

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