雀影さんのレビュー一覧

マンガ家先生のアシスタントくん コミック

かいだ広 

この評価、読んだら納得

初読み作家さんの初コミックス、ノーマークでしたがここで高評価なので軽い気持ちで購入。
予想外に、といったら失礼だけど、ほんとに思いの外良かったです(言い直したらよけいに失礼な感じ?)
初コミックスで、カバー絵の主役君もいまいち地味で普通な子だし、はっきり言って劇的に絵がおしゃれだったりお上手だったりってわけでもないし。
でも、読んでいてどんどん引き込まれて、読後感がほっこりした。
これって…

7

薫りの継承 下 コミック

中村明日美子 

これ以上はない結末

下巻の方も、レビューが「神」しかないのはいかがな物かと思いつつ、やっぱりこれは、私も「神」。
過去と現在を行きつ戻りつしながら、二人の理由を探していた上巻に対して、この下巻では、お話は結末に向かって一気にひた走る。
そして、迎えた結末は、なるべくして成るバッドエンド。
耽美でせつない結末はこうでなくっちゃ。
さらに、書き下ろしの「暗転」でも因果の糸が続いていて、この耽美さにぞくぞくする。

5

薫りの継承 上 コミック

中村明日美子 

装丁がまず美しい

レビューが「神」しかないのはどうかなぁって躊躇したけど、やっぱり私も「神」評価。
全くどこも、逃げも隠れもしないで、真っ向から研ぎ澄ました描写で展開する上下巻。
この緊張感。
絵の力。
ほんとに隅々まで美しい。
これだけの絵の説得力があってこその、耽美でせつない世界に浸れる。
そして、明日美子先生のエロをこれだけガッツリ味わえるのも素晴らしい。
ただし、明日美子先生の絵がお好きじゃな…

3

四代目・大和辰之 コミック

スカーレット・ベリ子 

たっちゃんが、かっこよすぎ

絵も、ストーリーも、いうことないです。
WEB系は読んでないのでノーチェックだったけど、
絵も、ストーリーも、エロも、マジで凄いな。
「みのりの手」の方でも、「あ、そっち…」って一瞬思って納得した受け攻め。
こちらの作品でも、受けのたっちゃんの潔さに、ホント、感服。
ヤクザは嫌だといいながらの、この肝の据わり具合。
感動的ですらある。
最後の手打ちも、かっこよすぎる。
こんなかっこ…

5

お手を拝借 コミック

佐久本あゆ 

美大ラブ

美大を舞台にしたすれ違いラブ。
うん、美大が舞台だと、フェチでも変態でもオタクでも、全然説得力あるのは、偏見か、それとも作者さんの実感か、
とにかく「手が好き!」というそれだけで追いかけられて、そこから徐々に「本体も、好き?」にゆっくりと進んでいくストーリーは、その途中のエピソード一つ一つに充分納得できて、ただ押し倒すだけがエロじゃない、こういうちょっとした積み重ねが大事なのよねって、
エチ…

3

Blue Lust(1) コミック

ひなこ 

これこそ

この先どうなるのか、すごく、すごく、気になる。
流されるようにして、お互いに依存しあっていく奏真と隼人。
この関係をどうまとめるのかと思いながら読んでいたら、最後に、
うーっわ、このキャラ来たのかー!!
いずれどこかで、隼人は過去をなんとかしなきゃいけないのはわかっていたけど、こう来ましたか。
ってことで、
ホントに、この先どうなるのか、すごく気になる。
掲載雑誌だと、続きが読めるの…

3

言ノ葉便り 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

むしろお買い得です

我ながら感心したけど、ここに収録されているお話、ほぼ読んでいた。
でも、読んだ時期や媒体がいろいろごっちゃになっていたので、こうやってすっきりきれいな本にまとめてもらえてうれしかった。
表題作以外は、元々が、おまけ的な番外ストーリーだったり同人誌だったりなので、甘くてほのぼのしたお話が多い。
普通の商業作品だとだいたいの所、出会った二人が恋をして、紆余曲折あったけど、無事にくっついておしまい…

12

nez[ネ] Your Lovely Smell 小説

榎田尤利  湖水きよ 

記憶力との戦い

前作の内容の記憶がだいぶ薄れていたので、いきなりの緊迫シーンにドキドキ。
もし、前作まででばらまかれていた諸々の伏線やらフラグやらの記憶が曖昧でしたら、最初からとは言わない、せめて前の巻から一気読みをオススメ。
完全な続き物として最初から通して読んだらさぞやおもしろかろうと思います。
その、続き物の最終巻、大団円なので、いろいろな、謎や事件が解決、収束するのはもちろん、二人の関係にも、ちゃん…

4

愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

弟属性好きさんに

スピン元シリーズの方は、かなり記憶が曖昧になっていましたが、ほぼほぼ問題なく、単体で充分楽しめます。
むしろ、元シリーズを読んだことのない方にも、この本単発で読んで頂きたいくらい。
愛人関係と割り切って、お互いの間には恋愛感情なんてないと思っている二人が
というより、自分に他人を愛する気持ちがあるなんて思っていない二人が、
ヤクザ物らしい諸々あって、いろいろ足掻いたあげく、ようやく結ばれる…

4

BARBARITIES Ⅰ コミック

鈴木ツタ 

負けるなアダム!

どことも知れない、とある時代の、とある国のお話。
この装束に、この髪型は、見ている分には眼福だけど、描く方はとんでもない労力だろうなぁ。
そして、次々ひろげられていく大風呂敷、そこここで立ちまくるフラグ。
読んでいるこっちは続きにワクワクだけど、いったいどこで収束させるのか、描く方はとんでも~以下略。
BL的には最大の命題であるところの
「ずっとそばにいて欲しい、大事な友人として」
を…

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