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桜木知沙子 青山十三
ふばば
ネタバレ
一貫して攻め視点で、自分自身でも理解しがたい男性への恋心の芽生えや元妻への嫉妬心などが語られております。 攻めはノンケで、モテ男で、でも入籍直前で婚約破棄されて、新婚で暮らすはずだった家に一人暮らし、気分も暗くなっていた。とはいってもプライドが高くて弱味を人には見られたくない。 そんな真中が出会ったのは、近所の電器屋さんの谷地。彼は偶然にも子供の頃の知り合いだった。 谷地は優しくて、穏やかで…
晴山日々子
前作にて背の高い新人君x小柄で可愛い系の先輩、というリーマンBLに萌え、続編を待機しておりました。 さて本作。 試し読みで、Hシーンがあるぞ〜、と期待値も上がりつつ。 照れのせいかなかなか素直になれない室宮と、意外と?好意を隠そうともしない瀬良のオフィスラブ(!)に波乱が。 シチュエーション的にも「いかにも!」な社員旅行エピソードの中での、①みんなに隠れてのH(多分素股?)、②当て馬の宣戦…
せら
明るい話が読みたいなぁと積み本から発掘。 いやあ、想像をはるかに越える突き抜けたストーリーでした。 のっけからみーんな全裸で、H、H、Hの連続!でも淫靡さは全く無くて、底抜けに明るい…というか文化が変われば性や生に対しての向き合い方も変わるのだなあ、と一部納得です。 現代の日本人として、公開Hというかあけっぴろげに他人が見てる前でも平気で、というのはあり得ないシチュエーションだけど、こちらの…
木下けい子
「春」に続く完結編。 冒頭、小鳥遊の片想いの相手が自分の父親と確信したらしい結人が、思い余って?小鳥遊に告白。小鳥遊はきちんと受け止めますが勿論拒絶です。そりゃあもうスッパリと。ここで親子絡みの三角関係のセンはなくなって、少しホッとする。 続いて幸哉の囚われている過去のいきさつが明かされます。確かに重い。 でもここでも手を差し伸べてくる小鳥遊に対して、心は閉じたままでまた躰だけ投…
雰囲気あるタイトルに、美しい花に彩られた素敵な表紙。 しかし、読んでみると…… どこかゆがんで、気持ち悪い空気が漂ってくる。 ぼんやりした主夫なのか?の幸哉さん、可愛らしい中学生の息子結人君、辛辣な皮肉屋でエリート官僚の小鳥遊の3人が登場し、3人の日常生活の描写から次第に彼らの関係性が判明してくるのですが、特に幸哉と小鳥遊の間の緊張感、というより小鳥遊の方の一方的な愛憎のようなものと幸哉の捉…
恋煩シビト先生作品目当てに購入。 が、他にも面白い作品が多くあって、お得感がありました。特に七菱ヒロ先生「スリートレース」、唯野先生「溺れたい彼」が収録されていてラッキー。 「性癖BL」と銘打ち各短編に「〜症」と名称がついてかなり癖のある物語が繰り広げられますが、その「性癖」は本当に病的な狭義の執着というよりは、「お題」的なプチ変態プレイのキーワードとしての捉え方が多いですね。 全11作の短…
絵をそのままかきますね。 ①タブレット?を見ている正三さんの背中に、康平くんがドスン。正三『おッ』 ②振り向いてニコッと笑いあう2人。正三『二人で仲良くしてるだけでみんなが喜ぶんだって』 ③背中におんぶみたいにくっつく康平くん。キャッキャッ♫♪と左右に揺れてニッコニコの2人。 ④背中にくっついたまま寝落ちの康平くん。スヤア…。正三『寝ちゃった』優しい笑顔。 …
須和雪里 門地かおり
おすすめいただいて読んだ作品です。エイリアンものだという事は知っていたので興味津々でした。 読んでみると、表題作「サミア」は全くキワモノではなく、ど田舎の山の中に住んでる普通の中学生が夏休みに経験する出会いと別れの物語。 よくある青春物語の型をなぞりながら、その相手がエイリアンであり、同性(というより男性型?)だった。その上、永劫の時を生きる残酷さ、生と死の哲学。それらが長くもない話の中にギッ…
会川フゥ
「虎次さん〜」のスピンオフで、時間軸としてはもう少し前の話になるのかな。 目標もやりたいこともなくて高校をサボってフラフラしてた兎三が、ひょんなことから喧嘩?することになったヘアサロン勤務の辰一に凄く影響を受けて、自分も美容師さんになって。 辰兄が酔って記憶が無かった事を利用して、兎三は騙すような形で付き合うことになったけれど、罪悪感があって「恋人」というよりもいつもと同じ上司と下っ端君のまま…
大島かもめ
物怖じせず明るくて社交的なゲイ石渡悠と、日仏ハーフのイケメンでも卑屈男(ノンケ)の新井譲二。 『俺の好み』と屈託無く近付いてくる石渡にどんどん惹かれていく譲二。 衝動的なカラダの関係から始まる2人だけど、甘い恋の始まりとはなりません。 譲二からすると、勤務先のジムでもゲイバーでもいつでも人に囲まれている人気者の石渡に引け目のようなものを感じて引いてしまうし、石渡からするといつも自分に合わせて…