やまいもさんのレビュー一覧

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

「疲れた頭を癒すエロコメディ」

初めて読んだ凪良先生のホワイトサイドの作品です。
ナチュラルに尽くし尽くされの関係になってる二人に癒されました。
ひと肌に触れていないと暴走してしまうビョーキに悩む攻めと、昔の厳しいしつけのせいで部屋を掃除できないビョーキになった受け。汚部屋…壮絶でした…Gが徘徊する段階までいくなんて、それでいてイケメンで外面がいいんだからギャップがまた楽しいです。
夏市の変態ぷりも椎名先輩のどこまでもピュ…

1

YOUNG BAD EDUCATION コミック

ダヨオ 

ぐちゃぐちゃにしたい されたい

帯の赤地に黒字で「ヤンデレ覚醒」がかなり印象的でしたが、ヤンデレってほど病んでるどろどろ感はなくてもっと仄かなむずむずした恋です。
高校生にどうしようもなく惚れて必死に我慢しようとする、それでも写真とか集めちゃう変態気質なおじさん先生と、おどおどと自分に恋する姿に胸を射止められてストーカーしちゃう生徒水沢くんの話。
ぐちゃぐちゃにしたい されたい 7:3……6:4……ってモノローグ好きです。

12

獅子も拒まず 完全版 コミック

桐祐キヨイ 

ギャップ萌えの最高峰

ご主人様になら何されてもいいですわんわん。こんな従順でワンコなヤンキー受け、初めて見ました!
ヤンキー受けの王道って「くそ、何しやがる!おまえに俺が抱かれるなんて!」って血気盛んで素直じゃない子だと思うんです。
でもこのヤンキー受けは一味も二味も違いました。普段はしっかりゴツくて強面で一匹狼なのに譲の前では純白で一途。譲のために体弄ったり夜緊張して眠れなかったり可愛すぎます天使か…!!ピアス穴…

1

溺れる瞳 コミック

日野ガラス 

売り専ボーイたちの恋

日野さんの繊細で綺麗な絵と売り専という仕事が絶妙に合っていて、どこか危うげで儚くも華やかな世界観が楽しめました。それでいて随所に出てくるまるまるとしたチビキャラが可愛くて良い(笑)
ノンケリーマンに恋してしまう売り専、
甲斐性無しの男を嫌いになれず振り回される売り専、
恩人であるノンケ店長に惚れてる元ヤン売り専、三組とも受けが健気。
特に表題作のアキはクリスマスにお誘いを受けて純粋に表情を…

2

俺の後輩の懐が深すぎてこわい。 コミック

いけがみ小5 

ゴツい受けが好きな方へ

設定もエロも濃厚でお腹いっぱいになれました!
これぞクパエロ!性急なところはあるけど濃くて恋心もしっかりあって、今回はゴツさも楽しめます。
まず表題作。料理ができて家事力高くてストイックなのにケツでドライイキしちゃう先輩、可愛いです。「きもちよすぎてこわい…」ってぐずぐずに泣きながら襲われたら、攻めの後輩も絆されちゃいますよね。半同棲生活も幸せそうで、この先良きふうふになりそう。
そして「さ…

6

宇田川町で待っててよ。 コミック

秀良子 

似合わなくたっていいんだ

「女装の話」という先入観から、巷で流行りの可愛い「男の娘」かな?と思って読み進めると違った!
八代はちゃんと男らしさがあってそれでいて女装にのめり込んでしまう葛藤があって、そこが非常に良かった。
「可愛い」と言われて嬉しさと恥ずかしさ、複雑な思いで赤面する八代は男として本当に可愛いです。そしてBLの攻めには珍しく、ぼさっとして暗くて怖いという外見の百瀬。そこもリアリティがあって素敵。
男の骨…

5

初恋は群青に溶ける コミック

ゆき林檎 

「こんな気持ち 空に溶けて消えてしまえ」

同級生に性的暴行を受けて留年した吉岡と、その事実を知りながら惹かれていくケンゴ。
いけないと分かっていながら気持ちが押さえられないはがゆさと葛藤が画面全体の爽やかさと相まって胸に響きました。
安藤の酷さはケンゴじゃなくても許せなくてやるせない。それでもいかにも好青年な球児のケンゴが吉岡に恋をして初々しく一生懸命に気持ちを伝えて上書きしようと歩み寄る姿にきゅんとさせられました。
同居する社会人…

3

STAYGOLD 1 コミック

秀良子 

ごちそうさまんさもすもす

秀先生ワールド、心鷲掴みにされました。
言い回しや間の取り方、表情の機微、とても素敵です。
「中学生みたいな恋」ってよく形容するけど本当に今回は正真正銘中学生。
多感な中学生の、等身大の恋心。駿人の初々しさと猪突猛進さに魅せられました。嫉妬して掴みかかったりかと思えば写真隠し持ってたり!
しかし相手は叔父さん。叔父さん悩んじゃう。一つ屋根の下、大人同士ではない14歳の甥っ子と歩む二人の行方…

2

ひずむ三角、ほどけて絡む コミック

碗島子 

「誰か部屋かえてー!」

笑わせていただきました。面白かった!
受け市村がとにかくアホの子でデリカシーなくて、童貞卒業することばかり考えている。でも明け透けな懐っこい態度に大庭が、ズカズカテリトリーに入ってくる無遠慮さに蔵が惹かれていったのがよく分かります。
そんな市村を挟んで昔馴染みの攻め二人の関係性も見ドコロ。闇を抱えた蔵のことを自分が抱き締めて救ってやりたいと思っている大庭、嫉妬心や対抗心を抱きながらも大好きな市…

4

碧のかたみ 小説

尾上与一   

碧々とした空と海と、そして

タイトル、帯、そして表紙の二人の全開の笑顔を見ただけで胸にこみ上げてくるものがあります。
碧の中…空で死ぬか、海で死ぬか。
戦時下、日本を離れ常夏の最前線でペアとして戦う二人。航空機月光の沈没にマラリア…何度も生死の境をさ迷いながら、ラパウルでの穏やかな一時の日常も描かれる。戦いの切迫感と星空や小さな線香花火の元で穏やかに笑い合う二人が繰り返されるのは、まるで航空機の上と下、何十度もの気温差と…

3
PAGE TOP