絵夢さんのレビュー一覧

不埒なファシネイション 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

お兄ちゃんの忍耐強さに拍手

不埒シリーズ5作目、メインは、いつかくると思っていた真幸の家族絡みの話。
作中、真幸自身も言ってますが「うざい」名執家のみなさま、いいかげんにして!と言いたくなるような話でした。
直隆も色々と考えたりへこんだりしてましたが忍耐強いな~と感心しました。
未直と明義のカップルは安定しています。
一歩間違えれば未直も真幸になっていたのかと思うと・・・良かった♪
そして、一番の被害に遭った日比谷…

2

脱がない男〈下〉―Don't Worry Mamaシリーズ 小説

木原音瀬  志水ゆき 

上下まとめて・・・

上下まとめて感想です。
簡単にいうと社内恋愛?
部下(甲斐谷) × 上司(藤原) です。
木原さん、「深呼吸」の時も思いましたが、嫌~な上司、うますぎます。
ただ、この甲斐谷は、自分の未熟さを棚に上げて藤原を逆恨みしたりして、とんでもない暴挙に出ます。
そのあたり、ちょっと、人として、社会人としてどうよ・・・と思いました。
私的には、甲斐谷に鉄拳制裁をくらわせたい。
しかし、改心して…

2

エス 裂罅 小説

英田サキ  奈良千春 

過去がせつない

1作目の感想?にも書いたけど椎葉、うかつすぎる。
ホントに命がいくつあっても足りない。
宗近はスーパーマンじゃないぞ(笑)
しかし、どうやら篠塚はスーパーマンらしいのでそちらに期待。
それぞれが過去の悲しみにとらわれすぎていて切ない。
しかし、東明くん、君それで組長なんて務まるのかい?
ちょっと非現実的な宗近の弟にびっくり。
五堂の壊れっぷりも凄まじい。
たぶん、拳銃を作っている吉…

2

エス 咬痕 小説

英田サキ  奈良千春 

主役交代?

シリーズ2作目、主役カップルは、脇役へ転落?(笑)
椎葉は同僚の永倉の補佐につくことになり永倉のエス小鳥遊真生と接触します。
組織に潜り込み水面下で動く永倉の行動は表に出てきませんが、やはり、この作品は永倉につきると思います。
椎葉は、自分と宗近の関係に迷いを感じています。
刑事とエスの関係はどうあるべきなのか、永倉とエス(亡くなってしまったエスと小鳥遊)の関わりを目の当たりにしてもその答…

2

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

面白いですが・・・

シリーズものです。
某会社社長(893さん)と刑事という組み合わせです。
気の強い受さまは大好物ですが、この椎葉刑事、本当ならとっくに死んでるわね。
ちょっと向こう見ずではねっかえりなんだろうけれど、それと無謀は違う。
惜しいな、できる男だったらもっと良かったのに残念すぎる。
対する宗近はいい男でしたね。
秘書の鹿目もよい。
あと義兄の篠塚。
この3人はレギュラーで続いていくのかな…

2

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

生き抜くことができて良かった

ここまでやるかという、いつ誰が死んでもおかしくないような展開の中、誰も死ななかったのが奇跡。
敵対する相手(惣一)の甘さと運の悪さ、良太と路彦を助けた医療の素晴らしさに乾杯。
路彦は、中学生の頃がリアリティがあって弱さも狡さもうまく描かれていたけれど全て読み終えると信二にあそこまで傾くという部分において現実感がなかった。
物語は、路彦から始まったけれど路彦の目を借りて見た信二の物語だったよう…

2

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

リアルな現実を突きつけられるような気がした

中学生の路彦をとりまく「いじめ」の環境がリアルだなと思った。
今の義務教育の現場で普通にある話なんじゃないかと思うと憂鬱になる。
「あんたみたいな大人がいる限り、何人も子供が死ぬよ」路彦の言葉がすごく印象的だった。
じゃあ、どうしたら良いんだ・・・というところは、するっと流して話は違う方向へ。
信二が死んでしまったと思っていた路彦だったけど実際は助かっていて二人はまた出会い交流が始まるあた…

1

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

幼馴染みの絆

幼馴染みのトキオとナツメ。
トキオはナツメに恋愛感情を持ち、ナツメのトキオへの思いは友情でしかない。
交わらない思い、将来のこと、トキオはナツメと別れて東京へ出ることを決心します。
時が過ぎ、今度はナツメがトキオを追って上京します。
東京で生活するトキオには恋人がいました。
一度は身をひこうとしたナツメでしたがトキオへの思いは人に譲れるものではなく、トキオもそれは同じでした。
二人が結…

1

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

不思議な読後感

不思議な読後感でした。
幽霊というより生き霊?生き霊ってあまり良いイメージじゃないかもですが・・・。
一佳と令、幼馴染の恋。
二人は別々に事故にあって意識不明の状態の身体から抜け出し霊の姿で出会う。
そして、目覚めて現実の世界で再び出会う「まばたきを三回」
リハビリを経て一緒に暮らし始めた二人は霊が見えるようになっていて、訪ねてきた令の従兄弟(この人は霊でした)の最後の願いを聞き届ける「…

1

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

病気に対する扱いが残念

この本を読んで沢尻エリカが出演していたTVドラマ「タイヨウのうた」を思い出した。あのヒロインも病名は違うけれど陽の当たる場所では生きられなかった。
夜に路上で歌を歌っていた。
プロローグを読んでどうかなと思った。病気の知識や理解のなかった大昔とは違って、今の教師は「光線過敏症」の児童を外に引っ張り出したりしないと思うし、その後のいじめもあんなにエスカレートしないと思う。
ニーナの気むずかしく…

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