total review:292283today:77
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
47/48(合計:480件)
英田サキ えすとえむ
M+M
ネタバレ
2年分の記憶を喪失したルドルフが、記憶を取り戻そうとする時に、頭に鳴り響くのが太鼓(ドラム)です。表題の言葉そのものをページで見つけた時は「これか!」と思わず叫びそうになりました(笑) ルドルフがエルンストという恋人と別れたことを覚えていなかったのが一番の不運ですね。最終的に、ルドルフはマティアスをちゃんと思い出しはしないものの、再び愛するようにはなるのですが、かなり終盤まで切ないです。 …
中原一也 笠井あゆみ
3Pものは余り得意じゃないんですが、これはOKでした。 攻め2×受け1だと、攻め2人が受けを振り回すものだと思っていましたし、途中まではそんな感じだったのですが、兄(受け)が弟2人を振り回しているという結末でした。弟の理性を崩したのも兄ちゃんからでしたし。 和解するきっかけが弟が意識不明になったから、というのはご都合的な感じがしたのですが、それ以外はストーリーに不満はありませんでした。…
中原一也 山葵マグロ
ベテラン作家さんの原作つきだけあって、テンポよく無駄なく話が進んでいきます。1冊でシンプルにまとめられていますが、エロい場面はしっかりコマを割いているという充実ぶりです。 この漫画家さんの作品は初めて読んだのですが、綺麗な場面とコミカルな場面とで、メリハリのあるイラストで、とても良いです。はっと目の惹かれるような魅力的な表情もあります。 それにしても、狂犬ってヤクザ(黒崎・攻め)の方か…
剛しいら 亜樹良のりかず
主人公、有利(受け)の目線で話は進んでいきます。 記憶喪失なのですが、それなりの年と経験を経ている人間らしく、混乱することもなく淡々と過ごしていきます。最初、自分の年齢が分からなくて、鏡で見て若いなぁと思うのが面白かったですね。 初日から傍にいる鹿嶋(攻め)を完全に信じきるわけでもなく、適当に周囲を疑いつつ、それでいてパニックにならない冷静さが読みやすかったです。 記憶喪失の原因…
木原音瀬 志水ゆき
シリーズでは2番目ですが、最後に読みました。「Don't Worry Mama」の最後に客として来て、「男の花道」にも登場しますが、あんまり支障なかったです。 なんでこれだけ上下巻?と思ったのですが、読んでみて納得です。甲斐谷(攻め)が酷すぎます。ワンコと思えば可愛くもあるのですが、何かというと藤原(受け)の弱みを脅迫して、自分の要求を通そうとする姿勢に、イラッとしました。他の2作…
鳩村衣杏 海老原由里
ラブ+家の売買の話に、上手いこと「ヘンデルとグレーテル」を入れ込んでいます。 不動産会社に勤める辺善(ヘンゼン・受け)は、小説家である興津真法(まさのり・攻め)の家を担当することになります。興津は一軒家の物件でトラブルを起こしており、不動産業界内で「魔王」と呼ばれていました。辺善も、興津の傲慢さに最初は断るものの、最終的には興津の信頼を得て、その一軒家は「魔法使いの家」というケーキで有名な、…
大竹とも 木原音瀬
原作小説のストーリーに、忠実に沿っています。小説1冊分をコミック1冊分に収める手腕に舌を巻きました。はしょっている部分もありますが、大筋は盛り込まれています。 作者様は原作の挿し絵を描かれていたこともあり、原作の既読者からしても、キャラのイメージに違和感ありませんでした。ただ、登場人物の感情は、小説の方が入り込みやすいです。原作を先に読んでおくと、その辺りが補完できて良いです。 こちら…
榎田尤利 国枝彩香
仕事では「部下」と「上司」。ところが親の再婚で、家では同い年の「兄」と「弟」。そして恋人としては「攻め」と「受け」。そんな二人の話です。 公私逆転はよくありますが、部下である健輔が、仕事のできる男だったのが意外でした。ツンデレ美人の受け(秋)に対する攻めとなれば、従順なワンコかと思ったら、意外と強気。かといってSっ気があるわけでもないという普通のええ男でした。 そしてツンになりきれない…
鳩村衣杏 タクミユウ
表紙もあらすじもいかにも、という感じだったのですが、3Pじゃなかったです。どちらかといえば、そっち系はあまり得意じゃないので、ほっとしました。 陵辱もなく、全体的に甘めの作品です。気持ちが通じ合った最後にどーんとエロが入るのでなく、ペットの調教という感じにちょこちょこエロが入ります。 隼人(受け)がただ情けないだけでなく、昔は優れたギャルソンであったことも好感が持てました。あと前向きと…
草間さかえ
4編の作品の再録です。表紙回り以外の描き下ろしはないそうです。 「夜道を一人で歩くとき」 本田(攻め)と吉岡(受け)の高校時代の話がメインです。モテるけれど「好き」というものがいまいち分からない本田に、吉岡が「夜一人で歩いている時に思い出すような相手の事(が好きだということ)」と教える。卒業して女のヒモとして暮らす本田ですが、そんな彼が夜道で思い出すのは、という話。 「そしてまた暮れ…