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波真田かもめ
雀影
実録BLという事で、何がどうして何でこうなったのかわけわからないけど、自分の気持ちに正直に生きるって、他人から見たら実は結構わけわからないものだよねてっていうお話だった。 フィクションだったら、優を、ここまで、ある意味頑ななキャラクターに設定したり、身も心も結ばれるまでにこんなに時間かけたりなんて事、なかなかできるもんじゃない。 それを、波真田さんの作風と、実在のモデルの方がいる実録BLである…
久我有加 イシノアヤ
もう何作目になるのかわからない、大阪芸人シリーズの、現代版編の新作です。 シリーズの前作で登場したコンビやキャラがそこかしこにいるのが楽しい。 しかし、シリーズも長くなってくると、BLとしての恋愛パターンに行き詰まりを感じてくるというか、なんというか、 今回のお話は、片恋を隠すことに囚われすぎて迷走するツッコミ担当と、鈍感なんだか天然なんだか何考えているのかわからないボケ担当との、10年以上…
村上キャンプ
表題作は、昼間の顔と夜の顔、二つを使い分けて生きているお昼の情報番組の司会者が、最後にたどり着いた安心して過ごせる場所は…っていうお話。 この作品って、この絵だからいいのよね。 村上先生の絵は、美麗だとか華麗だとかは言えない絵ではあるけれど、この飾り気のない絵だからこそ、ストーリーが素直に伝わってくる。 花城はいい感じに隙ができてスーパー過ぎないし、国枝はいい感じに不気味で残念だし、花城のマ…
中原一也 小山田あみ
ネタバレ
カバーの、これぞ「色悪」っていう小山田先生のイラストにほれぼれしちゃうこの作品。 タイトルと作者名でも十分察せられるとおりの、安定のアホエロトンチキ話でした。 安田が相続した古い屋敷には、気風のいい色男の幽霊の土方が成仏できずに地縛霊としてさまよっていた。土方が成仏できずにいる未練とは? 土方の繰り出す、時代がかった下ネタの数々! 安田も、土方に無理矢理に憑りつかれちゃうんじゃなくて、…
茶渡ロメ男
なかなか良い変態でした。 年上受け、それも、この栢山みたいな変態入っている年上の襲い受けは好み。 初対面でいきなり乗っかられちゃって涙ぐんでいる年下の攻めっていうのも好み。 栢山のちょいちょい漏れ出てくるドMな言動に、いちいち律義に反応してツッコミいれる七歩くんのノリもいい。 七歩くんが今時風のシュッとしたイケメンなのに、ちゃんとすね毛があったり,修羅場でボロくなると無精ひげになったり、栢…
アイダサキ ヨネダコウ
アイダサキ名義の非BL作品です。 非BLっていうよりも、もう一歩強めのBL色排除作品といった方がいいような、一般作品のバディものにブロマンスやBLの臭いを嗅ぎ取って萌える的な要素まで排除されているような感じ。 そうなってしまうと、特殊能力とか特殊な過去とか、サイコな犯罪とか、そもそもミステリーみたいなのは私の守備範囲じゃなかったんだ感が、、、 最初からBLとして書かれた作品なら、特殊能力とか…
コミコミスタジオの3冊同時購入特典。 A5サイズ、表紙はカラー印刷。 マンガサイド、小説サイド共に、テーマは幹の残念な私服センスについて。 幹は田舎で厳格な祖母の元、祖母が与える衣服をそのまま受け入れて育てられたため、今時の男の子としての服装センスが全く備わっていません。 もらい物の微妙な柄のキャラクターTシャツであろうと、それが新品であればきれいな衣類としてそのまま素直に着用します。 …
さり
姉婿になるはずだったなつきと、二人きりで過ごすことになってしまった高校生の千紘は、なつきの色気にあてられて…。 純朴な田舎高校生が、初めて嗅いだ性的ないい匂いに、思いっきり誑かされちゃうお話。 これ、童貞高校生の千紘に感情移入して読んでいると、千紘の16年かそこらの人生じゃあ、今まで全く触れたことのないような性的フェロモンにあてられちゃって右往左往しちゃうお話として面白く成立しているけ…
赤原ねぐ 瀬森菜々子
変態、だけど顔が好き!! 顔フェチな王子様の理想の顔の持ち主は、殴られて感じちゃうドMなヤンキーで、逆レイプから始まった二人の関係は、果たしてどこへ向かうのかっていうお話。 このお話、この絵があってこそ成立しているというか、真田は今時さわやか王子様顔だし、そして、鹿島! 真田が滔々と捲し立てる、彼の理想の顔が、正にそのまま具現化されている。 で、尚且つ、その顔で無自覚にエロかったり…
園千代子
イケメンだったりハイスペックな年下男に、無自覚で無遠慮な年上のオジサンが、正面から、からめ手から、虎視眈々と狙われて、いつしか抜き差しならない関係に、でも、やっぱり、オジサンは無神経で…、っていうお話が結構好きなので、この表題作はストライク。 ゲイじゃない、ただのドスケベって言いながら、あんなことや、こんなこともさせといて、本気のセックスで愛を確かめ合えたかと思ったら…。 この川嶋の情緒のない…