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31/50(合計:494件)
一穂ミチ 木下けい子
むつこ
萌えまくりました。 幼馴染みモノのツボというツボをきっちり押しまくってくれる良作です。 しっかりした文章と、王道にはハマりきらないストーリー展開、好感の持てるキャラクター、すべてが完璧でした。 『雪よ林檎の香のごとく』が大好きで、どうしてもハードルを上げて読んでしまうんですが、『雪よ~』が別格すぎるんだよなァ…と思いますw 攻めの流星が、とくに好きでした。 受けのことが大好きな流星。やっと気持ち…
成宮ゆり 桜城やや
ツボにくるツンデレって、最強ですねー。 萌えました。 めっちゃ面白かったです。 受けの、凄まじいとしか言い様がないツンデレっぷりが可愛すぎてヤラレタ。 攻め視点の一人称なんですが、攻めのクールっぷりもかなりカッコよくて、キュンキュンきました。 攻めは俳優。地味ながらも実力派俳優です。 受けは抱かれたいナンバーワンの大人気歌手です。 二人は同じ学校の芸能クラスにいる。 受けは攻めをずっと目のカタキ…
砂原糖子 ヤマダサクラコ
うほっ、レビューがいっぱい。さすが砂原糖子さんだなァ。 『センチメンタル・セクスアリス』の番外編ですが、完全に本編を越えてました。めちゃくちゃ切なくて、めちゃくちゃ面白かったです。 砂原糖子さんの作品のなかでは、『セブンティーン・ドロップス』に次いで、好きな作品となりました。 主人公には、ずっと好きな人がいる。九つ年上のカメラマンで、亡くなった兄の恋人だった男だ。 健気で芯の強い、一途な受けです…
秋月こお 波津彬子
大正時代が舞台です。 超面白かった。 秋月さんの知識の深さにも感嘆しました。この時代の文壇について、ただ調べたというだけじゃなく、ちゃんと消化して血肉にしたうえで物語のなかに折り込んでいるので、すごく分かりやすかったです。 夏目漱石とか江戸川乱歩とかがちょこちょこと登場するので、ニヤニヤ笑いが止まらなかったです。 主人公は小太郎という少年です。 実家を離れ、『現代』という雑誌を発行している本屋に…
かわい有美子 花本安嗣
ここまでツンデレでいいの?ってぐらいのツンデレ受けでしたねー。 セックスのときなんて、ツンデレを越えてスーパーオトメになっちゃったから、「そこまでかい!」と思わずツッコミ入れちゃいました。 めっちゃ面白かったです。 攻めがほだされちゃう気持ち、よーく解りました。受けが可愛すぎる。 冒頭、主人公の『悪気のないイヤな男っぷり』がさんざん描かれます。イライラするほどの傲岸不遜男なのだ。私はイヤなやつが…
雪代鞠絵 門地かおり
あらすじ読んだ時点では、まったく私の趣味からハズレてるっぽかったこの小説なんですが、読んでみるとがっつりハマっちゃいました。 ヤバイぐらいに面白くて、ヤバイぐらいに切なくて、後半めちゃくちゃ萌えまくった。挙げ句、ボロボロに泣いてしまいました。 これがあるから、BL読むのはやめられないんだ! で、あらすじだけで拒否ったらダメだなァとも思わされました。 主従モノです。 主人公は、心優しくておとなしい…
木原音瀬 日高ショーコ
みなさまと同じような感想ですw レビュー多くて嬉しい。 木原音瀬さん最高傑作のひとつだと思います。素晴らしい作品です。木原音瀬さんに一生ついてゆくことをここに誓います。 しかしレビュー多いと、何を書くか迷うときあるねwとりあえずあらすじっぽい話は割愛。 主人公は女装してスーパー美人になっちゃうんですが、素人のオカマさんはたいがいキタナイです。 私、素人の女装趣味な男(ゲイとは限らない)が集まるバ…
榊花月 やしきゆかり
17歳アホアホ受けの、ひと夏の恋の物語です。 なんていうか…ヤラレタ。 全編、『停学中に先生に提出するための反省文』という形で構成されてます。 榊花月さんは、である調とですます調を故意に混雑させるというテクニックを使っていて、それが非常に効果的でした。 ナニカが起きて大事件になって、停学になったのは分かる。いったいどんな事件が起きたのだろう?冒頭から興味そそられまくりで、一直線に物語の中に入っ…
羅川真里茂
最終巻です。 外伝まで神でした。 ついでに巻末に入ってる『僕から君へ』というニオイ系の短編まで神という、ものすごい一冊です。 なるべくたくさんの人に読んでもらいたいです。とにかく!とにかく素晴らしい作品でした。 読み終えてちょっと放心したあと、またすぐに最初から再読してしまったんですが、不思議なことに二回目のほうがボロボロに泣けました。 なんなんだこの漫画は。私の精神を満身創痍にする気なのか。よー…
中島梓
小説道場は幕を閉じました。最後なので神評価にしました。トータルでの神評価です。 そして、その功績への神評価です。 後半、中島梓さんのモチベーションが低下してるのが分かってしまいましたね。 また、拡大し続けるBL市場(当時はBLと呼ばれてなかったけど)のなかで、道場をはじめた当初の『行き場のないアナーキーな小説に場をあげよう』みたいな動機が、どんどん意味をなさなくなっていたんだなというのも分かりま…