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榎田尤利 茶屋町勝呂
ふばば
ネタバレ
先生、なつやすみの宿題終わりました! そんな読後感。 この有名作、私は2009年発行のハードカバー版で手に入れました。10の話が一冊に収められ、一気に読める嬉しさはあるものの、2段組みでボリューム感が凄い。 読書は義務なんかじゃないけど、どこかやらなければいけない宿題のような存在でした。 元々BLと一般の境界的な作品ということは聞いていたので、BL描写の期待はしてなかったけれど、思った…
ヨネダコウ
犯罪者と警察側の、言葉遊びの駆け引きのような会話から、急に性的な色を帯びるその瞬間。 テンテンと呼ぶその甘さ。 ガッツいてると言われて、否定しない唐島。 自分が「挿れる」側ではあるけれど、圧倒的にヤられてる感。 主導権は間崎が握ってる。 でも、翻弄しているテイで、懐いてくる唐島に本当は執着しそうな自分を自覚している…? 「NightS」の番外、その後のストーリーなので、本作自体には…
日高ショーコ
「初恋のあとさき」「嵐のあと」ファンとしては、まさにご褒美的な。 ただ本当に短いSS集で、やはり紙媒体ではまとめきれなかったかなぁ。 電子限定で長らく指をくわえていましたが、ここに来て手を出すことにいたしました。 まず何をおいても絵が美しい。 みな美形。 それだけで満足すべきなのですが、BL読みのサガでしょうか、エロが足りない…… 勝手にエロがもっとあるのだと思い込んでいました。 な…
紺野けい子
この本が家にある事が嬉しい、その2。 こちらの表紙も素敵! 「上」と同じく白地に銀の線で、少し大人の美しい男2人。 内容は、紺野けい子さんの1996〜2001年の作品で「College student, office worker edition 」、大学生や社会人ものの短編集となっています。 「Love Me Thru The Night」 「夜半〜夜明け前の章」「昼顔の章」「本…
この本が家にある事が嬉しい。 まず、表紙からして素敵!なのです。 白地に銀の線で、可愛い系男子とイケメンが。 内容は、紺野けい子さんの1997〜2000年の作品、しかも「High school student edition」のタイトル通り高校生ものの短編集となっています。 「ごめんね。」「ねぇ1度だけキスしてよ。」 薄々、自分は男が好きなのではないだろうか、と怖れてる高校生17才の…
日野雄飛
表題作だけの収録と思いきや、他に短編が3点ありました。 「アウトサイドポルノグラフ」 青姦、というより野外の隙間、誰かの気配のある所じゃないとイケないというリーマン・ 美濃さんと、おカネで解決、売り専のシゲルくんの物語。 人に聞かれそうで怖い、変態め!と思いながら、金離れがいいので指名を受けるシゲル。 客とウリの関係だったのに、美濃は続けて指名してきてシゲルが何より欲しかった言葉『君が…
榎田尤利 円陣闇丸
「erotica」未読で、先にこちらを読んでしまいました。 榎田尤利さん作品を久々に読んだのですが、榎田さんってこんな作風だったっけ…?というのが第一印象。 ヤクザの世界が舞台であるという事を抜きとしても、甘さを排して、暴力描写なども淡々と、エロ描写すらかなり客観的に書かれているように感じました。 主人公はヤクザの幹部・辻。 舎弟でイヌの菊池。 上部団体和鴻連合会の顧問弁護士・財津。 (…
松本ミーコハウス
子供の虐待ってのは、ほんとに嫌なものだな…。 一冊読んで、初めの3Pのエロエロ、凪の可愛らしさ、悟の優しさ、そんなのがいつの間にか消えて無くなっちゃった。 みんな中学生なんでしょ? 「子供」の無力さ。 「大人」の身勝手さ。 「性」の持つ二面性。 これらはきっと読む側の立場で色んな解釈が成り立つ、のでしょう。 まだ若い学生さんには大人の汚さが強調されるだろうし、独身または既婚者、子供の…
CJ Michalski
動物擬人化のケモミミ系作品。 森の奥の動物だけの会社、アニマルカンパニーが舞台。 「森のアニマルカンパニー クロネコ編」 この会社で「クロネコ配達便」として働いているクロネコくんは、動物のみんなから不吉不吉と嫌われていました。 そんなある日、配達便の中に自分宛の手紙が…! 『辛い事があってもいつも元気なクロネコくんが大好きです。』 時々クロネコくんにラブレターが届きます。一体誰が?…
夏來ジッポ
ずっとその後が気になっていた「狼は魔法を」の無表情先輩とゲイ後輩のCP。 電子オンリーだったから指くわえてたんだけど…… どうしても読みたくて、電子デビューしてしまいました。 「狼は魔法を」って結構地味な話で、そんなに続き読みたい?と思われるような作品かもしれないけど、私はかなり好きな話だったんですよね。 何しろ「樋口先輩」の造形がいいんですよ。 徹底した無表情。糸目で、その糸目もほ…