あさだ2枚さんのレビュー一覧

アンチロマンス 2 コミック

日高ショーコ 

ひろくん

1巻の時と(互いの気持ちは)変わっていない@あとがきってのが面白いなぁと思う。BL漫画に限らず創作物って大概気持ちの変化を描くもんですから。この作品の場合も考え方を、特に周防は生き方を大きく変えてるわけで、料理は同じで皿を変えたってことかもしれない。

それにしても、幼馴染モノでベッドの上だけ「ひろくん」呼びするのエッチすぎんか!!!このツボの突き方はすごい。柿谷はその感じで「ひろくん」とか言…

1

藍より愛し コミック

はなぶさ数字 

フェンス

Xの「#藍より愛し」が面白いのでぜひ。本編と違ってコメディ度が高いです。ところで読後もこのタイトルの意味がよくわからなかったな。

『初恋が牙をむく』が一等好きで、『はきだめに恋』でピンと来なかったのでしばらく離れていたはなぶさ数字先生。よかった〜〜〜好き。

特に好きなのがまず、4話のラストシーン。ドラマチックなキスシーン大好きで、これは非常に良い。新の「あっち側」ってセリフがしみる。そ…

4

ゲレンデマジック101号 コミック

日暮くれ 

おことわリンボー

は?都竹くん可愛すぎんか?
2話で第三者視点やるってなかなかのぶっ込みだと思う。もはや真澄と小豆はいいから都竹くんを掘り下げようそうしようって気持ちになっちゃったじゃないか。つーちゃん…!!!そして現れる第四の男。確かにキャラ濃いからもうあんまり主役2人は掘り下げなくていいのかもしれないけどどんどん来るじゃん!いいけど!嫌いじゃないけどこのテンポ!のりちゃんもなんかいい感じだし。

愛の可能…

5

スモークブルーの雨のち晴れ 5 コミック

波真田かもめ 

貫田さん巻

久慈の「え どこ行くの」ってセリフと表情が可愛すぎるんだよな。和牛買いたがる久慈も可愛すぎるんだよな。割と攻め萌えの気がある。攻め可愛い。脇はエロい。

5巻も非常に良かった!名前のつかない関係だったはずの2人が、付き合いましょうってセリフなくぬるりとある意味一生を誓い合う仲になっているのがたまらない。
連載中の作品はあまり新刊のうちに買わないんですけど、この作品は長く続いてほしいので、早め…

6

スモークブルーの雨のち晴れ 4 コミック

波真田かもめ 

恋しくて、茜色

5巻を読むために1巻から読み返しましたけどあっという間。本当にいい作品です。末長く続いておくれ、とか考える巻で描かれる今生の別れ。まだ若いのにな。そういうこともあるけれど、なければ良いのになぁ。こういう出来事を話せる相手がいるのは大事なことです。ほんと、吾妻は久慈と再会しなかったらどう生きていたのか。多大なる影響、人生の指針、愛しい拠り所。

シーモア 広告、カバー下などのあとに「恋しくて、茜…

1

スモークブルーの雨のち晴れ 3 コミック

波真田かもめ 

黄色いスリッパのおうち

同棲編が始まりました。そして終わります。2人は40歳になったそうです。見えないけど。
この作品の、脇やら股やらの毛がしっかり描かれてるところが好きです。お湯を流したシンクが大きな音を立ててるのも好きです。
久慈の子供時代で兄が水泳部だったエピソードをエグめの内容で描写して、そのあと吾妻の心内台詞で「長い事 水泳をやっていた」って書くのがまた。こういうところもこの作品が好きだなと思う。

玄…

1

スモークブルーの雨のち晴れ 2 コミック

波真田かもめ 

大好きこういうの

完結でもいいような綺麗なところでひと段落してます。まぁ完結はしてほしくない。なるべく長く続いてほしい。
1,2巻ぐらいまでが久慈の家族編という所でしょうか。そこからうまく吾妻の家族にも繋がってく。父親に対する兄弟二人の思いを、同じ台詞で視点を変えて表情で見せる、こういう演出に弱い。大好きこういうの。そして対話って大事だなぁと思わせる。手間を惜しんだことで生まれる後悔は多い。全てを描かないで読者に…

3

スモークブルーの雨のち晴れ 1 コミック

波真田かもめ 

万人に読んでほしい

良すぎてレビューが書けなくて、よしもっかい読み返してレビュー書くか!ってのを何度か繰り返してます。初めて読んだ時、間違えて2巻から読んでしまい、それでも面白かった。とてもいい長編。こういう作品が商業BLにもっと増えればいいのに。『きのう何食べた』が一般受けするのと同じぐらいこの作品も万人に読んでほしいけれど、セックス描写がしっかりあるからにはそうもいかないのだろうか。男女の性行為なんていろんな漫画…

2

あやまちは紳士の嗜み コミック

松尾マアタ 

価値観とか信条

先達のレビューを拝見するに、雑誌掲載時には表現が異なったり、雑誌に続編が掲載されたりしていたようで。後者は『ミッドナイト・ベルボーイ 松尾マアタ 短編集』に収録されています。

こう落ち着いたかぁ。曖昧にしているけれど、この「母さんごめん」には「それでも僕は」と続くと想像できる。そうでないと真実を述べて幸せになった彼の兄のくだりと話がつながらなくなってしまう気がする。個人的には。
長い時間を…

0

嘘つきは紳士のはじまり コミック

松尾マアタ 

いざ続編

期せずして不倫が絡む作品を連続でレビューすることになりました。
何度かここでも書いてるとおり、根っからのハッピーエンド好きです。この作品は誰がどうなることがハッピーなのかと考えてしまう。このままありとあらゆる秘密は秘密のままに、現状維持で時が過ぎていくことが最もハッピーなのか。まぁ死ぬ時笑っていられそうなのはそれだけかなぁ。このレビューは続編があることを知っていて、かつ続編の内容は知らぬまま、そ…

0
PAGE TOP