もとさんのレビュー一覧

おおきいの本 コミック

CJ Michalski 

たっぷりみっちり

今まで出した同人誌で、受けがショタ以上だったものを集めたのがこの「おおきいの本」という分け方らしいです。
中身は同人誌オリジナルと商業誌の続編(秘密な関係シリーズ・吟遊詩人シリーズ)と作者のフリートーク的マンガも入って、かなり充実した一冊になってます。

最初に言いましょう。アホアホです!! CJ先生のアホアホなBLが大好きな私にはタマラン一冊でした。
商業誌の2作を好きな人ならかなり楽し…

2

ちいさいの本 コミック

CJ Michalski 

倒れそうなほどおバカ

↑タイトルは誉めてます! ホントね…もう一言で言うとおバカ。そこまで描いちゃうか?描いちゃうんか~い!と突っ込み入れたくなるほどにおバカ。
そんでもって、ちいさいの本に違わぬショタっぷり。
ショタでおバカという何とも言えない最強コラボで萌えというよりトンチキ過ぎて悶えます。
全編ショタなんで、ショタ萌えない人にはあまり勧められないんですが、トンチキ作品読みたい人にはうってつけですね。

3

子連れオオカミ コミック

井上佐藤 

子連れの苦悶

各種レビュで非常に評価が高かったんで買ったみました。面白かったです!
子供の出てくる漫画って、扱いによっては萎え要素になるんですけど、今回の場合は色々とキーポイントになってて、子供がいる事が必然でしたね。
子供に対する父としての悩み、そして、相手に傾いていく自分の悩み、それぞれがそれぞれ悩んで、最後にはまた再会ってのもいいです。
(再会した子供がけんか腰なのもまたよし!)

すごくいい、…

6

夜道を一人で歩くとき 再録 コミック

草間さかえ 

一途なんだけど一途なだけじゃない

2003~2006年まで1年一話描かれた話らしいです。…これは再録買って正解かも! これを毎年待つのは微妙に苦痛だったかもしれないですから。
お話の二人は高校の同級生。吉岡は同じクラスの女たらし本田に密かに片思いをしていたけど、打ち明けるには至らず、しかしあるきっかけで思いが漏れ出てしてしまい、敏感な本田に気付かれてしまいます。
吉岡はその場を逃げて、その後二人は全く別々に生きるのですが、どん…

5

年下の彼氏 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

ぬるま湯の中の夢だけじゃない

塾講師の石田と、同じ塾で講師のバイトをしている鴻島のお話。お話は石田視点で語られます。
お互いが片思いをしてたのに、お互い全く気付かず1年半も友人として付き合ってきた二人。あるきっかけで思いもよらず鴻島の方から告白されて嬉しいと思う石田でしたけど、その心の奥底には重くて静かな決意があったのです。
よくあるBLならもうここまでで一ストーリ行っちゃえる?って展開ですが、全然そうはなりません。これか…

3

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

原点なんですね

今ではアンダーグランド系がお得意な英田さんの原点を見た気がする作品でした。
色々な面で英田さんの後発作品よりは甘い部分も感じられたんですけど、それもまた味だなぁと思えるほどに、結構好きな作品です。
不器用な男が時々見せるかわいい面とか、本当に上手いと思います。本当に胸がキュンとするというか、ああ切ない!って気分になりました。

大学時代の同級生とまさかの再会、しかもやくざと鉄砲玉まがいの狙…

2

タンゴの男 コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

がっぷり四つに組んで

…すんません、タンゴの話で、切なくて色っぽいんですが、この二人のエッチはどっちかというと相撲や柔道に近いものを感じたので…つい。
そこをわざわざ言ってしまったのは、そこが一番「受け入れられるか入れられないか」の分かれ目かなと思ったので。
最初から男くさく、色気はたっぷりなんですけど、とにかくガチホモなんで、そういう生々しい感じが受け入れられない人にはどうにも耐えられないんじゃないかと。

5

吸血鬼と愉快な仲間たち 3 小説

木原音瀬  下村富美 

とうとう3作目まで…。

えー…攻×受は今の状態での主観でありまして、もし実際が違ってたら後で訂正依頼出しますのでご容赦ください。
それがわからない=エロなしでとうとう3作目まで来てしまいました! BL小説界に詳しくないんでわからないんですけどなかなかない、貴重な状態なんじゃないんでしょうか?
それでも出るのを楽しみにしてるシリーズです。蝙蝠状態のアルのかわいらしさや、分りにくい暁の優しさやかわいらしさ、アルの天然っぷ…

2

ドキドキレンアイ コミック

山本小鉄子 

ホントドキドキな恋愛だよ!

前作で晴れてカップルとなった圭吾とちひろの、カップルになってからの悩みや何やらを乗り越えて、結ばれるまでのお話。
・・・と言ってしまうと身も蓋もないんだけど、それだけなのに、それだけじゃない、いい感じに波乱にとんだまさにドキドキな恋愛模様のお話です。

今回の一番ビックリは、圭吾に好きだ好きだと言われ、半ばほだされる形で始まったかのように見えた二人の恋愛が進むにつれ、むしろちひろの方が圭吾に…

4

タイトロープ コミック

夏目イサク 

ヤクザっぽい世界の話

夏目イサクさんは大好きな作家さんで、多分作品もコンプリしてるのですが、全作品に言える事「学生以外は一体何をしてる人かよくわからない」が今回も顕在。
ヤクザ世界に生きる幼馴染との話なんですが、このヤクザのやってる事とかそういうのイマイチ判んなくて緊迫感が薄いですね。
本気でヤクザモノが好きな人には物足りないかもしれませんが、私はなんちゃって設定でも全然平気でした。それいくらいお話は魅力的だったの…

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