ポッチさんのレビュー一覧

「黒妖精は聖騎士の愛をこいねがう チェンジリング」コミコミスタジオ特典小冊子 特典

この短いSSに萌えがギュギュっと詰まってる

コミコミスタジオさんで購入するといただける、おなじみの小冊子。

奈良さんの描かれた表紙のイラストがヤバいです。
そして裏表紙はアンリ×オルトの2人をクローズアップさせた構図。
綺麗です。カッコいいです。悶えます。奈良さんの画集出してほしいなあ…。絶対買うんだけどな。

と表紙で悶えている場合ではありません。中身も非常に良かった。

大きさはA5サイズで、表紙+裏表紙にSSが7P分…

6

黒妖精は聖騎士の愛をこいねがう チェンジリング 小説

沙野風結子  奈良千春 

萌えが滾って降りてこない

沙野作品の『チェンジリング~妖精は禁断の実を冥王に捧げる~』の続編。スピンオフと言ってもいいかも。とにかく前作未読だと話は理解できません。前作未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。

えっと。
叫んでも良いでしょうか。

めっちゃ面白い―!

ちょっと読もうと思ったら、もう最後までノンストップ。ページを捲る手が止められませんでした。

前作も絡めてのネタバレをしています…

16

トレゾア ~僕の宝物~ コミック

さちも 

読後じわじわくる。

さちもさんにしては珍しい、と言って良いでしょう。ファンタジーものです。
勇者とエルフの恋のお話。







魔王を倒して平和になった後の世界。

が舞台。

お姫様と世界を魔王から守って、はいハピエン、というストーリーではなく、「その後」を描いたお話です。

仲間が全滅し、独りぼっちで長い時を生きるエルフのフィル。
孤児で、王に拾われ、王女に恋をし、騎士になり王…

13

そんなに言うなら抱いてやる コミック

にやま 

にやまさん×王道のストーリー、=最高。

作家買い。
にやまさんというと、圧倒的な画力に支えられたエロエロな濡れ場と、ガチムチで綺麗な身体、そしてキレのいいギャグ。そういう作品を描かれる作家さまのイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことの無いコミカルな作品でした。

主人公は同じ会社に勤務するリーマンの忍(攻め・表紙の彼です)とヒカル(受け)。
登場人物はさほど多くなく、さらに舞台は彼らの職場と、そして忍が…

7

「花降る王子の婚礼」コミコミ特典限定書き下ろしSS小冊子「花降る王妃のしあわせ生活」 特典

これから買われる方にはぜひとも手に入れてほしい!

コミコミスタジオさんで購入するといただける、おなじみの特典小冊子。yocoさんの描かれた表紙が大きいサイズで堪能できるのが嬉しい…。めっちゃ綺麗です。そして今作品の世界観の描き方が凄い!じっくり心ゆくまで堪能してしまいました。

サイズはA5サイズ、12Pで、タイトルは『花降る王妃のしあわせ生活』。
時系列は本編終了後。本編はリディル視点で描かれていましたが、この小冊子はグシオン視点のお話で…

12

花降る王子の婚礼 小説

尾上与一  yoco 

読後温かい気持ちになれます

作家買い。
尾上さんは「1945シリーズ」のイメージが強く、痛い作品を描かれるイメージが個人的に強い作家さまなのですが、今作品はめっちゃ可愛い…。バックボーンはややシリアスさを孕んでいますが、でも、登場人物がみんなすごく優しい人ばかりで、そのためかすごく優しく心が温かくなるような、そんなお話でした。







軍力を持たない弱い国は、軍力が果てしなく強い国に吸収されてしまう世…

23

疵物の戀 小説

沙野風結子  みずかねりょう 

ストーリー、キャラ設定、そのバランスの良さが秀逸。

作家買い。
どこかで読んだことがあるなあ、と思いつつ読み進めましたが、雑誌「小説Chara vol.35」に収録されていた『疵物の戀』に加筆修正したものでした。

前半は受け視点の『疵物の戀』、後半は攻め視点の描き下ろしにあたる『疵物の愛』で構成されています。攻め・受けの視点の両方が描かれているので登場人物たちの感情の機微が手に取りやすく、読みやすかった。

ということでレビューを。ネタ…

21

推しはα 小説

夜光花  みずかねりょう 

独特な世界観を放つオメガバースもの

作家買い。
タイトルからも推測できるように、今作品はオメガバースもの。夜光先生お初のオメガバースもの、ということで発売を楽しみに待っていました。





平々凡々のβの佑真は旅行代理店に勤務するリーマン。

彼はとにかく美形好き。自分の好みの美形を追っかける性癖があるが、そんな彼の現在の推しは同僚の人見。
小学生だった時の同級生で、中途採用され入社してきた人見はとにかくイケメ…

12

なかないひばり コミック

ミナヅキアキラ 

王道の良さが生きている

ミナヅキ先生がBLから少し離れる、と仰ったのは何年前でしたかねえ…。
大好きな作家さまでBLを描かれなくなるということに少なからずショックを受けましたが、数年ぶりにBL作品に戻ってきてくださってめっちゃうれしい。

ミナヅキ先生と言うと、若干癖のある絵柄を描かれる作家さまで、ゆえに好みが分かれそうな絵柄ではありましたが(個人的には凄く好きでしたけれども)、すっきりした絵柄になられた気がします…

20

式神の名は、鬼3 小説

夜光花  笠井あゆみ 

堂々、完結。

『式神の名は、鬼』の3巻目にして完結編。
続きものなので前作未読だと理解できません。前2巻が未読の方は、そちらから読まれることをお勧めします。

BL小説はそれだけで順番が分からないタイトルのものも多くありますが、今作品はタイトルは変わらず順番の数字だけついているのでわかりやすい。お洒落なタイトルはもちろん素敵ですが、こういう簡潔なものもわかりやすくて助かります。

ということでレビュー…

10
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