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砂原糖子 佐倉ハイジ
久江羽
永い永い初恋成就のお話。私的にはある意味高校生らしい、好感の持てるお話でした。 オバサンでも過去に感じた事のある、甘酸っぱさがそこかしこにちりばめられていて、どこがといいきれないくらい、始終キュンキュンしておりました。 真面目高校生、苦労人、お人好し、などなど、冠がいっぱいつきそうな広久の「恋愛」とか「好き」の感覚と、フェミニストな侑の「お付き合い」とか「セックス」に対する価値観と、基本が…
砂原糖子 高城たくみ
作者の砂原氏があとがきで言っていますが、『ほのぼのバイオレンス』なお話です。 死んだ先代の息子だからと白羽の矢が立っちゃった奈木蝶也が、うるさい組員に辟易しながらもほだされていっちゃうのが前半の『ほのぼの』部分で、私も何を言いたいのかいまひとつ乗り切らず、モヤモヤとした気分をまといながら「読み始めたんだから終わりまで」といった気分で読んでいました。 奈木が美人なだけでメリハリが無く、枦山尭…
こいでみえこ
なぜだか理由はよく分かりませんが、元気がよくて人懐っこいおにいちゃんと、ワケありで線が細い年上美人がだんだんとほだされていくお話、こういう話が好きです。 片思いのまま一途に、旅立ってしまった一人の男・悟史を思い続けている書道家の一美。 旅先でたまたま一美あての悟史の葉書を預かり、自宅までは突き止めたものの渡すか否かを迷っているとき、一美が依頼した売り専ボーイと間違われた新。 放浪の旅から…
杉原理生 三池ろむこ
友情なのか恋なのか、微妙な関係に苦悩する少年たちのお話。 シャイで付き合い下手な真野の親友・栗田(明るく活動的)が、ある日友人だと言って高東(外見が良く、近寄りがたいオーラをまとって大人びている。栗田とは親密)を連れてきたことにより、それぞれがそれぞれとの関係に揺れ動くさまが描かれています。三角関係のお話といってもいいかもしれません。 真野目線でお話は進みますが、彼ははっきり言って大変…
木原音瀬 よしながふみ
思わぬ遺産相続に想像を絶するおまけがついていたので人生が大きく変わっていく男のお話です。 家族に恵まれず17歳でホームレスを味わい、今は詐欺まがいの訪問販売をして暮らしているゲイの山村。 ある日弁護士・有村に呼び出され、父親の兄が死に遺産相続の権利があるが、その代わりにブラジルの原住民に育てられ言葉も何も分からない従弟の世話を引き受けることが条件だと言われます。 無責任な皮算用をし、二つ…
久我有加 RURU
大学の学園祭実行委員会の先輩・謙人と同い年の後輩・進藤のお話。 礼儀正しいわりに口が悪い。けれど笑うと目じりに皺ができて、それが男っぽくてかっこいい。歩くときは相手に歩調を合わせるetc.(謙人調べ)…謙人じゃなくても好きになっちゃいそうな後輩・進藤。 ほぼ一目惚れの彼と過ごす時間を少しでも多くしたいが為に、健気にも生活サイクルまで合わせようとする謙人。 明るい笑い顔と人当たりのよさと努…
ユキムラ
作品データは、表題作カップルが関係する作品全体のものです。(帯のあらすじには「せつない恋心」とありますが、せつないというよりグルグル・ワタワタしている感じで、私にはコミカルに見えました。) 表題作は、食べると人を一回使役できる飴が絡んだ、ある意味ファンタジックなお話。 おかしな出来事(「社の中」参照:完全なファンタジー)がきっかけで、 好きでもなかった(というか、苦手だった)松田に一度だ…
桜遼
作品データは、表題作カップル登場作品全体で書かせていただきました。 表題作は、親の再婚で義兄弟になった兄(サラリーマン)が弟(モデル兼俳優)に一目惚れしちゃって・・・というお話。 ここまではよくあるパターンですが、兄(受)が夜な夜なエッチな夢を見てしまうというところがポイントでしょうか? 実は裏があるのですが、真面目眼鏡なお兄ちゃんですから、疑うってことを知らない。 2作目に至っては、…
夏河シオリ
私って説教くさいお話が意外に好きなんだと痛感した作品です。 お話としてはよくある、不真面目な生徒とカタブツ眼鏡の先生のほだされ愛的な展開な訳ですが、簡単に流されない先生に感動しました。 本気の恋愛はしたことが無いのにセフレは複数いて、頭も軽ければ下半身も軽い神藤くんが、校内でイタしているところを発見してしまったのがオールマイティ・カタブツ・メガネの宮下先生です。 初出掲載誌が季刊なの…
秀香穂里
「くちびるに銀の弾丸」のふたりの年末年始の休暇のお話。 お決まりのようによく働く人たちで、会社の大掃除までしてからお休みに入ります。 そのあと二人仲良く買い物へ行って、鍋食べてほろ酔いになって・・・あとはアマアマエッチになだれ込み。 なんと水嶋さんが色っぽく誘い受け!半分くらいエッチシーンですよ。ごちそうさま。 ちなみに、表題「水嶋/澤村」は表札のことです。