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樹生かなめ 奈良千春
茶鬼
ネタバレ
龍Dr.シリーズもすでに20冊近く展開してきましたが、展開に緩急があるんだな~と再確認。 ここ最近、深刻ではあるけれどちょっと諸国漫遊風味が取り入れられたりして、軽さが目立っていましたが、今まで出ていた話はそれぞれの布石になる。 今回の話ではそれが、実にタイトルの如く驚愕の展開を見せて、もうハラハラしっぱなし! 久々に行き詰まる緊張感を感じながらページをめくる手が止まりませんでした!! …
榎田尤利 小椋ムク
02年のゲンキノベルス「ハンサムは嫌い」と05年のゲンキノベルス「無作法な紳士」の再録と、描き下ろしが「無作法な紳士」の主人公父親編になる『秘書と苺』の合計3本が収録された分厚い一冊。 いつも榎田作品を読んで思うのは、”仲間”とか”家族”が登場して、恋人という存在は恋人にとどまらず、まさに「パートナー」として(それは人生のという意味で男夫夫とも違う)出来上がる過程を描かれるなーということです…
吉田珠姫 金ひかる
『鬼畜』で良くも悪くも話題沸騰した、何かにつけて話題作を提供してくれる吉田珠姫さんの新刊は、昭和初期の時代背景に、文章も「~たまえ」などという本仁戻さんの『探偵青猫』のような口調。 文体も物語調の第三者視点。 一見ミステリー風かと思わせぶりな題名に、展開に・・・その実は(笑) とてもツンデレの冴えた、そして鈍感選手権のような(爆笑!)キャラクターが織り成す本作、かなりユニークでしたよ♪ …
木原音瀬 小椋ムク
『キャッスルマンゴー』がコミック原作として掲載されるにあたり、導入としてCabの付録に付いた十亀の過去編『リバーズエンド』が、コミックのその後の話を入れて単行本になりました。 キャッスルマンゴー発売の当初から是非読んで!と叫んでおりましたが、この本が出来上がったことで、キャスマンとリバーズの融合と一体となった完全体としての作品の姿を見せているのではないでしょうか? キャスマン2のレビューに…
高岡ミズミ 紺野けい子
旧版に新たに書き下ろし【それぞれの花~前島&金田】を加えた新装版。 この本自体が【夜ごとの花】と【花のように愛は降る】のSS番外編で構成されているものなので、正直、前作2冊を読んでいないと意味のない本かもしれません。 表題になっているカプは、【夜ごとの花】の主人公・吹雪を好きだった同僚の小学校教師・前島と、吹雪の教え子で母親と義父のセックスを見てしまいショックを受けていた金田という生徒の組…
杉原理生 高星麻子
杉原さんの超絶ファンタジー(?)「薔薇と接吻」の続編。 作者さんあとがきで、単体でも行けるとは書かれていますが、主人公や周囲の人物の関係性を具体的に知りたいと思えば、やはり前作を読んでいたほうがいいかも? ヴァンパイヤに狼男に妖精に、登場する人々は皆超美形ばかり。 高星さんのイラストも生きるというものですが、、、イラストページの少ないこと!この本の厚みですからせめて10pは欲しかったかも。そ…
川琴ゆい華 周防佑未
B-PRONCE新人大賞受賞作品ということですが、果たして? えっとですね~個人的趣味から言うと、受けも、受けが選んだ攻めも、非常に嫌いなタイプです! 全体からしても、ウジウジして、乙女全開で、もう女子でいいんじゃない? と思うくらい苦手な進行展開をする話でした。 しかしながらそこは蓋をして、純粋に作品として評価すると、うまく作ってあるな~とは思うのです。 多分、受けに自分を投影して入り…
七瀬ひいろ スゥ
ムービック第六営業部解散にともない、このまだ1年にもならないドルチェレーベルはこの本で最後になります。 他にルナノベルスがあり、こちらは読み応えを重視した大人のうんたらなんたら、、で発足したレーベルでしたが、その差別化は、確かに良作もでましたが難しかったようです。 お話は、妻を事故でなくし、それまで家庭を顧みず妻任せにしていた夫が、気軽に2歳と4歳の子供を自分で育てると、いきまいたもののそ…
いおかいつき 森原八鹿
お話的には可もなく不可もなく、サラサラサラ~っと、、 この本はイラストが新人さん? 小説挿絵を意識した構図をふんだんに使い、歯科医設定ですから、歯科医の姿と治療場面をきちんと入れているのがいいですね。 登場人物の雰囲気もよく出ていると思います。特に歯科医が。 絵的には志水ゆきさんにそこはかとなく似てます。 デビューだから大判振る舞いなのか、いつもよりイラストページ数も多く15ページもあり…
藍生有 桜井りょう
すみませんー自分がここまでけちょんけちょんするのは大変に珍しいデス。 そうなる予感があったはずなので、なら買うなよ、読むなよ!ですね(涙) 兄弟3Pが初体験だわ♪ な、乙女な読者にはきっと「お兄ちゃんかわいそう、でもちょっと背徳的でいいかも」な具合でしょうが 多分、そこそこ兄弟3pモノを読まれた方には「あ、そうですか、はいはい」なレベルです。 よほど作者さんの熱狂的ファンでない限り、いい…