ofnoticeさんのレビュー一覧

はなやかな哀情 CD

記憶喪失?あるあるある…え?

『記憶喪失』っていうのもBLにありがちなテンプレの一つですが、
本作の一筋縄じゃいかないところは、記憶喪失をキーにして
「家族とは何か」に向き合うリアルさです。

浮世ばなれした設定やポルノグラフィックな描写も多い崎谷はるひ原作ですが、
一方で、「他者同士がどうお互いを直視し、関わるか」という
きわめて現実的なテーマをちょくちょく取り上げています。

だからこそのこのキャスティング…

0

是 -ZE- 2 CD

原作よりも、ドラマ性が高い

「是」はいろいろな意味でドラマ化が難しいなと感じます。
まず、登場人物の豊富さとバリエーション、原作のキャラ設定がわかりやすく完成度も高いので、キャラによってはなんかズレてる感がぬぐえなかったりします。

ですが、玄間(三宅健太さん)は原作以上の説得力がありました。

和記(一条さんですね)もイイ感じに進行。
自分的にややズレてるのは氷見(平川大輔さん)ぐらいかなー。
合わないという…

2

顔のない男 CD

劇中劇とリアルが入れ替わり立ち代わり

劇中劇が面白い、というレビューが多数ありますが、
正直なところ、ワタクシにはどこからが劇中劇で、どこからがリアルなのか
よくわからなくなっていましたw

虚構と現実の間の浮遊感が面白い。
三木眞一郎さん、飛竜の無機質さや絶望感がよく出ている。まさに「顔のない男」。
さすがです。
ムービックらしく、コンパクトにまとめていますが、疑似同居からお互いに心触れ合い、慈しむようになるプロセスは…

1

ジェラールとジャック(文庫) コミック

よしながふみ 

「ベルサイユのばら」のその後代は偶然ではない!?

文庫版が出ていたので買ってみました。
腐デビュー30周年の自分にとっては、ヒッジョーに懐かしい感のあるコミック。
「風と木の詩」「日出る処の天子」「摩利と新吾」など
70~80年代のBLの先駆的な作品が持つ要素――歴史的グランドロマンの体裁を取り、そこそこ文学的で、涙あり笑いあり――がよく出ている、と思います。

この作品、フランス革命前後~テルミドールのクーデターまでの約10年間が舞台…

7

溺れる体温 小説

菱沢九月  北沢きょう 

続編「熱病の花」とセットでどうぞ。

この続編にあたる「熱病の花」を読んで購入。
一番の萌えポイントは年上の受け・七飯(ナナエ)が時々漏らす若狭方言と、
北陸のひなびた日常空間だったんですが(笑)

続編の「熱病の花」に比べると、そうした細かい描写が浅い。(残念)
サスペンス的なトリックも展開としては悪くないんだが、文章の溜め不足というか、
流れや展開が雑然と列記されている感じで、退屈なミステリー小説といった感は否めない。…

1

極・龍 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

極道とアラブのコラボ!

いやはや、BL界も資源不足なのか、クロスオーバーな雰囲気になっておりますな~。
「嘆きのヴァンパイア」(愁堂れな)などはヴァンパイアと極道のコラボでしたが、
こちらはアラブと極道のコラボ~~~!!!

誰かがやるとは思ってたが、まさかの「極」シリーズでそれが来るとは…。

しかしですね
裏表紙のエロくっさいイラストにムハーと来たワタクシ、
意外にエロエロしいトコロはちと期待はずれで…

3

兎オトコ虎オトコ(1) CD

ちょっと意外なキャスティングだった

ムービックの第六事業部が解散するということで、記念カキコ。
調べてみましたらね、ムービックのBLCD史は驚いたことに91年からなんです。
当時、BLCD(というかカセットブックなど)をリリースしていたのはジュネットや
一部、一般のレコード会社ぐらいなものですから、時代の先駆だったといえます。
改めて偉大な功績に拍手!

で、この作品も既存のBLの中では異色といえるか。

原作既読。…

3

Rush! CD

もんのすごく惜しいドラマCD

原作は何が言いたいのか、落としどころがはっきりしないものでしたが
ドラマCDではそれなりに方向性が見やすいです。

羽多野渉×鈴木達央コンビというと、やはり「部活の後輩に迫られています」の超絶怪演技が印象深いところですが、当作品はそのプロトタイプ的なものも見えます。
聴きどころはやはり怖い不良の東雲(鈴木達央さん)で、この人、ホントやんちゃでとんがった高校生をやらせると大変説得力があります…

1

くいもの処 明楽 CD

変な癒し系ドラマCD

なにこのホームドラマみたいなノリw
お昼の奥さまドラマのような無責任さがいい。
BLらしくありませんw
中井さんの存在感が全てを覆い尽くしてしまった感があります。

どこからどこまでがジョークでどこまでが本気なのかわからん
いいかげんそうで、楽天的な明楽の人間臭い魅力がすべてといってもいいです。
お約束のHシーンは…まったくもってエロさがありません。
明楽があまりにあっけらかんとし…

1

あざやかな恋情 しなやかな熱情(3) CD

仕事しっかりの臣が好きである。

崎谷はるひ原作って、どうしてこう設定がアリエナスなのかw

いや、しかしだからこそ二人がどうなるか、興味シンシンになってしまうのかもしれない。

天才画家と警察官(しかも警視庁でバリッバリではなく、田舎の警察)て組み合わせ、
予想のななめ上すぎるんだが…あ、考えてみると、崎谷はるひ作品は受けが地味めなプロフィールだったり、苦労人だったりしますが。

で、長野の田舎で駐在所ライフを地道…

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