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五百香ノエル SHOOWA
ふばば
ネタバレ
むむむ。 一読しての印象は、「変わった話だわあ…」 一言で言うと、テニスと男娼。 相容れない要素だよなあ。 筆力が凄いからグイグイ読んじゃいますが、スポーツとしての真剣勝負のメンタリティの部分と、男娼として仕込まれてる出自の部分の乖離が激しくて、深く考えるとクエスチョンマークが飛びます。 プロスポーツ界のスポンサー問題って確かに重要で、カネを出してくれる存在に対して膝を折るのはあるあるな…
東野裕
「堅物准教授とチャラ系大学生の不器用な初恋のお話」との事ですが、もう表紙が陵辱系なんですけど…と思いつつ読む。 そして、1ページ目からデカい学生がネクタイメガネの唇を強引に奪ってる。 学生は蒔田桔平。傲慢で、女も取っ替え引っ替えのチャラ男 。学業もナメてて授業も代返でサボりがち。 が、准教授の日野はそんな蒔田に厳しい+冷たい+無視。 そんな仕打ちを受けるのは初めての蒔田は、何とか日野に自分…
梶本潤
一冊全て表題作です。 梶本潤さんの作品にはお馴染みの、ワイルド系大人攻めx可愛い男の子受けのCP。 まだ恋をしたことのない純な三上くんには秘密がありました。 それは……壁の穴からお隣の嵯州さんのHを覗いて、嵯州さんに抱かれる妄想をしながらオナる! でもそれは嵯州にバレてて…! 泣き出す三上くんにキュンときた嵯州は、もういきなり野獣モードで三上くんの小さなお尻を狙ってきますが、余りのデ…
にやま
電子の単話から、早く紙でまとまるの待ってました。 前作の「無邪気なわんこ〜」がすごく官能的だったから、本作もその方面で期待大でした。 が。 そこは前作より弱かったかな。 でも、違うCPの違う話なんだから同じような展開にならなくたっていいじゃない。そんな風に思えました。 だから、いい意味でも裏切られた。 攻めは前作に似て、わんこ系。でも受けはあまり色っぽくなくて、そういう雰囲気になるとす…
榎田尤利 国枝彩香
題名からして「義理の兄弟」。 お父さんの連れ子の健輔とお母さんの連れ子の秋(しゅう)は、同い年。 親同士が再婚し、2人は28才で兄弟になりました… ところが問題が一点。 実は2人は同じ会社の、同じ部署の、しかも弟・秋が上司、兄・健輔が部下、という現実。 秋はと〜〜〜〜っても厳しい上司で、初めは健輔もムッとしたけど、本当の秋は可愛くて、子供みたいって知っている。 そんな時、偶然既婚者の人…
B6の上半分に、100%オレンジジュースのパックを渡しあう?大地と暢。 下半分に4コママンガ。 以下ネタバレ。 ①上京中のマヤと3人でのお茶風景。 暢『ちゃんと歴史をつくろ思って 写真いっぱい撮るよーにしてんねん』ドヤ マヤ『へー』乗り出す ②暢『見る?大地コレクション2017』スマホをいそいそと 大地『ちょっ 暢!』焦る ③大地『やめなさい』諭す(背景は真っ黒…
絵津鼓
あれから4年。 絵柄的には前作と同じく、サラサラっとシンプル。人物たちの経年変化描写は特にありません。 特に大地くんは可愛らしいまんま。 前作では「男同士」の葛藤は特になく、ナチュラルに自然に恋愛が始まる、という物語だったけど、一緒に住んで4年、受けの大地が葛藤を感じ始める…という展開です。 傍観者(読者)としては、確かに暢は大地を女の子扱いしてるようにも見えますね。過保護な感じっていうの…
春巻トキコ
表題作+短編1編収録です。 「おとなのなつやすみ」 ちるちるの作家インタビューを読んで気になっていた作品でした。 どこか可愛らしいタイトルと裏腹に、お互い傷あと持ちの逃避行ラブとは? 読んでみれば、確かに背負った背景は重くてキツい。でも2人ともそこから逃げて閉じこもって…という感じではなかったかな。 笑顔があったし、体を動かしてわいわいと片付けをし、大いに食べ、そこには確かに「なつや…
秀香穂里 嵩梨ナオト
「肌にひそむ蝶」 世間体を気にして、いつも自分を押し殺しているような地味っこが、自分の全てを塗り替えるようなワイルドな男性に運命的に出逢って、彼が違う世界にさらっていってくれる…… そういうハーレ○インロマンス的なストーリーです。 これを男x女のNLでやられるとケッとなるのに、男同士のBLになるとニマニマと萌えるのはなんでなんだろうね〜? スクエアな銀行員・邦彦が出会ったのはNYを拠点とす…
東野裕先生の作品は初めて読んだのですが、先生の作風好きかも。 本作はゲイAV業界が舞台で、男優同士のCPが主人公です。 その設定故に冒頭からの激しい絡み。各章で必ず絡み。全編通して絡み・絡み・絡み! ですが、受けのタツキの切ないバックグラウンドや、タツキの苦しみをカラダで癒そうとする攻めの「帝王」正宗の真摯さが、この作品をただのエロ満載マンガではなく、純愛の香りさえ漂わせることに成功しており…