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富士山ひょうた
むつこ
攻めが中学生でした。積極的です。 受けは大学生で、性格乙女。 好きな作品なんだけど、中学生っていうのがネックになって、萌えきれなかった。 せめて高校生なら良かったなァ。 なんだろう、中学生攻めでも引いたりはしないんですが、富士山ひょうたさんの作風を考えると、中学生は持ってこないほうがいいような気がして。
連作短編となってる表題作の主役二人は同棲生活してます。 優しくてあたたかくて、心がポカポカするお話でした。 ささやかな日常が、富士山ひょうたさんの素敵な絵で描かれてました。 表題作も良かったんですが、「ループハーフ」という短編がとりわけ好きでした。 主人公は、高校時代の友人に、卒業旅行で「お前が好きだ。思い出にキスさせて」みたく告白されて、「これからも友達でいたいからできない」みたいなことを言う。…
吉原理恵子 鳳麗華
下巻は少しパワーが落ちたかなァと思う。 物語の整合性のために残虐度がダウンしちゃったような気がする。といっても上巻との比較なので、じゅうぶん以上に残虐です。血みどろです。 好きとか愛してるなんていう甘っちょろいものより、妄執とか執念とかのほうが力強いんだろうな感じてしまうほど、玲二の持つ闇は狂気です。 ラストが惜しかったかなァ。もういっそ二人で死んでも良かったんじゃないかとw
吉原理恵子ワールドここに見参。 モラルとか常識とか頭からバリバリ食べてしまうような小説です。 ちなみに吉原理恵子さんのこういう作品を読むときは、舞台をこの日本だと思わず、どっかのパラレルワールドだと思うようにしてます。でないと私の中にある正義や常識が邪魔して楽しみきれなかったりするw 主人公は義理の兄弟です。和也と玲二。 玲二が和也に向ける歪んだ愛と憎しみが執着になってるんですが、その表出の仕方が…
やまがたさとみ
やっぱり漫画って絵は大事だなぁ…と思いました。 やまがたさとみさんの絵、好きです。ベッドに片足ずつ乗っけてキスしてるシーンがあるんですが、その美しさに悶絶した。 水城せとなさんや中村明日美子さんや山田ユギさんの漫画が好きなんですが、絵となると日高ショーコさんや富士山ひょうたさんややまがたさとみさんの絵が圧倒的に好きです。 切ない話でした。 内容だけを考えると、主人公は貞操観念が薄くてふらふらセッ…
水原とほる ヤマシタトモコ
「極悪な足長おじさん」というのは、水原とほるさん自身があとがきの中で語ってるんですが、まさにその通りだと思いました。 面白かったです。 義理の父親にレイプされた挙げ句、借金を抱えて金融屋の国枝に拉致され、売春させられるハメになった主人公の遥。 その遥がある日を境に国枝のマンションに引き取られて生活や学費など一切の面倒を見てもらうことになる。最初は国枝のきまぐれです。 じわじわとお互いに恋愛感情を持…
表題作は高校生の恋でした。 真っ直ぐで切なくて、すごく良かった。私のなかにあるナケナシのピュアな部分がキュンとした。 少しずつ少しずつ進む恋っていいなぁ。 プラトニックなまま、その先を予感させつつ終わってたのも良かった。 最後の軽ーいチュッていうキスが好き。 表題作以外の二編もいい話でした。 富士山ひょうたさんは、エピソードの切り取りかたや、心理変化を描写するのが、本当に上手。
富士山ひょうたさんの描く男性の裸は、美しくて好きです。 絵がものすごく好みです。今まで読んだなかでは、日高ショーコさんの次に好きな絵だ。たまにあるギャグっぽい絵が超かわゆい。 ストーリーは焦れったいほどゆっくり進む。リーマン同士の落ち着いた話で、好感でした。 なかなかホモになる自分を認めたくない男の背中を押したのは、やっぱ嫉妬。嫉妬最高。ニヤケました。
榎田尤利 やまかみ梨由
安定感抜群の文体にストーリー展開、榎田さんの本は読みやすいです。 この作品を読む前に読んだ榎田作品でも思ったんだけど、サクサクと場面が変わり話が展開していくので、もったいない気がした。 本当に面白いから、話を引き伸ばして焦らして欲しいーと思ってしまう。いわゆる贅沢な不満ですw 主人公は有能な営業指導員の里見。生真面目だけど表情に乏しいため、出向先で反発をくらってしまう。 そこで出会った笑顔の優し…
吉原理恵子 円陣闇丸
近親相姦モノです。 父親の不倫をきっかけに崩壊していく幸せな六人家族。 まずは頭のおかしくなった母と長男が。それを知る長女は家出。三男は引きこもり。母は死に、長男は次男をレイプする。 「ラブラブハッピーなボーイズラブではなく、ずっしり重いJUNEものを書いた」というだけあって、迫力ありました。 ああ、これこそ吉原理恵子さんの世界だなと思いました。 息もつかせないような痛い被虐のシーンは、壮絶であり…