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3/5(合計:41件)
ヨネダコウ
乱菊
「どうしても触れたくない」でもしかしたら一番人気があったかもしれない、小野田課長のその後のお話。 もちろん私も例に漏れず、小野田のことは気になっていた中のひとりで、彼にはぜひ新たな恋を見つけてほしいと思っていたので、この番外編同人誌は非常にわくわくしながら読ませてもらった。 相変わらず思ったことが知らない内に口に出てしまう、ちょっとドリーマーな小野田サン。 その為つまらない事を口走ってし…
志水ゆき
1巻に引き続き雷蔵×紺編。 言霊師の力を持たないものの、紺の言霊様になると申し出た(プロポーズした?)雷蔵。 その理由がこれ以上無暗に紺を傷つけたくないから、そしてこの先は自分が彼を守っていきたいからというもので、かなり強引なのだが(笑)何とか紺を貰い受けることに成功したのが前巻。 これでめでたしラブラブなのかと思いきや、やはりなかなかそう簡単にはいかないようで・・・・・・。 今回は元…
菅野彰
「毎日晴天!」の同人誌は今のところこの1冊のみしかなくて(恐らく今後も出ない)、ファンの間では大変入手困難な1冊として有名だ。 今回たまたま機会があり読んでみたのだが、内容はいわゆる晴天シリーズとは別のパラレルな世界のお話だった。 真弓が「勇太の初めてが全部自分なら良かったのに」と涙ぐんだ、あの言葉を再現してくれている。 その為か帯刀家が両親の事故後に一家離散となっていたり、大河の足が少…
井上佐藤
かなり心待ちにしていた井上佐藤の2冊目のコミックス。 早売りを期待して前日に書店へ出向いたくらいなので、その気合の入れようは言わずもがなで(もちろんなかったけど)。 前作が発売された時に本作じゃなく落胆してしまった程なので、今回は本当に嬉しくてホクホクしている。 表題作はお互いバツイチで子連れ同士という2人を描いた「子育てBL」とでも言うべきお話。 子供という存在が単なる物語のアクセ…
水城せとな
こんなに切ないお話を私は知らない。 水城せとなの作品はいくつか読んだことがあるが、たまたまなのか所謂ハッピーエンドというものがなかったので、この作品に関しても多少覚悟はしていたわけなんだけども・・・。 学生時代から気が狂いそうになるくらい先輩である大伴恭一に執着していた今ヶ瀬渉は、半ば脅迫に近い形とは言え、彼の弱みを握ったことで恭一の傍に居るチャンスを得る。 よくある展開を予想するならば…
明治カナ子
前作「三村家の息子」の続編。 敏夫の目線で進んだ前作に対して、今回は弓視点となる。 兄に強烈なコンプレックスがあるが故に、親友の敏夫とホモの兄がただならぬ関係だなんて、絶対に認められない!という、初めは恐らくそういった理由から、弓は敏夫に目がいったのだと思う。 しかし読み進めていると本当にそれだけ?と問い質してやりたくなってしまう部分も多々ある。 嫉妬と依存と我儘が、弓を敏夫に執着させてい…
遠野春日 史堂櫂
好きだと気持ちを伝え、体を繋ぎ、同じ家に暮らす。 恐らく茅島氏にとっては、これだけでもう生涯「彼」以外の男を愛する余地もないくらい満たされているはずだった・・・のだと思う。 しかし人とは欲張りなもので、こんな茅島氏ですら、やはりもっと与えられたいと願うのだなあと改めて感じ入った最終巻。 祖母の7回忌の為に実家に向かった彼の後を、衝動的に追いかけてしまった茅島氏。 大胆と言うか無謀と言う…
星野リリィ
初めて読んだ星野リリィ作品。 ファンタジーなイメージの強いリリィさんだが、魔法が使えなくてもある意味かなりファンタジーテイストでは・・・と言うくらい、本作はぶっ飛んだ設定だった。 舞台は旧家の艸田(そうだ)家。 「長男夫婦に産まれた子が男の子だった場合には次男以下の男子は同性と結婚する」というしきたりにのっとり、艸田家・次男の慎二が同級生で分家の葵を花嫁に迎えるお話だ。 この手の花嫁も…
ヒマワリソウヤ(日輪早夜)
CJ Michalskiとのコンビで同人活動をしている日輪早夜の戦国タイムスリップものラブストーリー。 内容は分かりやすく言うと「王家の紋章」と「犬夜叉」を足して2で割ったといったところか。 ストーリーは非常に明快で分かりやすい。 その上に日輪さんのアッサリとした作風もあってか、本当に口当たりは軽い。 しかし何故か何度も繰り返し読みたくなってしまうような、そんな作品でもあった。 2冊…
菅野彰 二宮悦巳
前回は大河×秀の大人たちのお話だったが、今回は秀の連れ子・勇太×帯刀家の四男・真弓の子供カプの物語。 世間的にこのカップルが一番人気があるように感じるのだが、やはりそれは一番BLらしく、高校生同士という取り合わせだからかもしれない。 しかし一筋縄ではいかないのが晴天シリーズ。 子供カプと言えど、もちろん簡単に事はすまない。 今回は真弓の内と外での変わりように、妙な違和感を感じた勇太の目…