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春野アヒル
雀影
よく、映画やドラマで、子どもと動物には勝てないって言いますが、この作品はそれに加えて死にネタのトリプルコンボで、涙無くしては読めない仕様。 ただ、これは、シリーズを最初から読んだ上での、更に言うと、ドラマCDでの狼さんやワンコさんの声が脳内再生されてこそ、涙腺決壊に結びつく。 前作で語られた寿命に纏わるエピソードの、その後(狼さんやワンコさんが先に寿命を終えてしまった後)ちびトラさんやトラ兄さ…
鴨川てるち
作者さんのお好みのタイプようで、 確かにみんな、かわいかったり残念だったり。 年上のちょっと残念な人に惚れちゃったばっかりに、ワウワウしちゃう年下のかわいい子。 受け攻めは特に関係ない。 年下の子の方が、自分ばっかり夢中になっちゃって悔しいってジタバタしてるけど、年上の方だって、けっこういろいろ残念で、、、。 絵もきれいだし、適度にエロもあって、かわいいコメディです。 カバー下、表紙に…
神田猫
神田猫さんの初期短篇集。 表題作は、この後しばらくシリーズが続くようだけど、、、 表題作以外は、高校生達の、心より体な初恋物語? 恋~って よ~く 分から な-いけ-ど、 キスしたり、触ったりしたくなるのは、 えっ? これって恋だったの? BLらしい展開って言えば展開で、エロもあったり無かったり。 でも、そんなにガッツリ、ガツガツ、生々しいエロが描かれてるワケじゃないし、 絵も、…
鶏尾
カバーのカラーイラストより、本編のモノクロ絵の方が好み。 シャープな筆致に硬い紙質も合って、絵は好みなんだけど、 ラブくしたいのか、したくないのか、 「いつものふたりで。」の方は、大学の卒業を間近に控えた二人が、お互いの感情にケリをつける話。 それまで曖昧なまま友達として付き合ってきたのが、やはりのそのままの関係では思いを断ち切りがたく、期間限定の同居をしてみて、、、。 お話は普通に…
中原一也 鬼塚征士
エロいセクハラオヤジと、妖怪のように元気なじじばば、ごついオネエに、アイドル顔と虚弱体質。 そんな濃いい面々の巣窟な養老施設の前に、ボロボロになって落ちていたのは、 なんとも間抜けな元結婚詐欺の男でした。 ツンデレ子猫ちゃんと、フェロモンオヤジ。 中原さんらしい! もう、すごく楽しんで、 ペン走りまくりです!!って、 そんな楽しさがすごく伝わってくる。 三木みたいなのは、…
SHOOWA
吉宗と源路でまるっと1冊。 SHOOWAさん、絵はますます美しくなられたんだけど、あいかわらず難解。 吉宗の気持ちがね、カバーに書かれた「あらすじ」ではわかりやすいのにね、どうもね、 源路と一緒になって、もやもや。 なんだろう、 一コマ一コマ、ストーリーも、気持ちの流れも、多分、ちゃんと過不足なく描かれているはずなんだけど、全体を読み通すと、難解なの。 なんというか、見せて貰い…
桂生青依 一馬友巳
積み本箱から発掘。 主人公は高校生の夕斗。 引っ越しの挨拶をしに、隣のお屋敷を訪ねると、そこでは着物姿の男前と、いかにも秘書風の男が言い争いをしていて、、、。 友斗は、ひょんな偶然から燐家に毎日家事手伝いに通うようになります。 燐家に一人住まいしている日宮は、実は茶道の家元の息子で、友斗は徐々に日宮に惹かれていくのと同時に、茶道にも興味を持っていきます。 前半「恋のお点前お稽古中…
一体いつ応募したのか、すっかり忘れて、 ついでに本編の内容もすっかり忘れた頃に届いたこの小冊子。 とりあえず、ズブズブのエロ三昧の、イチャラブバカップル満載。 出来上がっちゃったカップルの幸せな後日談なので、当然って言えば当然で必然。 それにしても、こんなに色ボケしてていいのか?って位。 で、もう、ひたすらやってばっかりなのではあるが、感心するのがその見せ方、 完全無修正で大丈夫な絵の…
樹生かなめ 雪舟薫
ネタバレ
挿絵に主人公の姿がない超問題作の続編。 いや、今回は、キスしている英と、キスされている寿杏の鼻先のラインぐらいは描かれていたりはするんだけど、でも、BL挿絵のお約束、エチシーンのイラストは無い! って言うか、そもそも、エチシーンが、 一体この二人が何をどこまでやっているのかを具体的に表現した文章が本編中に存在しないという、BLにあるまじき作品なワケで、、、 でも、ラブはむせかえるほど溢れか…
榊花月 金ひかる
金ひかるさんのイラスト買いです。 金ひかる先生がイラスト描かれているのに、イラストと登場キャラがうまく結びつかなくて、珍しいこともあるなあと、、、 お話自体は、コミック誌から文芸部に移動してきたばかりの編集者が、担当作家とコミュニケーションの距離を測りつつ、書き下ろし新作を書き上がらせて、恋も実らせる。 なかなか進まない原稿と、なかなか自分でも認められない自分の中の恋心。 この二つ…