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高野ひと深
雀影
ネタバレ
読み切り短編を詰め合わせた1冊で、どの作品も完成度が高い。 表題作はアイドル物。 かつて同じグループにいて、一人はグループを抜け俳優として成功し、一人はグループに残り今でもセンターとして活躍している。 お互いに自分の仕事に追われて、今ではあまり接点のなくなっていた二人だったがある日…。 そんな二人のお話で、中編マンガとしてはストーリーも絵も申し分ないですし、ちゃんとBLの要件は満たしている…
ハヤカワノジコ
さてと、上巻の最後で翔太に衝動的に告白してしまった大樹ですが、翔太のことで雁字搦めになってしまった自分の心を動かすためにと衝動的に星野に会いに行くのですが…。 翔太も大樹も、子ども達は、初恋というものの理不尽さに翻弄されて、色々とジタバタと行動を起こしてくれるからいいのですが、やっぱり問題は大人たち、昭弘と星野の方で、この二人が何かを曖昧にしたまま、家族のような、そうでないような、中途半端な形で…
ブルーを基調としたカバーイラストの、この色合いもタッチも、すごく心惹かれるものがあるので、スピン元の「夜空の~」をしゅみじゃない評価にしていたこともすっかり忘れて購入。 とりあえず、これだけ読んでもそれほど問題なく読了。 子どもには、やっぱり同じ年の子どもどうしでちゃんと恋した方がいいよねっていう事を上下2巻にわたってじっくりと描いたお話なんだけど、上巻は翔太の幼馴染だった大樹が、翔太に思いを…
吉池マスコ
流行りのオメガバ―スで、地下格闘家とヤクザの愛人兼ボディーガードの運命の出会いのお話。 運命の相手との出会いと、忠誠と慈しみの愛ゆえの別れと、魂が呼び合う運命の相手だからこその再会。 オメガバースらしさ満開の、オメガバースならお話はこう進むであろうという展開のお話だった。 しっかりエロもあるし、かわいいお子ちゃまが出てきての泣かせ所もはずさない。 最後の方、ちょっとお話進み方が駆け足かなぁ…
amco
このブルー系水彩風カバーイラストに高校生同士の青春ラブときたら、これはもう性癖レベルで即買いパターンの本ですが、大当たりでした。 とにかく、高校生の二人が、恋と一緒に成長していくストーリーがとても良かった。 絵も好き。 お顔とかはちょっと個性的だけど、体の動きやそれをとらえる視点、そこここに挟まれる人物以外のカット、かなり詳細に描き込まれているはずなのにうるささを感じさせない背景と、背景なし…
上田アキ
眼鏡の素敵なおじ様と世話焼きゲイくんのお話。 この作品、まずタイトルが「恋『に』落ちたら」じゃなくて、「恋『が』落ちたら」。 このたった一文字の違いのような、そんなちょっとした仕掛けみたいなものが、キャラクターの設定や、あちらこちらに仕掛けてあって、上手いなって感心しました。 まず菱本さん、アラフィフとはいえ、見た目はスリーピーススーツがバシッと決まる素敵眼鏡でエスコートも完璧とスパダリ感盛…
泥星ルカ
本格バレエラブコメディの後半戦。 前半戦の主人公たちではBでLのラブ成分が足りない!ってことで、下巻はバレエ団内で出来上がった別のカップルが表紙イラストに。この表紙カプの他の登場キャラのお話もそれぞれ盛り込んで、いよいよクライマックスのバレエ公演へ! そして、英に一馬が出した答えは! この結末にちゃんと行き着いたところが偉い。 このラストは結構涙腺に来た。 なんかこれ、このままドラマ…
本格バレエラブコメディ。 さびれた商店街の町おこしに、バレエ団結成でバレエの公演? 以前ちるちるさんのスト重歓喜の~コラムでオス勧めされていた本。 BL的には主人公の一馬は結婚して子供もいる設定なので、この恋どうなるって言われても、恋はどうにもならない結末は見えているような、いないような。 それでも、一馬が自分がやってきたバレエに対する気持ちにちゃんと向き合うストーリーとか、脇のキャラクタ…
箱石タミィ
初々しい高校生の初恋ストーリー。 友達への恋心を自覚して、思い切って告白してみたけど、なんだかうまく伝わっていないようで…。 高校生男子が、お互いに初めての恋でどうしたらいいかよくわからなくって、右往左往するお話って、王道と言われようとも、少女マンガと言われようとも、個人的にはテッパンで好きなやつで、おまけに、このブルー系の水彩っぽい着彩が印象的な可愛らしいカバーイラストも、個人的にはとっても…
一穂ミチ 竹美家らら
シリーズの大人組の番外編。 この本、挿絵もないし、前半は延々とお仕事のお話だし、栄は口を開けば悪態だしで、いくらBL世界のお約束である所の、周り中の男は皆同性カップルの呪いが強力だろうと、この栄が、 この栄が、呪いの沼に本当にはまるのかどうか、 実にハラハラしながら読み進んだわけですが、、、。 既に明らかになっている未来に到達するためには、この位の力技とスピードとが必要だったんだな、と…