はるぽんさんのレビュー一覧

山神様のお嫁さま 小説

久我有加  金ひかる 

山神様と気立ての良い大学生の婚姻譚

久しぶりに亡き祖父母の家のある山を訪れた穂高(受け)は、山の祠で弱っていた大きな狼を助けた。その夜、穂高の元を長身の和服の男が訪ねてくる。お腹がすいているようだったので、食べさせてあげようと米を炊いていたら、目を離した隙に男の頭には獣耳が生えていた。まさか本物だとは思わずいたずら心で触ってみたら、その男・颯(攻め)は狼姿で助けてもらった山神で、耳を触られたからには自分と婚姻を結ばなければならないと…

7

白雪王子 コミック

銀子 

三十路男と7人の兄弟たち

家も職もなく、義母の作った借金の取り立てに追われて公園でホームレスになっていた太郎(受け)は、高校生の建巳(攻め)に拾われる。彼の家に招かれたら、そこには建巳を合わせて7人の兄弟が住んでいた。家でかくまわれながら、宿泊費代わりに家事を引き受けることになったが、三十路の太郎より年下の七兄弟たちは何かと太郎にちょっかいをかけてきて…。


三十路ホームレスの太郎ちゃんが、7人の兄弟にモテモテとい…

4

ポジ(表題作 「メシアシリーズ」) コミック

はらだ 

面白おかしいエロコメディ

雑誌読まないせいか情報に疎いので、今回のはらださんの『ネガ』『ポジ』をずっと2冊セットの長編シリーズだと思っていました。で、どちらも入手したけどどっちから読んだらいいのかな〜とレビューを覗きに来て、初めて短編集×2だと知ったと言う…。
ネガティヴダウナー系の短編を集めた『ネガ』、ポジティヴアップ系の短編を集めた『ポジ』というタイトルだったのですね。

とりあえずこちらのポジから読みました。ど…

3

センセー(仮)のお仕事 コミック

青丸夏々(青丸) 

表紙の印象より絵は綺麗です

母校の男子校に教育実習に来た犬丸(受け)。実習とはいえ生徒との触れ合いに情熱を燃やしている。そんなある日、授業をサボって寝ている生徒を見つける。それが成績は抜群なのに問題児の城崎(攻め)だと知り、更生させようと追いかけ回し始めたが、保健室で寝ていた城崎に突撃をかけたところ押し倒されてイカされてしまい…。


表題作、そのスピンオフ作、その他2点の全然違う作品が入っていましたが、個人的には表題…

3

愛と叱咤があり余る 小説

髙月まつり  こうじま奈月 

萌えはないけどニヤニヤしてしまう作品

26年間処女で童貞の知尋(受け)は、いつか理想の相手と結ばれるのを夢見るゲイ。その知尋が働く店は、客の悩み事や愚痴を聞き、ストレスを癒す風俗店だ。お触りオーケーのスタッフもいるが、知尋は鉄壁のお堅さと叱咤激励スパルタ接客でナンバーワンの座を守り続けている。
ある日、新規の客が知尋を指名してくる。その客・聡太(攻め)は、ちょっとバカだが絶世の美貌の御曹司だった。聡太のあまりの美貌と可愛らしさに、全…

2

坊主かわいや袈裟までいとし 3 コミック

本間アキラ 

相変わらずの体格差にたぎる

私てっきり3巻が完結巻だと思っていたのですが、違いました。絶賛以下続刊でした。
イケメン坊主(本業は美容師)とショタ坊主の、犯罪ちっくな体格差の初恋こじらせラブコメディ、第3巻です。酔っ払った勢いで大円(受け)にちゅーしちゃってやや避けられている弥六(攻め)、大円の父は絶賛海外逃亡中、というのが3巻開始時点の状況です。

前巻が受け攻め気まずいまま終わってしまい、ラブコメのハッピーな雰囲気が…

7

彼が眼鏡を外すとき コミック

麻生ミツ晃 

弟の可愛さ健気さがたまりませんでした

親友の一太に自分より優先する存在ができたことに不満を抱いていた巴(受け)。その感情が恋であると指摘したのはその一太の弟である賢次(攻め)だった。進路に悩んでいた中学生の賢次は、少し助言しただけで巴に懐き、幼い好意を一心に向けてくる。「僕じゃ兄ちゃんの代わりになれませんか」と言われ、衝撃を受けた巴だったが…。


2カプの話が入っていて、こちらのほうがあとに入っていたのですが、こちらが表題作で…

5

キスアリキ。 3 コミック

新田祐克 

ヤクザものシリーズ

3巻が完結巻だと知ってまとめて購入したものの、かなり長い間寝かせていたシリーズです。
前の長編シリーズを途中で投げ出しそうになった(一応本シリーズは全部読みました)こともあり、ちょっと買うのを悩んでいた作家さんだったのですが、これくらいの巻数だとサクッと読めてよかったです。1巻から3巻までのまとめレビューです。

最初は決意もしたたかさも足りなかった極道の息子受けが、同じく極道の息子でありな…

1

恋する暴君 10 コミック

高永ひなこ 

恋する暴君・旅情編

シリアスな続きもの展開が終わっているので、これ1冊で1つの話というか、この巻で始まってこの巻で終わるエピソード的な10巻です。
なので、このシリーズを知っている人ならば、前巻の終わりはどうだったかなーなどとは考えなくても気軽に読める1冊になっていると思います。
逆に、これ1冊買い忘れて次の巻を買ったとしても、問題なく読めるはず。(笑)

さて、暴君も10巻です。
ツンデレのツン10割デレ…

4

めいめいの怪 コミック

きのう 

怪談もの

大学生の小牧は霊のようなものが見える体質で、いつも怖いものを見ては怯える毎日を送っていた。そんな彼の友人、水野。彼にもまた事情があるようで…。


情報登録では受け攻め表記がされていますが、受け攻め不明どころか、ほぼBL要素はありません。水野は小牧の頼れる友人的な立ち位置で、何か事情と因縁があるらしい…というくらいの関係性です。
あらすじチェックして「へー霊が見える受けなんだ、面白そう」と…

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