雀影さんのレビュー一覧

寒冷前線コンダクター コミック

秋月こお  後藤星 

富士見シリーズ入門におすすめ

富士見二丁目交響楽団シリーズのコミカライズ版。
小説の方は一応シリーズ完結?(といいつつ、外伝といいながら本編ストーリーをずっと引っ張っていたけど、それもまあだいたい収束)したが、1冊きりの、このコミカライズ版は、これから長く長く続く悠季と圭のそもそもの出会いを描いていて、わたしがこの長いシリーズにつきあい始めるきっかけになった因縁の本です。
コミカライズされているのは小説版の第1巻「寒冷前線…

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氷上のアルゼンチン・タンゴ 小説

華藤えれな  嵩梨ナオト 

このプログラム、見たい

フィギュアスケートを舞台にしたBL小説って、多分初読みのような気がする。
最近は、随分フィギュアスケートの大会やアイスショーがTV放送などで見られるようになったけど、フィギュアスケートを小説で読むのは、結構ハードルが高そう。
話を進行するためには技術的なこともある程度は説明して理解しておいてもらわないとならないし、かといって、あまり事細かに説明しすぎても、それはそれでストーリーの流れを悪くしち…

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「落ち着きなさい、立花くん。」アニメイト特典リーフレット 特典

仕事中でしょ?

ふられ物同士カップル編のオマケマンガ。
職場にやってこられてイラつく横山くんと、そんな横山もかわいいって思ってめげない竹尾くん。
ケンカしてるようでも、結局バカップルな二人。
いったい職場で何してるんだ!

表題作カップルも、スピン作カップルも、どっちも似たような強引年下攻めなようだけど、こっちの竹尾・横山組の方みたいに、攻め×攻めが主導権争いするお話の方が個人的には好みだから、この書き…

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還らずの夏 コミック

暮田マキネ 

切れ長伏し目が色っぽい

テーマアンソロジー収録の短編を集めた本。
「涙」「心中」「縛」が単独、そして「発情」と「オメガバース」が連作。
全体的に切ない系なのは、作者さんの絵柄や作風が地味目というか、とにかくみんな、伏し目がちだからかな。
その意味では、切れ長で伏し目がちな目元に萌を感じるって方には、超オススメ。
真っ直ぐな睫毛とか、星の入っていない小さめの黒目とか、目の下の隈とか、お顔の表情メインのエロが実に色っ…

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こぎつねこんこん恋結び 小説

水瀬結月  桜城やや 

安心して萌え萌え

もっふりモフモフの子ギツネが、恋の糸を結び合わせるお話。

ケモ耳にモフモフしっぽの幼児がお話に登場しますが、恋の物語は人間のお話です。
魂の言葉で結ばれていた二人が、妖狐の玉様の力で再会を果たします。
こんな風にかわいいファンタジー、由緒正しいボーイズラブって感じで和みます。
かわいくって前向き、リラックスして萌え萌えしたい、そんな気分におすすめ。

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ギヴン-given- CD

『BECK』方式?

原作既読です。
原作コミックスはクラフト紙っぽい質感を活かした素敵なカバーデザインでしたが、ドラマCDの方もその雰囲気を踏襲して、BLCDとしては珍しい、紙のスリーブケース付きでした。
お話自体はまだまだ序章で、BがLになる雰囲気には程遠く、勿論エロのかけらもあるわけもなく、受け攻めですら定かじゃありませんが、バンド男子物として、普通にワクワクとおもしろいです。
真冬の歌は、映画の『BECK…

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Pretty Wimps コミック

松基羊 

アベちゃん、かわいいよ

オッサン受け!
かわいい物好きを隠して、むさいオッサンとして生きているガチムチ30代高校教師と、そんな先生が好きで好きで、ずっと片思いしてた生徒君の、禁断の恋の物語。
もう、のっけから、ガチムチなオッサンの、全く似合っていないランジェリー姿のバックショット。
背筋とブラの、この違和感で、ハート鷲掴み!
場面変わっての、高校の教室。
むさい中年教師を、恋する瞳で見つめるイケメン高校生君の泣…

5

「King sitter」コミコミスタジオ特典ペーパー 特典

これって、誰の腕で脚?

コミコミスタジオ購入特典の書き下ろしペーパー。
1ページ分のコママンガです。
士郎は、自分のことは帝臣さんに逐一把握されちゃっているのに、自分では帝臣さんのことをほとんど知らないままだと気付き、遅ればせながら、帝臣さんに趣味とかインタビューしようと試みるのですが、そこは既にベッドの上で、半分脱がされかけの、のし掛かられかけの体勢で、インタビューのお答えは、全て性的な方向へ、
とりあえず、帝臣…

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「優男とサディスティック」特典トークCD 特典

踏むのはなしで

本編CDでも、ほぼ二人っきりだったこの作品。
収録後のフリートークの収録もスタジオ内に完全に二人きりだったご様子。
そしてトークでは、この作品に関しては、やはりどうしても、「踏まれる」事が一番印象深かったみたいで、ついつい話はそこに戻りがち。
BL作品内の濡れ場とか、それ以前の恋に落ちていく展開は、演技のお仕事として冷静にコントロールできても、生身の男性としては、踏まれる痛みがリアルに迫って…

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てのなるほうへ 小説

栗城偲  小椋ムク 

イラストの雰囲気がぴったり

中途失明の薄闇の中で孤独に生きている人間と、二百年生きている孤独な妖怪が結ばれるお話。
坦々と上品で味わい深い作品でした。
人の気持ちは、目が見えなければ見えない事もあるし、目で見えないからこそ見えてくる物もある。
見えない巽と、見せられない草枕。
二人の間にあるのは、言葉と、そして心の動く気配。
巽は視覚以外の、声音で、匂いで、空気の動きと、微かな熱で、草枕を好ましく思い惹かれていきま…

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