雀影さんのレビュー一覧

ただひとつの光 小説

李丘那岐  雪広うたこ 

粘り勝ち

「神」にしようかどうしようか迷う位の、萌の上

自分のせいで回りが不幸になると、過剰に警戒して、やさしい周囲から距離を置こうとしている野良ネコちゃんを、ねばり強く、照らして、温めて、とうとう手なずけるお話。

これの前に読んだ「恋愛犯」も粘り勝ち系のお話だけど、あれは、攻めの子が自分がそばにいちゃいけないと思いながらも、どうしても離れられず、犬のように尽くしているうちに相手がほだされてくれ…

2

恋愛犯 Love holic 小説

凪良ゆう  サクラサクヤ 

多分、最初の出会いから、お互い恋に落ちているのよ。

これは電波って言うより、ちゃんと診断名がつく系の子の、一途な愛の物語。

親の無知と無理解から、する必要のない苦労を背負い込まされちゃった日永。
でも、日永は瀬田のことが、ただひたすらに好きなだけなので、苦労しているとか、つらいとかは思っていない。
自分がそばにいないことが、瀬田の平和と幸せになるのならと、たった一人で閉じた世界に生きている。

そんなところに、過去のしがらみが全くない…

5

ハッピーエンドにしちゃわない? コミック

松木加斎 

社長はエロくてもいいのさ。

元いじめられっ子の同級生が、
素敵に腹黒い社長さんに見事に育って、
怪我のせいで落ちぶれてしまった元クラスのヒーローを、
まんまと手に入れてハッピーエンドにしちゃうお話。

タイトルにもなっている決めぜりふ

「ハッピーエンドにしちゃわない?」

が、とっても印象的。

絵といい、ストーリーといい、過不足なくとっても良くまとまっています。
表題作の二人は、例え社長さんが毛も…

0

溺れるほど愛しくて コミック

かずきあつし 

溺れてます

表題作、やりたい盛りの高校生が、愛と汁に溺れてます。
他の作品も、やりたい盛りのかわいいバカップル満載です。
溺れてうっとりの受けちゃんが色っぽい。

全体にチビキャラ化率が高めですが、ちゃんと普通キャラで決めるところは決めて、チビキャラ化するタイミングがいいので、違和感なく、可愛いって思えます。
お話が変わる所に、チビキャラ化したカップルがバトンタッチしているイラストのページが挟まって…

0

麗人 Bravo!2010年秋号(雑誌著者等複数) コミック

井上佐藤さんの新シリーズ始まったです。

にゃんこが、いっぱい、いっぱい登場。
まだお話は導入部で、二人の関係がどうなるのか全くわからない。
あの麗しのメインクーン君は、食われる方なのか、食う方なのか(多分、食う方なんだろうけど、もしかしてって事もあるし)どっちに展開するのか、麗人11月号が楽しみ。

今号は、割合、痛い系のお話が集まっちゃった感じだけれど、ちゃんと普通にラブくてエロエローな作品もあるし、基本読み切りなので、それぞ…

1
非BL作品

Otome continue vol.2 小説

BLの文脈で見る作品は、

黒執事に、個人的にどのような二次的な妄想を抱くかを措いておくと、この本の中で該当しそうなのは、えすとえむさんの作品位でしょうか。
シュッとした紳士と、メタボ腹ショコラティーエのちょっとしたお話です。
素敵な小品ではあるのですが、多分BL的には、執事さんの二次妄想の方が、むしろ容易そうです。

で、個人的に黒執事には何の妄想も萌も持たない、
そんな私の、今回、この本の購入理由は、
表紙に…

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月ノ瀬探偵の華麗なる敗北 小説

愁堂れな  亜樹良のりかず 

サクサク・エンターテインメント

愁堂さんお得意の、サクッと楽しいライトミステリーです。
ちょっと色っぽい、深夜の45分ドラマと言った感じの短編が2編入っています。
メインキャラは「絶世の美少年」に「絶世の美丈夫」です。
BL小説は一般的に、現代物でもメインキャラがそれなりに美形なのはお約束ですが、
この作品は、時代設定が「昭和初頭」と言う、耽美とダンディズムの時代なのもあって、もう、臆面もなく「絶世」とか「希代」とか言い…

2

決別の塔 小説

剛しいら  タカツキノボル 

いったいどれだけ

ネタのストックがあるんでしょうねぇ、剛先生は、、、

この本1冊だけではもったいないほど、内容が盛りだくさん。
「白鷺先生自立編」ということで、この先「黒河過去編」とか「山の診療所事件簿」とか、スピンオフで…とか、ワンクールの連続ドラマが5~6シリーズ位簡単にできそうなんですけど、、、

それでも、この作品、ちゃんと220ページあまりの文庫本になってるから、「もっとシリーズで読みたい」位…

0

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

キャスティングに期待

チェリーなツンデレ王子様が、余裕たっぷり甘やかし上手な大人に、まんまと食われちゃうお話。

ツンデレな王子様がきゃんきゃん、グルグルする様がかわいいです。

この王子様、一歩間違うと、ただひたすらわがままな嫌な子になっちゃいそうですが、お育ちもいいし、ちゃんと頭もいいので、(数少ない)お友達に思いっきりわがままに振る舞っても、心と裏腹な暴言を吐いても、実は心の中でクヨクヨしてたり、開き直っ…

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陶酔を誘う双つの手〔小説花丸2010秋の号付録) CD

付録の限界

小説花丸は、付録CDの出来がけっこういいから、つい毎号買っちゃう。

今回の付録CDは「禁忌を抱く双つの手」の後日談。

もうすっかり3人でのエロエロ生活が当然の日常になっている3人が、福引きで当てた豪華温泉旅館1泊旅行に行く話。
全体的には、多希が、二人とこんな関係になってしまった事を、あれこれ回想したりしながら考えているって内容。
エロ的には、3人で大浴場の露天風呂に入って、多希が…

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