ポッチさんのレビュー一覧

スティグマタ‐愛痕‐ 下 コミック

高橋秀武 

続編、激しく所望します

『スティグマタ‐愛痕‐』の下巻。上巻と同時発売になりましたが、ぜひとも上下巻まとめて購入されることをお勧めします。

個人的に、高橋作品はどれも表紙がとても素敵だなあと思っていますが、今作品の表紙もめっちゃ素敵。絵柄はもちろんですが、色遣いとか、すごく独特でとても味がある。

で、中身も、その素敵表紙に負けない内容でした。

亡くなった人の状況を、聖痕として身体に浮かび上がらせ、そして…

14

スティグマタ‐愛痕‐ 上 コミック

高橋秀武 

『スティグマタ』がBLになって帰ってきました

2015年に刊行された『スティグマタ─聖痕捜査─ 』。
ストーリー自体面白いのですが、におい系といっても差し支えのない萌えもがっつり詰まった神作品でした。それがBLジャンルで刊行されるということで、電子も何話か買っていましたがコミックス化されるのを今か今かと待ちわびていました。

『スティグマタ─聖痕捜査─ 』が未読でも理解できないことはないと思いますが、できれば前作も読んでからこちらを手に…

6

絶望に啼け 下 コミック

紫能了 

ストーリーも良いが、エロも良い。

『絶望に啼け』の下巻。続きものなので上巻未読だと理解できません。

会社のデータを抜き取ったの誰か分かった、というところまでが上巻で描かれていましたが、その続きからになります。上巻のネタバレも含んでのレビューになります。ご注意ください。






データを抜き取ったのが赤嶺だとバレたことで会社にいられなくなった赤嶺ですが、それを明らかにしたのは誰でもない、内海だった―。

12

深潭回廊 2 コミック

永井三郎 

読み手を選ぶ作品かと思われるが。

『深潭回廊』の2巻目。
永井先生の代表作の一つと言って良いでしょう、『スメルズ ライク グリーン スピリット』のスピンオフ作品。『スメルズ~』の主人公の三島を襲った、高校教師の柳田先生のお話です。続きものなので前作が未読だと理解できません。未読の方はそちらを読まれてから今作品を読まれることをお勧めします。

三島から、そして自身の性癖から逃げ続けた柳田が行き着いた、小さな島。
名を隠し、山…

17

あまく濡れる呼吸(表題作「相愛エディット」) 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

この続編を待ってた…!

作家買い。
崎谷作品の『インクルージョン』の続編です。『インクルージョン』の十数年後、という時系列で、大学生だった未紘が三十路、という年齢になっていました。

崎谷作品って、続編というかスピンオフ作品が多く刊行されるものも多くありますが、『インクルージョン』はこの1冊しか出ておらず、正直に言ってしまうと元ネタ(と言って良いのかな)の慈英×臣のCPよりも好きなこともあって、続編が出ると知って発…

9

新妻オメガの戦国溺愛子育て絵巻 小説

雨月夜道  鈴倉温 

切ないバックボーンでありながら、萌えとほっこりも満載。

『新婚オメガの戦国初恋絵巻』の続編。続きものなので、できれば前作を読まれてから今作品を読まれた方が良いかと思います。

山吹と呼ばれる金色の瞳を持つαと、銀髪で壮絶な色香を漂わせる白銀=Ωがいる戦国時代が舞台。傑(α)と葉月(Ω)は、お互い過酷な幼少期を過ごしていたが、人質として葉月の城に傑が赴いていた時に出会い、淡い初恋をし。

そして時を経て、彼らは夫婦として再会し―。

というの…

9

熱砂の黒鷹と約束のつがい 小説

中原一也  奈良千春 

めちゃめちゃ面白い。

作家買い。
中原先生って、個人的にハズレがない作家さまでいつも発売を楽しみに待っていますが、今作品は、これぞ中原作品!という感じの世界観。

褐色の肌を持ち、口が悪く、ちょいワルオヤジっぽい攻めさん。
おぼこい感じの受けちゃん。
そして、設定に「鳥」が起用されていること。

これだけ「似通った」な設定でありながら(褒めてます)、作品ごとにカラーが異なり、独特の世界観と放つ作品が紡げる…

8

スターのマネージャーも恋してしまいました 小説

小林典雅  佐倉ハイジ 

最高過ぎるマネージャーさんたちの恋のお話。

作家買い。
小林先生の『国民的スターに恋してしまいました』のスピンオフ。『国民的~』の受け・旬くんのマネージャーの樫原さんと付き人の日暮さんの恋のお話です。『国民的~』が未読でも読める造りにはなっていますが、でも前作既読で読んだ方がより楽しめるんじゃないかと思います。

『国民的~』は、個人的に小林作品の中でも1~2位を争うくらい大好きな作品なので、今作品が刊行になると知って発売を心待ちにし…

6

聖邪の蜜月 小説

安西リカ  yoco 

深い深い愛情に、萌えと涙が止まらない

安西先生って、ほのぼのっていうか甘々っていうか。そういうお話を書かれる作家さまのイメージが強い作家さまでしたが、数年前からですかね。どっしりとしたハードなお話も描かれるようになった気がしています。

で、今作品はがっつりドシリアス。ダークなバックボーンを孕んだ作品でした。安西先生らしい甘々なお話を求めて手に取られると、若干方向性が違うかと思われます。

でもねえ…、めっちゃ良かった…。

20

8人の戦士 2 コミック

池玲文 

エロと、笑いと、萌え。そのすべてがパーフェクト。

池さんといえば、その圧倒的な画力で描く美麗な男たち、綺麗なビジュアル、そして汁っけたっぷりのエロ、が魅力ではありますが、ベースはややシリアス展開のものも多く、その絵柄とシリアスさをはらんだストーリーの絡みが超絶素晴らしい作家さま、のイメージが個人的には強いんですよ。

強いんですが。
今作品はね、もうね、勘弁して…。

めっちゃ萌える―!
そして、爆笑しっぱなし!
な今作でありまして…

9
PAGE TOP