茶鬼さんのレビュー一覧

剣と霧 コミック

琥狗ハヤテ 

必殺仕事人!

琥狗ハヤテさんベースの中華モノ。
今回は中華ファンタジーではなくて、妖怪とかケモミミとかは登場しません。
今回は、受け攻めも共に暗殺者。
二人とも腕の立つ仕事人の設定のようで、アクションもあれば、なんといっても二人とも男前!
それはひとりがやんちゃタイプで、ひとりがツンデレタイプ。
いつもの体の描き方も魅力なら、一方が寝技に長けているらしく(笑)そのポーズもエロチックな雰囲気をかもし、お…

3

しょたせん 2 コミック

  内々けやき  

なんかどっか飛んでった

今回の推薦帯は、魔夜峰央先生ご推薦です!(前回はヤマジュンだった)

ヤンキー高校生を更生させるためにショタな先生が立ち上がる(あながち間違いではない)から始まった『しょたせん』
ショタな先生と、ショタ専になってしまった不良をかけあわせて「しょたせん」
この二人の妙ちきりんな腐れ展開と、周囲及び主人公の壮大なエロい妄想により次々と市内の不良を倒していくという愉快痛快な第一巻だったのですが・…

1

理解できない コミック

七織ニナコ 

こんな男のどこがいい?

表題、実に不思議(?)なお話でした。
根負けというか超ほだされというか、ちょっと無愛想な建築士と天然純真(?)作業員の組み合わせ。
建築士の久我は取引先の工務店の作業員の中川に超好かれていて、プチストーカーされている。
建築士になる勉強がしたくてお金をためているという中川にとって建築士の久我は憧れの人なのです。
鬱陶しく思うんだけど、キラキラした目で夢を語られて、自分にも夢があった時代があ…

3

恋を終わりにしたければ コミック

タクミユウ 

小憎らしい好きな人

『恋っていうのは』でいい働きをした気になる脇役だった完治が主人公だそうです。
前作読んでなかったのですが、ちょっと何か事実関係みたいのが物足りない気がしたのですが、主人公たちの二人の関係と展開を見ていく分には全く問題なかったように思います。
すごく無駄を削ぎ落として、シンプルに見せる話と絵がとても魅力的に感じる作家さんです。
大人の意地っ張りと強気が、キャラクターがとても魅力的でした♪

3
非BL作品

PRIDE 下巻 コミック

田亀源五郎 

奴隷のプライドの完成

最終巻です。
やはりSMはご主人様への揺るぎないMの信頼、そして、Mを裏切らず確固たる態度を示すご主人様のS、この信頼関係がなければ成立しない。
そしてそれが完成したとき、何者にも負けない絆で結ばれるという、
この本はその過程を、かなりハードであるがとてもわかりやすく表現されていたのだと思います。

確かに大橋がされていることは、教授がしていることは、傍目に見れば常軌を逸しているし、その…

3
非BL作品

PRIDE 中巻 コミック

田亀源五郎 

奴隷の誕生

この巻は、M男の素質を教授に見抜かれ、プライドをへし折られ、調教され始めた大学生:大橋が、いよいよ【奴隷としてのプライド】への入口に入るお話です。
前の巻で、教授のしつけに耐えた大橋に初めて教授のキスが与えられました。
それは信頼と愛情の第一歩です。
そんな大橋に今度与えられる試練は、同級の男に奴隷であることを知られ、教授によってその男に1週間貸し出されるというモノでした。
やっぱり本物の…

5
非BL作品

PRIDE 上巻 コミック

田亀源五郎 

犬のプライド

もちろん、ガチです!そしてハードゲイのSMの世界です!
タチのプライドをへし折られた男が、教授の言葉巧みなプライドを刺激する形で始まるM男への調教物語。
実に圧巻です。
ちょっと興味がある、くらいの方は踏み込まない方がいいです。
もちろん、登場人物は毛もじゃのガチムチ、飲尿はあるいは排便も、それが一切モザイクも何も無しで表現されていますから、中途半端だと気持ち悪くなりますヨ。

ハッテ…

4

ニュームーンに逢いましょう コミック

依田沙江美 

陽と陰の絶妙な関係

みんなが依田作品はいいというので、超人気作品を読んでみたけど全くその良さが分からず、それでも根気よく新旧取り混ぜて色々と挑戦してきた結果、なんとなくこの作家さんのいいところが見えてきたような気がします。
それは、多分重さと軽さのバランスなんだろうな~と。
全体の雰囲気が”ひょうひょう”としてるのです。
悩んだり苦しんだりするけれど、いつも最後は前向きなんです。
重篤なことも笑い飛ばすキャラ…

1

ほろり恋する、とくらごし商店街(表題作 スイートケーキ オブ サマー) コミック

青色イリコ 

ちょっぴり切ない系

以前タイムスリップものを読んでいた作家さんだったのを思い出しました。
ギャグ漫画の方が印象強くてすっかり忘れていたのですが、ギャグを描かれる作家さんて表裏一体であるシリアスとか切なさとかの表現がうまいんですよね!
このお話もほっこりしたりキュンしたり、人の優しさなんかが根底にあって、反面とうじょう人物の切なさが訴えかけてくるものがあるんです。
コミックス題名の作品はなく、構成として、「とくら…

0

帰れない二人 コミック

嶋二 

やっと熟成しました(汗、、)

最近、嶋二作品にダイレクトにキター!!というのが中々なくて、ちょっとエンジンのかかりが遅くなってるんですよ。
割とじっくりじっくり読んであげて、些細なセリフさえも大事にしてその関係性をみつめてあげる。
酒のように発酵させて頃合を見て取り出すと、それはそれは芳醇な香りを醸し出す銘酒となる。
なんて、格好つけて書きましたが、ぶっちゃけ寝かせたら萌えた♪っちゅーわけですね(大汗)
それだけ、結構…

3
PAGE TOP