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水上ルイ 蓮川愛
渋茶
ネタバレ
今回の上下巻は南極ツアーが楽しそうでバカンスの夢に浸る事もできるが、美男ばかりが狙われる連続殺人事件の行方のほうが気になる展開だった。 誰が怪しいかってのは安易に解ってしまうが、敢えてここではネタばれ伏せで。 下巻では、湊が狙われている、危機一髪って急展開から解決に向かう、のだが… 自身が巻き込まれておきながら、土壇場での『彼を疑うなんて、エンツォ酷いっ!!→ああ、やっぱり彼は怪しかった…
豪華客船を舞台に、世界を巡って遭遇する事件やハプニングを通してエンツォ×湊や脇役カップルの恋愛模様を甘い雰囲気で楽しむ長寿シリーズ。 久々に読んだけれど、巻数を重ねていても安定した水準を保っていて、さすが水上さんの代表作だけあるなと実感する。 私の場合、このシリーズは一部の巻を読み飛ばしているので、次回までにはこれまでの話をおさらいしておいたほうがいいのかも知れない。 どワイルドな風…
中原一也 奈良千春
生活が不安定な日雇い労働者達の為に診療所を開設して切り盛りしている青年医師・坂下の奮闘記。 この巻では表紙タイトルで見辛くなっているが、坂下と斑目の間に挟まっている兄ちゃん(双葉)に焦点を当てた内容となっている。 坂下が日雇い労働者達を見守る為の日々の活動も板に付いてきて、最初の頃に感じていた歯痒さは減ってきている。 今回もまた、双葉が過去に乗っていたマグロ漁船での犯罪が発覚したり、報復…
樋口美沙緒 夏乃あゆみ
前巻でちらりと出てきた、『福音の薔薇』を巡っての800年前の事件のあらましを主に引っ張ってきた3巻目。 文化祭の賑わいから一転して、シリアスで切ないムードに傾いている。 湊の周りにいた曰くありげな新キャラ達は案の定、吸血鬼一族の争いに絡んでいましたって展開だった。 う~ん、この騒動、次巻ですっきりするのだろうか? アンリと湊の本契約はどーなる!?ってばかりが気になっていたところに、もう…
遠野春日 駒城ミチヲ
一国の皇太子である美形攻め×由緒ある家柄の出自だが誰に対してもつれない態度で愛想なしの美人受け。 バウムガルテン公国の皇太子ユリウスは、卒業旅行で欧州を訪れていた真幸と偶然出逢った瞬間に、運命の相手と直感する。 出逢って間もないユリウスに衝動的に抱かれた真幸は、逃げるように帰国してしまうが、快楽を刷り込んだ相手を欲してやまない急激な身体の変化に気持ちが追いつかないまま、異国の皇太子の伴侶と…
ととふみ
このコミックを購入したのは、ちるちるの作家インタビューで興味をもったのがきっかけだ。 ショタと聞いて速攻で買いに走ったものの、18禁スレスレのエロエロか!?って期待からは外れていた。 …え?ナニを期待していたんだって(;・∀・)?… 結構クセの強い絵柄なうえに全体が作者の興味に走っているのは否めない。 色っぽさで煽っている部分もあるが、18禁とかの規制に引っ掛からないようにグレーゾーン…
犬飼のの 國沢智
この話は、没落していても華族の体裁を捨てきれない綾乃杉家の息子・桜海の一人称で進行していく。 次に何が起こるかって出来事や経過を追っていく形式と違い、桜海の胸中で感情が渦巻いている様子がじっくりと味わえた。 結婚前の姉が不始末を起こした償いとして、婚約者の話し相手兼慰め役という名目で身体の関係を強要させられるって話なのだが…。 最初は、現代ものなのに華族の家柄を重んじる価値観に時代錯…
夜光花 小山宗祐
取り壊し予定の洋館のドールハウスの制作依頼を受けた智洋。 実はその依頼の元となる館は智洋が10歳の頃に一時暮らしていたものの、過去の記憶がおぼろげなまま洋館へ招待される。 曰くありげな出だしで、洋館という舞台と引っ込み思案な智洋がどう結びついているかって掴みが上手く書かれていた。 そこから、どんな男なのか掴めない依頼主の椿に、智洋がどう惹かれていくのかが興味深かったが、話の内容を追うのに…
生活が不安定な日雇い労働者達の為に診療所を開設して切り盛りしている青年医師・坂下の奮闘記。 3冊目ともなると坂下も随分と街に馴染み、逞しく頼もしくなっていくのを実感できて何だか胸アツだわ…。 日雇い労働者の一人で実は天才外科医だった過去を持つ斑目との関係も、目に見えて進展しているのが分かる。 ねっとり攻めるエロ親父もいいが、坂下が肌身離さず身に付けているホイッスルを一吹きすると速攻で駆け…
宮緒葵 稲荷家房之介
中世のような世界観の中で対立している王国と帝国が舞台。 幼い頃に離ればなれになったリヒトは帝国軍側で功績をあげ軍人として誇らしく成長した一方で、王国内で権力を握る教会に引き取られたヨエルは美貌を見込まれたせいで性伎を仕込まれた密偵となっていた。 そんな策略と陰謀が渦巻く中での再会劇となる話だ。 プラチナ文庫で宮緒さんといえば変態犬(わんこ)攻めで数冊出ているが、今回の『靴下大好きわんこ』…