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木原音瀬 彩景でりこ
雀影
ネタバレ
以前に同人誌で読んでいたお話が、長くなって商業化。 同人誌だと、パンチズラみたいな一つのネタだけでも、エロを入れて1冊完結で、楽しかった、で読み終わるけど、これがちゃんとした商業出版物となると、さすがにもうちょっとしっかり結末まで描かないとならないというか、それにしても、渋谷は最初から流されるままだし、堀内の思考は謎乙女だし、手放しでで萌えるにはちょっとつらい。 でも、コメディだし、痛くないし…
一穂ミチ 竹美家らら
今回は、初めて明かされる潮の出自と、国江田王子の大活躍。 そして同棲へ。 計は「何でもできちゃう」だったけど、潮といることで、潮を得たことで、潮と一緒にいるためなら、自分の力を「意識して使う」にステップアップさせて、自分の力で潮を取り戻す。 潮の存在がここまで計に力をつけさせてのかと思うと感慨深い。 潮が反発していた潮の両親達にも、最後にちゃんと救済が用意されていてほっとした。 計も竜起…
キタハラリイ
新刊時によんでいたけど、ドラマCDを聞いてあらためて再読。 この作品って、ドラマCDになるべくしてなったというか、むしろ映画的なカット割りで、とりあえず、まずドラマCD化したことにすごく納得。 静かなモノローグで始まる人物のいない扉絵。 そこからモノローグに載せてのカット割り。 セックスのためだけの逢瀬。 お話の展開や構成はすごくよくできている。 この作品、最初に読んだ時には、割とサラ…
原作既読でしたが、読んだのは随分前だし、このCD自体もずっと埋もれていたので内容はうろ覚え。 原作無しで、いきなりCDだけ聞き始めたら、古川さんも佐藤さんも、お二方ともいいお声ではあるけれど、特別印象的なお声というわけではなく、お二方ともまだBLCDのお仕事でおなじみというわけでもなく、まあ、ぶっちゃけ、最初は全然どっちの台詞か聞き分けられなかったりして、いったん止めて、あらためて原作本発掘して…
さちも
上下巻2冊同時発売になったオメガバースプロジェクトの本。 上巻はαとΩ運命の番編、下巻はαとβ運命ではない二人編。 オメガバース設定そのものが、階級差を越える運命の恋がメインのテーマなので、この作品のように、執事がいる名門一家が舞台なのは自然で、今まで読んだオメガバースの中でも特に読みやすかった。 カバーイラストやカバーデザインはすごくきれい。 中身の絵の方も、エチシーンとかはすごくきれい…
文乃ゆき
前作のカバーイラストもきれいだったけど、この本のイラストも素晴らしく美しい。 ストーリーは太一が、幼いというか天然というか鈍感すぎて、はっきり言っていくら何でもBL未満っぽくはあるのですが、根底にあるのは、やはり、航平と太一が愛を育んでいくお話なので、これはBLでしょう。 今回、おじゃま女子マヤちゃんの登場や、太一の就職など、二人を取り巻くキャラが増えたのもあって、BL的な進展は遅々としていて…
赤星ジェイク
あらすじのチェックなしに作者名のみで購入リスト入り、で、届いてみたら、、、、 通販って、通販って、、、 店頭でこの帯見て、裏のあらすじ読んでたら、こんなにびっくりしなかったのに。 健全な精子を育成する? 日本男子体育大学・通称『日玉』のフグリスト? なんだか、とんでも設定のラブコメディ。 赤星さんって、こんな作品も描かれるのね。 エロばっかりの、とんでも設定だけど、なんだかのびのびと…
会川フゥ
「愚か者ども~」に収録されていた短編のその後のお話ということだが、全く記憶にないし、本も多分もう家にない。 3年も前に出たコミックスの、それも同録作品じゃ無理もないよね。 っていうことで、冒頭に「これまでのお話」が載っています。 小説家のおじさん「サオダケ」と高校生の「リョウ」。 リョウの友人達も登場して、前途のある高校生のリョウの「好き」に、もう若くない自分はどう対したらいいのかサオダケ…
ウノハナ
終戦後の銀座を舞台にしたすれ違いロマンス。 銀座=すれ違い・メロドラマの式が無条件に通じるのって、いったいどこの世代までだろう。 ずっと幼なじみの腐れ縁で、散々振り回されて、それでも振られて帰って来るのは自分のところ。 帰ってきても憎まれ口とケンカばかりだけど、いつも、いつでも待ち続けていた。 そんな二人の間にも、鷹彦にとうとう赤紙が届いて、出征前の最後の夜、思いをはっきりと言葉にしな…
山田ロック
子持ちリーマンさんと、不思議な隣人との、子どもが縁でつながるほのぼのご近所ラブ。 と思いきや、不思議な隣人くんは、実は吸血鬼で…。 この吸血鬼・陽くんの造形がユニーク。 普通の食物は一切食べられなくて、眠るのは部屋にぽつんとある棺桶。 不思議な治癒力を持っているが、直射日光で傷ついた自分自身は救えない、といった、吸血鬼の基本事項は押さえているのに、今までどうやって生き延びてきていたのかが不…