最新レビュー一覧

ミステリ作家は恋愛小説がお嫌い コミック

鳴海はこ(しかくいはこ) 

小説家と編集BLはいい

小説家キャラが好きでして、その人格、創作の過程がストーリーに絡むお話が好きで満足です。
お仕事BLとしての良さもしっかりある。
椎名のあだ名が偏屈王…最高です。
プライドが高く毒舌で繊細。かわいらしさとエロのギャップもある。
そんな椎名に負けない強さがある藤もよかった。
藤が最初から椎名に恋愛感情があるわけではないのがミソかなと思います。
藤の口説き文句で椎名を落とせば恋愛小説を書く……

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『腐男子召喚~異世界で神獣にハメられました~ 11』描き下ろし32P小冊子ボイス付き特装版「琴音の淫紋体験」編 特典

溺愛スパダリ凪様〜〜〜

就寝中も、琴音をしっかりと感じている凪様。
10〜11巻本編での試練、凪にとっても本当に辛い試練だったよね、、、と感じられました。
いや、内容はもえ先生お得意よ超溺愛エロエロの冊子だったのですが、琴音の記憶がなくなっていた凪がとても怖かったので、記憶が戻って琴音を溺愛する凪様のアンテナが琴音に全振りで、どんな小さな些細なこともキャッチしているのが、私は嬉しくて。
琴音のトラウマは癒やされ、さ…

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飢えた獣の手懐け方 コミック

海野真 

書籍化嬉しいです!

ずっとアプリで単話読みしていた作品です!書籍化していたんですね〜!!一気に読めるの嬉しいです。しかも全てオールカラー!!
吸血鬼モノなのでカラーだと血が出るシーンがたくさんありますが、生々しくない絵柄なのでカラーでも気にならないと思います。むしろ、この作品はカラーだからこそ良い!!

隆文には、15年来の親友・弘樹がいます。イケメンだけど年中顔色が悪くて、マジメで、秘密主義者。音信不通になる…

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彗星少年 コミック

ツブキ 

小説家の作品世界を堪能できる

初読み作家さまです。
絵がきれいです。
作家モノが好きでして小説家キャラが活かされたお話がよかったです(稀に職業が小説家なだけでストーリーにさほど関係ない作品があるので)。
偏屈で理屈っぽく作品や自分のことなど存分に語ってくれる司朗がまさに小説家というタイプで楽しい。
編集担当者さんとの会話、耀へのセリフ、自問自答…司朗の心情や思考がよくわかる語り口にわくわくしました。
編集担当者さんも…

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BLドラマの主演になりました 2 コミック

すずり街 

だんだんBLっぽくなってくる2巻♪

1巻がめちゃくちゃ面白くて気になるラストだったので、すぐに2巻も読みました。以下少々ネタバレあります。電子で139ページ。

1巻ラストで、赤藤が「キスシーンの練習してみますか?」とか言って、どうなるの?!?!と期待させられたのに、冒頭からズコーー!な展開でワロタww さっすがあかゆー、笑わせてくれるww

とうとう青柳への恋を自覚する赤藤。BLっぽくなってきた〜。

一方青柳はキス練…

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ヤンキーとキャラメリゼ コミック

梅渋ちうこ 

真木にギャップ萌え

初読み作家さまです。絵がきれいですね。お菓子もキラキラ美味しそうでした。
真木がお菓子を作る時のかっこよさ、美しさに惚れ惚れしました。
男なのにかわいいものが好きな自分はおかしいと悩み誰からも理解されない孤独が伝わりました。
かわいいものが好きなのにメタルを聞くのは怒りの感情からなんでしょうか。それともヤンキーファッションとして怖そうだからメタルバンドのツアーTシャツを着ているのだったらおも…

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牙狼王子の純真 小説

  蔦木圭 

犬の護衛隊が健気で可愛い

興奮すると大狼に変身する呪いにかかった王子クラエスと、犬嫌いな引きこもりノエリオのお話。呪いに関する謎解きあり、解呪を妨害する敵あり、BL的に萌える過去あり。殺人未遂犯を許すのにモヤったが、全体的にはとても面白かった。

美貌の王子が貧乏貴族に突然プロポーズするところから始まる。幼少期のトラウマから犬を過度に怖がるノエリオと、三頭の犬を従え、かつ狼に変身するクラエスとの共同生活は、当然ながら最…

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朝と夜の数を、2 小説

吉田美野  あわのすけ 

やっとブチ切れてくれた安堵

1巻が嘘のように甘々になった2巻。正宗が変わることを決意し、実際に改まったようだが、爽やかなエンディングは逆に不安に。正宗の重く異常な執着と立紀の危うい執着に仄暗さを感じ、もう少しダークな匂わせがあるかと思ってしまった。

昔のことは忘れ、また最初から始めようと言う正宗。その舌の根も乾かぬうちに、嫉妬に狂って乗り込んでくる。そんな横暴を何度も許してやっと、本当にやっと、立紀がブチ切れる。
「…

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朝と夜の数を、1 小説

吉田美野  あわのすけ 

作品の空気感はとても好き

メインカプは従兄弟同士で同級生の正宗と立紀で、強姦から始まる感じ。1巻時点では、正宗は何も言わず会えばいきなり襲ってくるだけで、惚れる要素がない。立紀は心理描写でずっと嫌がっている風なので辛い。昔のBLっぽいと思った。

立紀の一視点で見るお話は、自分の意思に反する行動ばかりで、ずっと流されているもどかしさを感じ続ける。正宗に強姦された後の感情は優越感で、その後も期待しているのに抵抗する描写が…

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やさしい嘘のかさねかた 小説

あいだはるか 

心理描写重視の作風?

友人の結婚式を機に、男同士で付き合う自分を見つめ直すお話。同棲中の恋人を学生時代からの友人だと、周囲に嘘を吐き続けてきたことに悩み、一つの結論を出すまで。
心理描写重視の作風で、特に千尋の内面は行間に隙が無いと思うほどに書かれていた。

両視点で、智春も千尋も、お互いに元から同性が好きだったわけじゃない点が引っかかっている感じ。他の道に進むこともできるし、その方が相手にとって幸せかもしれない…

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