茶鬼さんのレビュー一覧

汝の隣人を恋せよ 小説

鳩村衣杏  和鐵屋匠 

天然×天然のいい具合

マンガチックな和鐵屋匠さんのイラストに、かなりコミカルなお話ではあるのかな?とは思いましたが
確かにコミカルで軽さはあるんですが、その文章のうまさ、決して軽さを感じさせない彼等の性格づけの特徴が織りなす軽妙なやりとりと気持ちの変化が実に面白く、なるほどなーとうなづくことしきりでとってもとっても「イイ」ラブコメだったなという感想です。
受けの職業がエロマンガ家という設定は、BL作家さんにもある種…

3

美少年は32歳!? 小説

水無月さらら  高星麻子 

オタキャラのヨッシィが最高!

って、、すごくやばい、だって主人公じゃなくて脇キャラなんですもん!(大汗、、)
彼がね、すごくいい味だしてるんですよ。
眼鏡デブのオタクで、その口調が脳内で声になって再生されるんですよ♪
まさにオタクの口調と喋り方なんです!
しかも、元子役だったとか頭がよくて数検とってるとか、すっげーイイ奴で、、、
すみません、、いきなり熱く語ってしまいました。

さて、あらすじを見るとわかるように…

2

二人の男~獣の絆~ 小説

二條暁巳  えまる・じょん 

受けのしたたかさに思わず。。。

「ばかいぬ」が好みでなかった作者さんでしたが、イラストがえまる・じょんさん、あらすじを見れば結構シリアス目の禁忌の兄弟愛を含んだ3角関係と、ドロドロの匂いをかぎ取りましてww
結構被虐嗜好の破壊を好む受けになるお兄ちゃんが好みでした、はいv
この本の萌え部分は何と言ってもこのお兄ちゃんのドMが支えています!!
ただ、弟がお兄ちゃんを愛してるとか言いだすのは、まったくもって謎ではあったのですが…

2

二重螺旋 6 業火顕乱 小説

吉原理恵子  円陣闇丸 

行きつく先は何処?

全く、四ノ宮兄弟に平安な日々が訪れるのは一体いつ?
毎度毎度、彼等を襲う出来事は、それはそれは三文週刊誌的事件!!
兄弟で愛し合うという禁忌は正常でないにしろ、どうも彼等VS世間というものの作図がこれまでを通して出来あがっているような気がする。
一体まともって何だろう?
家族がそろって団欒して、仲の良い家族を演じ、皆信頼しあって愛し合って、全てが丸くいっているのが普通だとしても、必ずしも誰…

4

薔薇色の憂鬱 小説

牧山とも  双葉はづき 

題名漢字で書けません(涙)

この本の前作、読んではないんですがレビュー見ましたら結構評価が高い。
4兄弟みなデキてて、2カプもvそして、コメディでなんてありましたんで、じゃぁ続編も面白いんだろうか?とドキワクしておったのですが・・・
イラストは前作門地さんで、これは4男が16歳だし小柄な設定だからきっとピッタリだったんだろうな?とは思われます。
今回はその4年後ということだし成長したからイラスト作家さんも変わったのかな…

2

ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

もうっ!ホモになってやるw

いよいよ3巻に入って佳境に入ってきました!
暴走族の線から独自の調査を進める葉月と、レイプ事件から女性の線で調査を進める上條と。
そこに関係する人間に新たな人物の登場を見せて、この二つの調査が重なった時、事件は解決するのか?
事件自体はそんな動きを見せながら、主人公達にも大きな動きが!
こんなにイッパイテンコ盛りなのに、散漫にならずに見事にその枝葉の回収を見せて一つの大きな木になって行こう…

1

深愛 プライベート写真 小説

今城けい  宝井さき 

エロいギャップ

地味で超ネガティブの受けちゃんが超エロエロに変身するギャップが痛々しくて、一気読みしてしまいました。
帯に「強いられた口淫よりも、むしろキスが苦手だった」
これは的確に受けの気持ちを表わしているようです。
それだけ、酷い目にあっている受けちゃんということですね(涙)
今回の作品はイラストが宝井さきさんであっていたんじゃないかな?前作ちょっと悪いですが悲惨だったんで・・・

あらすじにも…

1

おーちゃんとちーちゃん 小説

chi-co  高城たくみ 

これもまたチ●コギャップ(爆笑!)

前作、自動車教習所のお話がとってもツボった作者だけにすごく期待しちゃいました!
表紙のデザインもすごく良くないですか?
帯に隠れちゃってるけど、二人の間にチビッコもいますww
もう、あらすじに書いてあるからOKとしますが、何と言ってもチ●ココンプレックスが爆笑、、っていうか、笑ったら失礼?すみません、男性の方w
結構大事な問題なんですよね?これって、多分、、、って、女子も結構こだわりがある…

1

家路 小説

五百香ノエル  まちた 

いたたたた。。。。

旧版に書き下ろしが入った新装版です。
ガチ兄弟ものなのですが、この痛さがハンパないです。
木原作品の痛さとか佐田作品の痛さとか、また別で何だか救いようがない感じでマジ痛いです(涙)
近親相姦が二つ登場します、「家路2」では女性もかなり出張りますし、「1」では、受けの子の貞操観念がかなり薄く多数と行為を平気で行う部分(これはこれで彼の人となりを示すのには大変重要ですが)苦手な方は要注意です。

6

アブない男 小説

ふゆの仁子  海老原由里 

デきる男は結構無器用w

ベンチャーキャピタルの超エリートのお相手はインテリアデザイナー。
不遜で俺様で冷たい氷みたいな人が実は愛を知らない無器用さんだったなんて♪
お約束の定番の流れに安心して読めるものの、結構鬼畜っぽかった人が無自覚なちょいヘタレ(精一杯意地を張ってる)だった部分がギャップ萌えか?

婚約者が実は上司と不倫していてしかもその子供まで妊娠していて、それでもいいから結婚しよう!って言っていたのに彼女…

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