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カノンチヒロ
fiona0109
ネタバレ
『僕の両性具有性周期』に続くシリーズ3冊目です。 今回の主人公は前巻と前々回の主人公とは変わって『僕の両性具有性周期』で脇キャラとして登場した2人が主人公です。 おそらく前の2冊を読んでいなくてもお話は理解できると思います。 今まで読んできたこのシリーズ3冊の中では、図らずも一番萌を感じた作品でした。 前巻から少し歪んだ性格が見えた都月に加え、更に最低なキャラが登場して、作品の雰囲気は少し…
個人的には一冊の雑誌でこれ程好きな作家さんの作品は中々読めないな~と思う程豪華なラインナップでした。 テーマは「不細工」なのですが、ほんとに不細工なキャラもいれば、結構可愛く見えるキャラもいました。 どのお話も良かったのですが、印象強く残ったのは志水ゆきさんの『まつごのゆめ』とテクノサマタさんの『フラクタル』。 どちらも切なくて、特に『フラクタル』はかなり痛くてこのままではバッドエンドに近い…
いにしえ特集という事ですが、ほんとに太古の「いにしえ」から昭和初期の頃まで時代も様々、舞台も日本や海外と様々でした。 読む前から以前から読みたいと思っていた作品や既に単行本で読んで好きだった作品が収録されているのが分かっていたので期待していましたが、その期待は裏切られなかったです。 中でも単行本の方で神評価を付けている高嶋上総さんの『ワイルド・ロック外伝 Innocent Lies』が一番…
榎田尤利 佐々木久美子
榎田さんと佐々木さん両方目当てで読みました。 執事モノですが、執事の方が主人より若干年下です。 表紙に主人公2人が描かれていますが、2人の性格と外見のイメージはピッタリでした。 見目は美しいが潔癖症、我儘で毒舌家、人嫌いで神経質な主人の乙矢がしかける序盤の意地悪はまるで子供の様で、それに耐える執事候補の原田、そして原田を執事として指導する富益とのやり取りが可笑しく楽しいです。 昔のトラウマ…
鈴木ツタ
シリーズ1巻が出版されてから7巻まで約6年半かかったシリーズもこれで完結です。 あとがきによると、このシリーズは編集担当さんから「ケモ耳とかいかがでしょう?」という一言から始まったとか。 その割に深い世界のお話になって、中々読み応えありました。 前巻でクラヨリ様が一体どうなってしまうのだろうと心配しましたが、上手く収まって安心しました。 しかし、真川はもうちょっと懲らしめても良かったと…
シリーズ5冊目ですが、今までで一番妖っぽかった巻でした。 ものの怪好きな私としては読みごたえがありました。 ヌボ~とほのぼのな描写もいいですが、こういうおどろおどろしい描写も鈴木ツタさんいいですね! 前作で距離が縮まったかに見えたクラヨリ様と紡ですが、思わぬ障害が出てくる巻でもあります。 それにしても犬猿の仲だったセツとクラヨリ様が仲良くなって、セツがクラヨリ様と佐香神様の所で一緒にお酒を…
シリーズ4冊目です。 1冊丸ごと3巻で登場したクラヨリ様と紡のお話です。 私はこのシリーズではこのカップルも好きで、主人公2人の性格もいいのですが、クラヨリ様のモフモフ感もいいです! 人外のキャラは元々好きなのですが、特に狐とか狼とか大好きなんですよね~^^ この1冊で一番萌えたシーンがレビュータイトルで挙げたシーンです(えっ?笑)。 もっともっとこの「小さめのかわいいもの」を見たい気持…
『この世 異聞』ドラマCDとしては3枚目です。 1、2作目とはガラッと主役が変更されているのですが、前作までのメインキャラのセツや館長、昭雄もちらっと登場しています。 原作既読ですが、このドラマCDに収録されているのは『この世 異聞 其の参』から『この世 異聞 第八幕』、そして『この世 異聞 其の四』から『この世 異聞 第九幕』の前半ちょっと過ぎの所までです。 妖の世界が関係しているので、お…
表題作の他に表題作の描き下ろし、他に短編が2作品収録されています。 数年ぶりに再読しました。 私はこの作家さんは和装も似合うと思っているのですが、表題作は物の怪のような存在が登場するファンタジーで、同時収録の『神も仏もないものか』も時代モノで和服が沢山見れました。 表題作シリーズにはシリーズ通してカップルが何組か登場するのですが、シリーズ最初に登場したセツが私は気に入っています。 俺様…
イシノアヤ
『椿びより』の続編になります。 平岩の娘の史生ちゃんが小学生になって暫くたった頃かな?と思われるところから始まります。 相変わらず平岩家と椿との日常は暖かくてほのぼのしています。 今回は平岩の会社の同僚、小堀君の視点が加わる事で、平岩家と椿のまるで家族のような関係が特別暖かいものだと更に思わせるものになっていると思います。 日常に起こり得るほんの小さなことでも、お互いをとても大事にしている…